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知ってトクするシゴトの韓国語

ハイ・キャリアの韓国語コラム。アイケーブリッジ外語学院の幡野さんがお届けする、日常生活やビジネスシーンの活き活きとした韓国語表現集。 旬の話題や、日本語と比較したときの興味深さなど、多彩な内容です。

第42回「平昌オリンピック開会式'カナダラ順'に、プチとまどい」

韓国初の冬のオリンピック、平昌オリンピックが開幕しました!開会式、オンタイムでご覧になれなかった方も、再放送やニュースなどで少しご覧になりましたか?

各国選手の入場の順番が、「カナダラ順」だったこと、ご存知の方も多いと思います。いや~、新鮮と同時に、混乱しました(笑)。
(参考)平昌五輪2018「開会式 参加国・地域」(毎日新聞)

最初がオリンピック発祥のギリシャなのはいつもと同様ですね。上記サイトを見ると、

1.ギリシャ 그리스(グリス)
2.ガーナ 가나(ガナ)
3.ナイジェリア 나이지리아(ナイジリア)
4.南アフリカ 남아프리카(ナマプリカ)
5.オランダ 네덜란드(ネドrランドゥ)
6.ノルウェー 노르웨이(ノルウェイ)
7.ニュージーランド 뉴질랜드(ニュジrレンドゥ)
8.デンマーク 덴마크(デンマク)
9.ドイツ 독일(トギr)
10.東ティモール  동티모르(トンティモル)

です。お分かりでしょうか。「南アフリカ」「ドイツ」「東ティモール」のように、韓国語でも「漢字読み」をする国は、その漢字読みの順番になるのです。例えばドイツはGermanyではなく「독일(トギr)」といったように。

従って、日本もJapanでなく「일본(イrボン)」なので「ㅇ(イウン)」の順番での登場でしたし、例えばアメリカもAmericaではなく、「미국(ミグッ)」なので、「ㅁ(ミウm)」での登場。

何も分からなければ、何も気にせずボーッとみられるのでしょうが、韓国語がある程度分かるだけに、「え、なんでこの国がいま出てくるんだ?」と考え、やや戸惑いながら見ることになりました(笑)。

最後に唸(うな)ったのは、ハングルは平音のあとに激音(ㅋㅌㅍㅊㅎ)がやってくるので、例えば、トルコ(터키/トキ/Turkey)など、Tで始まる国は平音の「ㄷ」でなく、激音の「ㅌ」扱いとなることですね。

というわけで、仕事モードになり、変に頭を使ってしまった開会式となりました。

평창 올림픽 개막식에서 선수들이 나라 이름 순서로 입장했습니다!

(ピョンチャン オrリmピッ ケマkシゲソ ソンスドゥリ ナラ イルm スンソロ イpチャンヘッスmニダ/平昌オリンピックの開会式で選手たちが国名(のカナダラ)順で入場しました!)

ちなみにこの順番、韓国人の先生方にとってはごく自然で何の違和感もないそうです。それはそうでしょう。私たちの「あいうえお順」ですね!

冬のオリンピックは雪景色や氷上の華やかなユニフォームが好きです。すべての選手に声援を送りたいと思っています!


知ってトクするシゴトの韓国語


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プロフィール

幡野泉

幡野泉さん
アイケーブリッジ外語学院」代表および「All About 韓国語」ガイド。 1998年、韓国・延世大学校韓国語学堂修了。同年コリア・ヘラルド新聞社主催「第33回外国人韓国語雄弁大会」にて最優秀賞・文化観光部長官賞受賞。 2004年に「シゴトの韓国語講座(現・アイケーブリッジ外語学院)」を開設。 同年、延世大学校韓国語教師研修所 第20期研修過程修了。 2016年 韓国雄弁人協会主催「第21回世界韓国語雄弁大会」にて国務総理賞受賞。 著書に『明日から使えるシゴトの韓国語』(アルク)、『シゴトの韓国語 基礎編応用編』(三修社)、『リアルな表現が話せる!韓国語フレーズブック』(新星出版社)などがある。 2010年の中国語講座開講をきっかけに中国語の学習を開始し、2014年にHSK(新漢語水平考試験)最上級6級で181点獲得(合否なし)。 2015年 第32回全日本中国語スピーチコンテストにて第2位入賞。 2016年NHK World Chinese主催 第3回中国語ラジオパーソナリティコンテストにて会場賞を受賞。

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