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放送通訳者直伝!すぐ使える英語表現

第159回 「どこからともなく出てくる」

come out of the woodwork どこからともなく出てくる

After talking about my weight loss plan, many of my friends came out of the woodwork to offer advice.

(ダイエット計画を話すと、多くの友人たちがどこからともなく出てきて私にアドバイスをしようとしてきました。)

come out of the woodworkは「突如としてどこからともなく出てくる」です。他にも「意見を述べようとして突然姿を現す」という意味もあります。

woodwork自体は「木工品、木材工芸」です。なぜ「ぞろぞろ出てくる」という意味になったかと言いますと、家の中に突然、どこからともなく虫がわいて出てくるからだそうです。確かに「一体どこから?窓は閉め切っていたのに」ということがありますよね。

ちなみにサッカー用語でwoodworkは「ゴールポスト」を指します。スポーツニュースがCNNでもよく出てくるのですが、英語は同じ言い回しを避けるため、goal postを使うと次はwoodworkという具合に類語を用います。kick the ball into the back of the netは「ボールをネットに押し込む」、つまり、「ゴールを決める」という意味です。

ところでwoodと言えば、ロックフェスティバルで有名なWoodstockはアメリカ・ニューヨーク州の東部にあります。実はイギリスのオックスフォード近郊にも同名の街が存在します。そこに住む知人が「ロックフェスがあると勘違いしてウチの近所に観光客が来た!」と言っていたことがありました。ロックフェスが各地で行われる夏になると、このエピソードを思い出します。


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プロフィール

柴原早苗

柴原 早苗さん
放送通訳者、獨協大学非常勤講師。上智大学卒業、ロンドン大学LSEにて修士号取得。ロンドンのBBCワールド勤務を経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。 アルク「English Journal」でBBC Newsを監修した後、現在はNHK「ニュースで英会話」ウェブサイトの日本語訳・解説を担当中。 現在は通訳学校でも後進の指導にあたる。ESAC英語学習アドバイザー資格制度マスター・アドバイザー。 著書に「通訳の仕事 始め方・稼ぎ方」(イカロス出版、2010年:共著)。「放送通訳者・柴原早苗のブログ」を更新中。