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あなたの英語は大丈夫?必ず伝わるビジネス表現

第8回 イディオム -eye to eye-

先週に引き続き「イディオム」についてご紹介します。

空欄に入る「意見が合わない」という意味を持つイディオムはどれでしょうか。

・Our sales team and Product Development Department often __________________ with regards to new product launch dates.
 (弊社の営業チームと製品開発部は製品発売日について意見が合わないことが多い。)

A) don't hear ear to ear B) don't see eye to eye C) don't say mouth to mouth


【解説】
正解はB) don't see eye to eyeです。
「目を見合っていない=同じものの見方をしていない」となり、「意見が合わない」ということを表します。
直接的に「don't agree」と言うよりも柔らかいニュアンスを出せるので、例文のように否定文で頻繁に使われますが、もちろん肯定文で「意見が合う」という意味で使うこともできます。

I'm glad that we see eye to eye on the projects' details.
(プロジェクトの詳細について同意見のようで嬉しいです。)


また、以下のイディオムもビジネスではよく使われますので覚えておくと便利です。

・get the ball rolling:(会議や仕事など)~始める
・corner the market:市場を独占する
・raise the bar /ハードルを上げる、高い基準を設定する
・stand one's ground:意志を貫く
・touch base with:~と連絡する
・on the same page:意見が一致している、同じように考えている
・in a nutshell:簡単に言えば、要するに
・state of the art:最新鋭の、最高水準の
・at stake:危うくなっている、問題となっている


第7回 イディオム -ballpark-

使われている単語とは違った特殊な意味を持つイディオムは一つ一つしっかりと意味を覚えておく必要があります。

空欄に入る「おおよその数字」という意味を持つイディオムはどれでしょうか。

・The total cost for the new commercial is not fixed yet, but the _______________ is thirty million yen.
 (新コマーシャルの総費用はまだ確定していませんが、概算は3,000万円です。)

A) ballpark figure B)desert number C)village count


【解説】
正解はA)ballpark figureです。
普段は「野球場」を表すballparkも「ballpark number/figure」となると「概数」という意味になります。またballparkには他にも以下の様な言い回しがあります。

≪in the ballpark / おおよそ合っている≫
The first vendor's estimate was much too high, but the second was in the ballpark of our budget.
(最初のベンダーの見積もりはあまりにも高かったが、2社目の見積もりは予算におおよそ合っていた。)

≪in the same ballpark / 似ている・同種≫
Our current production problems are not even in the same ballpark as the ones we had in 2001.
(現在我々が抱えている生産の問題は2001年にあった問題とは全く別のものだ。)

単語が持つ本来の意味とは異なる使われ方をするイディオムは、あらかじめ知識がないと文章全体の理解が難しくなってしまいますので、特にビジネスで使われるイディオムは覚えておきたいものです。

次回もイディオムについて解説いたします。


第6回 不可算名詞

今回は「不可算名詞」についてご紹介します。
以下の例文の下線の単語の中で「s」を付けるべきではない不可算名詞はどれでしょうか?

・All equipments were delivered to Osaka branch last week.
 (全ての機器は先週、大阪支社に届きました。)

・All informations about the new promotion budget were shared in the last monthly meeting.
 (販促予算に関する情報はすべて前回の月例ミーティングで共有されました。)

・We received two advices from the business consultant about the upcoming business integration.
 (経営コンサルタントから近々の経営統合について2つのアドバイスを受けました。)

・We received many positive feedbacks from our client in Germany.
 (ドイツの顧客からたくさんの前向きなフィードバックを頂きました。)

・Our Customer Support Center is available to offer you various assistances.
 (カスタマーサポートセンターは、皆様を色々な面からお手伝いいたします。)

・I had to go through various trainings before moving to my new position.
 (新しい役職に就く前に様々な研修を受けなくてはいけなかった。)

・The R&D team has conducted extensive researches on renewable energy sources.
 (R&Dチームは、再生可能エネルギー資源について広範囲な調査を行った。)

【解説】
正解は、上の例文に使われた名詞は全て不可算名詞です。いずれも複数形の「s」をつけることはできません。

不可算名詞に対して量を表す場合は、前に形容詞をつけたり、後に可算名詞をつけ加えるなど様々な方法があります。

2つの機器:Two pieces of equipment
全ての情報:all pieces of information
2つのアドバイス:two pieces of advice
たくさんのフィードバック:a lot of feedback
様々な手助け:various types of assistance
様々な研修:various training sessions
膨大なリサーチ:extensive research

ネットや雑誌などで英文を読む場合は、不加算名詞にも注意してみてください。


第5回 「珍しい」の表現

今回は、「rare」「unusual」「unheard of」の使い分けについてお伝えします。

△ Being promoted from a section chief to a vice president is rare at any company.
(課長から副社長への昇進というのは、どの会社でも貴重だ。)

△ Being promoted from a section chief to a vice president is unusual at any company.
(課長から副社長への昇進というのは、どの会社でも普通ではない。)

〇 Being promoted from a section chief to a vice president is unheard of at any company.
(課長から副社長への昇進というのは、どの会社でも異例だ。)

【解説】
「珍しい」ということをニュートラルに伝える場合は「unheard of」を使うのが最も適しています。

「rare」はポジティブに捉えているニュアンスになりますので、例えば Talent like his is rare in someone so young.(彼のような才能は、あれほど若い人の中では貴重だ。) といった場合には良いでしょう。

また、「unusual」の場合には逆にネガティブな印象を与えることがあります。そのため、 It is unusual for him to be late.(彼が遅れて来るというのは、普通ではない。)のような場合に使うのが適しています。

「rare」も「unusual」も意味としては伝わりますが、客観的な事実として伝えたい場合には「unheard of 」を使う方がよいでしょう。


第4回「tend to...」と「be prone to...」の使い分け

今回は、「~する傾向がある」という意味を持つ2つのフレーズ「tend to...」と「be prone to...」の使い分けについてご紹介します。

早速ですが、問題です。「コンサルティング企業は、事業活動において透明性が高い傾向にある」を英文にする場合、「tend to...」と「be prone to...」のどちらを使う方が適切でしょうか。

正解は「tend to」です。
Consulting firms tend to be transparent in their business activities.


【解説】
「tend to...」も「be prone to...」も「~する傾向がある」という意味ですが、そのあとに続く内容やニュアンスに応じて、適切に使い分ける必要があります。

「tend to...」は、何かが頻繁に起こる傾向がある場合に使われます。ネガティブな場合でもポジティブな場合でも使用することができ、ニュートラルな意味です。

一方、「be prone to...」は、ネガティブな結果に対してしか使用できません。そのため、「ビジネスが透明性が高い」というのはポジティブなことに対しては、「be prone to」を使うことはできません。例えば「ミスが起こりやすい」や「けがをしやすい」といったネガティブな内容について話す場合には「be prone to (making) errors/mistakes」「be prone to injury」と言うことができます。


日本語では同じ「~する傾向がある」という意味で訳されますが、英語では書き手の意図や強調したい内容によって、「tend to...」と「be prone to...」を使い分けるということを覚えておくと良いですね。



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英会話講師がクライアント様の社内に常駐し、オフィス内を英語環境にすることで社員の英語力向上を目指す「オフィス内英語学校 」を運営しています。国内外の大手企業様延べ3000名以上にプログラムをご提供しています。