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放送通訳者直伝!すぐ使える英語表現

第146回 「ジレンマ」

Catch-22 (ジレンマ)

It's a Catch-22 situation. If you do it, there are some risks. If you don't do it, you'll regret it.

(それは八方ふさがりの状況ですよ。やればリスクがあります。やらなかったら後悔しますから。)

本年最初にご紹介するのはCatch-22。「ジレンマ」という意味で、a Catch-22 situationは「八方ふさがりの状況」と訳します。アメリカの作家Joseph Hellerの同名小説より生まれた表現です。1961年に出た作品ですので、比較的新しいと言えるでしょう。Catchは小文字で表すこともあり、Catch-23と数字が異なる場合もあります。

ところで数字を用いた表現は他にもいくつかあります。たとえば24/7(twenty-four seven)は「いつも、休まないで」という意味で、「年中無休」を表します。five-and-ten(二流の)、nine days' wonder(すぐに忘れ去られるもの)なども口語で出てきます。ちなみにnine days' wonderは日本語で言うところの「人のうわさも75日」。「75」や「9」という違いも面白いですよね。

さあ、2017年が始まりました。先の例文にある通り、「トライせねば後悔あり」と考えるならば、今年も貪欲に色々と立ち向かいたいですよね。お互いがんばりましょう!


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プロフィール

柴原早苗

柴原 早苗さん
放送通訳者、獨協大学非常勤講師。上智大学卒業、ロンドン大学LSEにて修士号取得。ロンドンのBBCワールド勤務を経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。 アルク「English Journal」でBBC Newsを監修した後、現在はNHK「ニュースで英会話」ウェブサイトの日本語訳・解説を担当中。 現在は通訳学校でも後進の指導にあたる。ESAC英語学習アドバイザー資格制度マスター・アドバイザー。 著書に「通訳の仕事 始め方・稼ぎ方」(イカロス出版、2010年:共著)。「放送通訳者・柴原早苗のブログ」を更新中。