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Bazinga!

第46回 Squat

 スクワットと聞くと、体育の授業で行った運動や筋肉トレーニングを思い浮かべるでしょう。英語でもこの運動をSquatと言いますが、この単語にはNothingという意味もあります。「何も言うことはありません」はI have nothing to tell you.ですがI've got squat to say.でも同じ意味になります。That does not mean anything.はThat doesn't mean squat.です。とてもカジュアルな表現なので、友達同士ではOKですが、仕事の場では適切ではありません。
 
 翌日に大切なプレゼンがあるのに、その準備が何もできていない時、友達にI've got squatと言えば、それは何の準備もできていない、ということです。


第45回 For real

 中学校で、「本当?」と驚きを示す表現としてReally?を習った人は多いでしょう。その時、先生から、「語尾は上げ調子で言いましょう」と教わったのではないでしょうか? 最近気づいたのですが、あまり上げ調子でReally?という人に出会う機会はありません。まず、Really?という表現自体、相手の言うことを疑っているようで失礼だ、とする考えもあります。また、実際に「そんなことがあるんだ」という意味でReally?と言っても、その時は上げ調子ではなく、平坦な調子で発言されます。
 
 若者(特に男性)と話をしていると、上げ調子のReally?の代わりに、For real?と上げ調子で言う人が多くいます。これは単純に「それは知らなかった」という意味で、相手の言うことを疑っているというわけではありません。ビジネスで使う表現ではないですし、若者の表現なので、あまり外国人が使う機会は多くないかもしれませんが、耳にして意味を理解できることは大切かもしれません。


第44回 Push myself

 今はオリンピックで盛り上がっていますが、日ごろ様々な努力をしなければならないのは、アスリートだけではありません。目標を立て、それを達成し、あとまだもう1歩がんばってみる、ということで、より良い結果を将来的に残そうとすることは、仕事など様々な局面であるでしょう。趣味でジョギングをしている人が、最後の1キロは少しペースを上げてみるというのもそうですし、試験前の勉強であと10分がんばってみる、というのも同じです。そのような時の表現として使えるのが、Push myselfです。I'm going to push myself here and work harder.と言えます。


第43回 Polar vortex

 2014年のアメリカは、大寒波と大雪で始まりました。いつもは雪の降らない地域や、氷点下にならない地域でも降雪があったり、氷が張ったりしました。私の住むミシガンは、例年たくさんの雪が降りますし、最低気温がマイナス20度くらいにまでなることもありますが、それを上回る状況でした。昨年も、1度大雪が降ったことがあり、日本でも知られている「アルマゲドン(最終戦争)」を文字って、Snowmageddonと言われました。日本のように「流行語大賞」があれば、選べれてもおかしくないほど使われた表現でした。今年の寒波で同じように流行した表現は、Polar vortex。日本語では「極渦」というようです。英語でも日本語でもなかなか耳慣れない表現です。アメリカでも、このPolar vortexがどのようなものか、気象予報士が解説していました。北極や南極(アメリカの場合は北極)の上空にできる気流の渦のことだそうで、それがアメリカにまで張り出してきたようです。国土が広いためか、多民族国家で特に共通の関心事が無いからか、理由ははっきりしませんが、アメリカには流行語大賞がありません。もしもあれば、2014年の候補になっていたでしょう。


第42回 好き嫌いのPerson

 「私は犬が好き」なら、I like dogs.と訳すのは中学校1年生の英語の授業で学びます。しかし、同じ意味でI'm not a dog person.と言われることもあります。○○が好き、という時に、その○○を形容詞化してPersonの前に付け加え、「○○が好きな人」という意味にするのです。これは犬だけではなく、I'm not a big sushi person.と言えば、お寿司があまり好きではないということ。Are you a pepperoni person?とピザを注文する時に聞かれたら、それはピザにサラミをのせてほしいかどうかという質問です。
 I'm a fan of....でも、何かが好きだということが伝わります。「ファン」と言えば、芸能人や歌手にだけ使いそうですが、英語ではI'm a big fan of + 動名詞、という構造も多く聞きます。



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プロフィール

木内裕也

木内 裕也さん
フリーランス会議・放送通訳者。 長野オリンピックでの語学ボランティア経験をきっかけに通訳者を目指す。 大学2年次に同時通訳デビュー、卒業後はフリーランス会議・放送通訳者として活躍。 上智大学にて通訳講座の教鞭を執った後、ミシガン州立大学(MSU)にて研究の傍らMSU学部レベルの授業を担当、2009年5月に博士号を取得。翻訳書籍に、「24時間全部幸福にしよう」、「今日を始める160の名言」、「組織を救うモティベイター・マネジメント」、「マイ・ドリーム- バラク・オバマ自伝」がある。アメリカサッカープロリーグ審判員、救急救命士資格保持。