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知ってトクするシゴトの韓国語

ハイ・キャリアの韓国語コラム。アイケーブリッジ外語学院の幡野さんがお届けする、日常生活やビジネスシーンの活き活きとした韓国語表現集。 旬の話題や、日本語と比較したときの興味深さなど、多彩な内容です。

第40回 「セレクトショップ」

セレクトショップ、お分かりですよね。店長さんがそれぞれのコンセプトを持って買い付けてきた品物が並ぶ、割とこぢんまりとしたお店。

韓国ファッション、雑貨を取り扱う「Midum(ミドゥム)」さん、そして「g.カロスキル」さんには、当校のスピーチ大会の協賛社になって頂いたりと大変お世話になっています。

私はどちらかというと服飾雑貨関係は人に選んでほしいタイプで、Midumさんやg.カロスキルさんの店長さんのような目利きの良い方を見つけると、離れられなくなるほどです。

さてそこで、この「セレクトショップ」、韓国語でどういうかご存知ですか?

편집숍」(ピョンジp ショp/[直訳] 編集ショップ)というのです。

へえ~!ですよね。

店長さんがセレクトした(選んだ)、という捉え方と、店長さんが(自身の持つ、打ち出したいコンセプトに合わせて)編集した、という捉え方、どちらもフムフム、という感じです。

서울 청담동이나 가로수길에서는 편집숍을 많이 볼 수 있습니다.

(ソウル チョンダmドンイナ カロスキレソヌン ピョンジp ショブル マニ ポrス イッスムニダ/ソウルのチョンダムドン(?潭洞)やカロスキルではセレクトショップをたくさん見ることができます)

ちなみに、最近は「편집샵(ピョンジp シャp)」と発音されることも多いそうです。

Midumさんは東京の初台に店舗があります。しかし、g.カロスキルさんもそうですが、
ホームページ、インスタグラム、Facebookなどに素敵な商品の写真を上げていらっしゃり、店舗に行かなくても「韓国初の良いもの、可愛いもの」のお買い物ができます。
是非覗いてみてくださいね!


第39回 「寒さの感じ方」

本日、強い寒気が流れ込み、東京都心でマイナス4度を記録。48年ぶりということで、大変驚いています。

私は富士山麓で生まれ育ち、しかも小学生の頃は真冬の登校前に野外のスケート場でフィギュアスケートを習っていました。 マイナス10度以下は日常茶飯事。なので東京を寒いと思ったことはありません。

また、本日仕事上の知人が韓国に行き、業務連絡がてら、やり取りをしました。

私「東京はマイナス4度で大騒ぎしていますよ」

先方「한국은 영하 12도예요. 집에만 있어야겠어요.」
(ハンググン ヨンハ シビドエヨ チベマン イソヤゲッソヨ
/韓国はマイナス12度です。[直訳]家にだけいないといけませんね→家から出られないですね)

ポイントは、「マイナス」を「영하(ヨンハ/零下)」と表現するところですね。ちなみに、有名なフィギュアスケーターのキムヨナさんは、김연아ですね。

さておき、上には上があるもので、ソウルの寒さはこれまた筆舌に尽くしがたいほどなわけです。

でも、韓国人は「日本は寒い」と言いますね。韓国は外が寒いからこそ、家の中をとても温かくして過ごす傾向がありますが、日本は(彼らの感覚だと)必要最低限しか部屋を温めないため、寒く感じるらしいです。

その韓国人の気持ちがとてもよくわかった出来事がありました。少し前、香港と深?を訪れてきたのですが、あんなに南に位置する香港が寒かったんです。

香港の1月は最高気温が12度~18度くらい。これだけ見ると、暖かそうですよね。でも、 寒かったんです。なぜかというと、香港は冷房文化で、暖房がないんです。

10度前後だとさすがにコートが必要で肌寒いのですが、屋内に入っても暖房がきいていないことがほとんどなので、ずっと寒い。コートが脱げない。

現地に駐在している知人の話では、オフィスの温度設定が常に15度に保たれているらしく、今のような冬の季節でも冷たい風が出てくるのだとか。
しかし、香港の人々は「そうするのが普通」と思っているとのこと。

と、寒さの感じ方は国によって違い、おもしろいな~と思った次第です。

さて、今日は寒い寒いと脅されたので、セーターを二枚着てきました!都会の皆さんは、薄着なんですよね。寒さ対策はまず、厚着ですよ。タイツ二枚、靴下二枚、ぜひ試してみてください(山麓出身者より)。


第38回 「こう見えて、スポーツが大好きです」

昨秋から実施していた「シゴトの韓国語'SALON'」、いよいよラストの「オリンピックの韓国語~競技名や実況中継の日韓比較」となりました。平日昼(1/10)の回と土曜(1/13)の回を設定し、平日クラスが終了したところです。

講師は我が校の柳先生。女性らしいロングヘアに、毎日スカートを履く柳先生(先生のパンツスタイルを見たことがありません!)。

今回授業が始まる際、このように紹介しました。「柳先生はこう見えて、スポーツがとてもお好きなんです」。韓国語にすると、

「류 선생님은 이래 봬도 스포츠를 아주 좋아하세요.」
(リュソンセンニムン イレベド スポチュルr アジュ チョアハセヨ)

ですね。「こう見えて」の韓国語は、「이래 봬도(イレベド)」。ここがポイントです。

ちなみに私がそう紹介したところ、柳先生が、

「보는 것만......(ポヌン ゴンマン/観るだけ......)」

とつぶやいていらっしゃいました。

第一回目の授業後に頂戴した受講生の感想より。

「日本語と韓国語の違いはもちろん、オリンピックの知識や用語の発音も学べました。オリンピックがより楽しめそうです」

「最近スポーツ観戦をする機会がなかったのですが、この講座を受けて、いろいろなスポーツを、日本語と韓国語の両方で観てみたいと思いました」

など嬉しいご感想を頂戴しました。

今週末の土曜の回、まだ少し残席があります。(※詳細・申込み)

平昌冬季オリンピック開幕まであと少し。政治で揺れ動く日韓、そして世界情勢ですが、日々鍛錬するアスリートへの声援、拍手は惜しまずにいたいものです。


第37回 「誤用も友達」

先日、韓国語関連の仕事をする友人からこんな話を聞きました。
「この前、知り合いの韓国人のお子さんが、

× 손이가 아파요. (ソニガ アパヨ)

って言ってて、あ、韓国人でも子供だと間違えるものなんだ、と思ったの」

正しくは、

◯ 손이 아파요. (ソニ アパヨ/手が痛いです)

ですね。「손(ソン/手)」という単語を「×손이(ソニ)」と捉えているのでしょう。

へぇ~!韓国人は口々に「-이/가の助詞の区別は頭で考えなくても自然に身についた」と言いますが、やはりこのような誤用を経て身についていくものなんですね。間違えていた頃の自分がどんなふうに話してたか覚えていないだけで。

それで思い出しましたが、子供は小さいころ耳から単語を覚えていくので、私の子供達も、「かががいる!」「がががいる!」と言っていました。それぞれ解読すると、「蚊がいる!」「蛾がいる!」なんです。

大人たちがよく、「あ!蚊が!」などと言うのを聞いて、夏に出現し、人間の血を吸い、痒くなる虫を「かが」だと思っているのです。蛾もしかり。

この、「単語に助詞が付いた形で覚えてしまう」のも日韓共通で面白いなぁ、と思いました。このように、誤用もお友達になるほど、日本語と韓国語は似ているわけですね。


第36回 「ジェッドリポ」

第11回韓国語講座スピーチ大会が無事終了しました。今年、最優秀賞を獲得したのはKさん。大好きな俳優さんに対する想いや夢を存分に韓国語で表現してくれました。

俳優Oさんのことを語るKさんの表情はそれは活き活きしていて、心から俳優Oさんのことを想っていることが伝わってきました。

韓国語は私たちにとって外国語。勉強したとしても当分の間は単語を思い出す作業や良い発音を意識するなどで、なかなか心と言葉がリンクしない状態が続きます。

心が入らないゆえに実は伝達に必要なニュアンスが出なくなり伝わりにくくなる。このとき単純に「発音が悪い」等と捉えがちですが、実は心と言葉がリンクしないがゆえに伝わりにくくなることが多々あるわけです。

しかし、Kさんの表情や言葉は愛に溢れていて、その想いが存分に伝わってきました。スピーチ大会の良いところは本当にいろいろあるのですが、大会のために練習を重ねていくと、初級の方であれ上級の方であれ、韓国語と感情が結びつくようになるのが、ひとつの大きな利点です。

さて、Kさんのスピーチの中にこんなフレーズがありました。

어느 날 잡지를 보다가 우연히 뮤지컬 [잭더리퍼] 일본 공연 포스터에서 O씨를 봤습니다.
(オヌナル チャプチルル ポダガ ウヨニ ミュジコル ジェッドリポ イルボン コンヨン ポストエソ オシルル パッスムニダ)

さて、皆さん!この「잭더리퍼(ジェッドリポ)」が分かりますか?分かる方は、このミュージカルをすでに知っている方に限られる、という自信があります(!?)。

答えは、

=====
「ある日雑誌を見ていたら、偶然、ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』日本公演のポスターで、Oさんを見ました。
=====

잭더리퍼(ジェッドリポ)は、ジャック・ザ・リッパーでした!

韓国語の外来語の理解しにくさが話題になるときに必ず登場するのが「マッカーサー」の話。韓国語では、「맥아더(メガド)」です。いやぁ、これを知った時の衝撃たるや。でも、英語の「th」は韓国語の「ㄷ」に相応することを知れば(一部例外あり)、韓国語の外来語にもだんだん驚きはなくなってきます。

毎年12月に開催しているスピーチ大会。今年は第二週目の週末でしたが、
会場の都合で第四週になることもあります。そんなわけで、スピーチ大会が終わると気分はあっという間にクリスマス、年末モード。

でもまだ今年中に片付けておきたい仕事が山積みです。あと2週間、がんばりたいと思います!



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プロフィール

幡野泉

幡野泉さん
アイケーブリッジ外語学院」代表および「All About 韓国語」ガイド。 1998年、韓国・延世大学校韓国語学堂修了。同年コリア・ヘラルド新聞社主催「第33回外国人韓国語雄弁大会」にて最優秀賞・文化観光部長官賞受賞。 2004年に「シゴトの韓国語講座(現・アイケーブリッジ外語学院)」を開設。 同年、延世大学校韓国語教師研修所 第20期研修過程修了。 2016年 韓国雄弁人協会主催「第21回世界韓国語雄弁大会」にて国務総理賞受賞。 著書に『明日から使えるシゴトの韓国語』(アルク)、『シゴトの韓国語 基礎編応用編』(三修社)、『リアルな表現が話せる!韓国語フレーズブック』(新星出版社)などがある。 2010年の中国語講座開講をきっかけに中国語の学習を開始し、2014年にHSK(新漢語水平考試験)最上級6級で181点獲得(合否なし)。 2015年 第32回全日本中国語スピーチコンテストにて第2位入賞。 2016年NHK World Chinese主催 第3回中国語ラジオパーソナリティコンテストにて会場賞を受賞。

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