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あなたの英語は大丈夫?必ず伝わるビジネス表現

第6回 不可算名詞

今回は「不可算名詞」についてご紹介します。
以下の例文の下線の単語の中で「s」を付けるべきではない不可算名詞はどれでしょうか?

・All equipments were delivered to Osaka branch last week.
 (全ての機器は先週、大阪支社に届きました。)

・All informations about the new promotion budget were shared in the last monthly meeting.
 (販促予算に関する情報はすべて前回の月例ミーティングで共有されました。)

・We received two advices from the business consultant about the upcoming business integration.
 (経営コンサルタントから近々の経営統合について2つのアドバイスを受けました。)

・We received many positive feedbacks from our client in Germany.
 (ドイツの顧客からたくさんの前向きなフィードバックを頂きました。)

・Our Customer Support Center is available to offer you various assistances.
 (カスタマーサポートセンターは、皆様を色々な面からお手伝いいたします。)

・I had to go through various trainings before moving to my new position.
 (新しい役職に就く前に様々な研修を受けなくてはいけなかった。)

・The R&D team has conducted extensive researches on renewable energy sources.
 (R&Dチームは、再生可能エネルギー資源について広範囲な調査を行った。)

【解説】
正解は、上の例文に使われた名詞は全て不可算名詞です。いずれも複数形の「s」をつけることはできません。

不可算名詞に対して量を表す場合は、前に形容詞をつけたり、後に可算名詞をつけ加えるなど様々な方法があります。

2つの機器:Two pieces of equipment
全ての情報:all pieces of information
2つのアドバイス:two pieces of advice
たくさんのフィードバック:a lot of feedback
様々な手助け:various types of assistance
様々な研修:various training sessions
膨大なリサーチ:extensive research

ネットや雑誌などで英文を読む場合は、不加算名詞にも注意してみてください。


第5回 「珍しい」の表現

今回は、「rare」「unusual」「unheard of」の使い分けについてお伝えします。

△ Being promoted from a section chief to a vice president is rare at any company.
(課長から副社長への昇進というのは、どの会社でも貴重だ。)

△ Being promoted from a section chief to a vice president is unusual at any company.
(課長から副社長への昇進というのは、どの会社でも普通ではない。)

〇 Being promoted from a section chief to a vice president is unheard of at any company.
(課長から副社長への昇進というのは、どの会社でも異例だ。)

【解説】
「珍しい」ということをニュートラルに伝える場合は「unheard of」を使うのが最も適しています。

「rare」はポジティブに捉えているニュアンスになりますので、例えば Talent like his is rare in someone so young.(彼のような才能は、あれほど若い人の中では貴重だ。) といった場合には良いでしょう。

また、「unusual」の場合には逆にネガティブな印象を与えることがあります。そのため、 It is unusual for him to be late.(彼が遅れて来るというのは、普通ではない。)のような場合に使うのが適しています。

「rare」も「unusual」も意味としては伝わりますが、客観的な事実として伝えたい場合には「unheard of 」を使う方がよいでしょう。


第4回「tend to...」と「be prone to...」の使い分け

今回は、「~する傾向がある」という意味を持つ2つのフレーズ「tend to...」と「be prone to...」の使い分けについてご紹介します。

早速ですが、問題です。「コンサルティング企業は、事業活動において透明性が高い傾向にある」を英文にする場合、「tend to...」と「be prone to...」のどちらを使う方が適切でしょうか。

正解は「tend to」です。
Consulting firms tend to be transparent in their business activities.


【解説】
「tend to...」も「be prone to...」も「~する傾向がある」という意味ですが、そのあとに続く内容やニュアンスに応じて、適切に使い分ける必要があります。

「tend to...」は、何かが頻繁に起こる傾向がある場合に使われます。ネガティブな場合でもポジティブな場合でも使用することができ、ニュートラルな意味です。

一方、「be prone to...」は、ネガティブな結果に対してしか使用できません。そのため、「ビジネスが透明性が高い」というのはポジティブなことに対しては、「be prone to」を使うことはできません。例えば「ミスが起こりやすい」や「けがをしやすい」といったネガティブな内容について話す場合には「be prone to (making) errors/mistakes」「be prone to injury」と言うことができます。


日本語では同じ「~する傾向がある」という意味で訳されますが、英語では書き手の意図や強調したい内容によって、「tend to...」と「be prone to...」を使い分けるということを覚えておくと良いですね。


第3回 As you know(ご存じの通り)

今回は、相手がすでに知っている内容について話す時に使う、「ご存じの通り」という表現について
解説します。

△ As you know, consumers are becoming more environment-conscious and to develop eco products is a must.
(ご存じの通り、消費者の環境への関心が高まっており、エコ製品の開発が必須です。)

◯ As you might know, consumers are becoming more environment-conscious and to develop eco products is a must. 
(ご存じかもしれませんが、消費者の環境への関心が高まっており、エコ製品の開発が必須です。)

◯ As you may know better than I do, consumers are becoming more environment-conscious and to develop eco products is a must. 
(私よりも十分に把握されているかもしれませんが、消費者の環境への関心が高まっており、エコ製品の開発が必須です。)

【解説】
「ご存知の通り」という意味のas you knowは使いやすい表現ですが、実は少し注意が必要です。

「知っているのが当然」だというニュアンスを言外ににおわせてしまうため、もし相手がその事実を知らない場合は気分を害してしまうかもしれません。

そのような事態を避けるためには、「相手がその事実を知らないかもしれない」という前提で、as you might knowを使うのがおすすめです。mightを付け加えることにより「ご存じかもしれないですが」というニュアンスになり、より柔らかい表現になります。

反対に「相手がその事実を十分に知っている」ということであれば、as you may know very wellやas you know better than I doといった謙遜表現を使うことで、相手が知っていても繰り返し言うべき内容を円滑に伝えることができます。

ぜひ相手の状況を考慮した使い分けをマスターして下さい。


第2回 You might/may want to(したほうが良いですよ)

今回は、「~したほうが良いですよ」と相手にアドバイスや提案をする時のフレーズをご紹介します。

△ You should amend the wording of the contract so that we can ensure the quality.
(品質を担保するために、契約書の文言を修正すべきです)

○ You might want to amend the wording of the contract so that we can ensure the quality.
(品質を担保するために、契約書の文言を修正したほうがいいですよ)

○ You may want to amend the wording of the contract so that we can ensure the quality.
(品質を担保するために、契約書の文言を修正したほうがいいですよ)

【解説】
学校でshouldを単純に「~すべきである」と習った人は多いと思いますが、shouldには「正当性」を強く訴えるニュアンスがあるため、You shouldと相手に使うと、「自分の主張が正しい」=「やや上から目線」ととらえられてしまう場合があります。

それに対してYou might/may want toは直訳すると「あなたは~したいかもしれません」となり、婉曲的な表現ですので、相手の立場や気持ちを尊重しながらアドバイスをする場合にはピッタリの表現です。

その他の丁寧なアドバイス表現としては、How about if you...やIt might be helpful if you...などもあります。

上記の例文を言い換えると、
How about if you amend the wording of the contract so that we can ensure the quality?
It might be helpful if you amend the wording of the contract so that we can ensure the quality.  
となります。

英語では、丁寧になるほど英文がまわりくどく長くなるという特徴があります。
今日ご紹介した表現も、mayやmightを使って「~かもしれない」と婉曲的にしたり、ifを使って仮定法にしたりと、直接的なアドバイス表現よりも、まわりくどく長くなることで、丁寧な言い回しになります。

もちろん直接的にshouldを使った方がよい場面もあるかと思いますが、特にビジネスではshouldは気をつけるべき単語という認識を持った方がよいでしょう。



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英会話講師がクライアント様の社内に常駐し、オフィス内を英語環境にすることで社員の英語力向上を目指す「オフィス内英語学校 」を運営しています。国内外の大手企業様延べ3000名以上にプログラムをご提供しています。