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知ってトクするシゴトの韓国語

ハイ・キャリアの韓国語コラム。アイケーブリッジ外語学院の幡野さんがお届けする、日常生活やビジネスシーンの活き活きとした韓国語表現集。 旬の話題や、日本語と比較したときの興味深さなど、多彩な内容です。

第37回 「誤用も友達」

先日、韓国語関連の仕事をする友人からこんな話を聞きました。
「この前、知り合いの韓国人のお子さんが、

× 손이가 아파요. (ソニガ アパヨ)

って言ってて、あ、韓国人でも子供だと間違えるものなんだ、と思ったの」

正しくは、

◯ 손이 아파요. (ソニ アパヨ/手が痛いです)

ですね。「손(ソン/手)」という単語を「×손이(ソニ)」と捉えているのでしょう。

へぇ~!韓国人は口々に「-이/가の助詞の区別は頭で考えなくても自然に身についた」と言いますが、やはりこのような誤用を経て身についていくものなんですね。間違えていた頃の自分がどんなふうに話してたか覚えていないだけで。

それで思い出しましたが、子供は小さいころ耳から単語を覚えていくので、私の子供達も、「かががいる!」「がががいる!」と言っていました。それぞれ解読すると、「蚊がいる!」「蛾がいる!」なんです。

大人たちがよく、「あ!蚊が!」などと言うのを聞いて、夏に出現し、人間の血を吸い、痒くなる虫を「かが」だと思っているのです。蛾もしかり。

この、「単語に助詞が付いた形で覚えてしまう」のも日韓共通で面白いなぁ、と思いました。このように、誤用もお友達になるほど、日本語と韓国語は似ているわけですね。


知ってトクするシゴトの韓国語


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プロフィール

幡野泉

幡野泉さん
アイケーブリッジ外語学院」代表および「All About 韓国語」ガイド。 1998年、韓国・延世大学校韓国語学堂修了。同年コリア・ヘラルド新聞社主催「第33回外国人韓国語雄弁大会」にて最優秀賞・文化観光部長官賞受賞。 2004年に「シゴトの韓国語講座(現・アイケーブリッジ外語学院)」を開設。 同年、延世大学校韓国語教師研修所 第20期研修過程修了。 2016年 韓国雄弁人協会主催「第21回世界韓国語雄弁大会」にて国務総理賞受賞。 著書に『明日から使えるシゴトの韓国語』(アルク)、『シゴトの韓国語 基礎編応用編』(三修社)、『リアルな表現が話せる!韓国語フレーズブック』(新星出版社)などがある。 2010年の中国語講座開講をきっかけに中国語の学習を開始し、2014年にHSK(新漢語水平考試験)最上級6級で181点獲得(合否なし)。 2015年 第32回全日本中国語スピーチコンテストにて第2位入賞。 2016年NHK World Chinese主催 第3回中国語ラジオパーソナリティコンテストにて会場賞を受賞。

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