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放送通訳者直伝!すぐ使える英語表現

第164回 「詳細な調査の対象となる」

put under the microscope 詳細な調査の対象となる

The country's election system is being put under the microscope since there had been some frauds.

(その国の選挙制度は詳細な調査の対象となっています。不正があったからです。)

microscopeは「顕微鏡」、put under the microscopeは「詳細な調査の対象となる」という熟語です。比ゆ的に用いられるもので、人や物を徹底的に調べるというニュアンスを有します。put under the microscopeは文字通り訳せば「顕微鏡に入れる」ですので、雰囲気は想像しやすいですよね。

microscopeはmicro(小さい)とscope(見る機械)が組み合わさった語です。microの反対はmacroですが、macroscopeという語はありません。ただし、macroscopicは辞書にも掲載されており、これは「肉眼で見える、大規模な、巨視的な」という意味です。ちなみにコンピュータ用語にもmacroがあります。これは複数の作業工程をショートカットキーなどの「マクロ」として記録することで、プロセスを簡略化できるというものです。同じ作業を何度も繰り返さずにすみますので時間節約になりますよね。

ところで顕微鏡を初めて発明したのはオランダの眼鏡師・ヤンセン親子です。17世紀初めのことでした。その後イギリスやドイツで改良が加えられ、レンズで有名なドイツのツァイス社も顕微鏡で人気を博しています。


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プロフィール

柴原早苗

柴原 早苗さん
放送通訳者、獨協大学非常勤講師。上智大学卒業、ロンドン大学LSEにて修士号取得。ロンドンのBBCワールド勤務を経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。 アルク「English Journal」でBBC Newsを監修した後、現在はNHK「ニュースで英会話」ウェブサイトの日本語訳・解説を担当中。 現在は通訳学校でも後進の指導にあたる。ESAC英語学習アドバイザー資格制度マスター・アドバイザー。 著書に「通訳の仕事 始め方・稼ぎ方」(イカロス出版、2010年:共著)。「放送通訳者・柴原早苗のブログ」を更新中。