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放送通訳者直伝!すぐ使える英語表現

第167回 「素直に認める」

make no bones about ...~を素直に認める、~について率直に言う

I saw her going out with a new boyfriend so I asked her. She made no bones about it.

(新しい彼氏と歩いていたので彼女に聞いてみました。率直に認めていましたね。)

make no bones about ... の語源には諸説あるようです。中でも有力なのは「サイコロ遊び」から来たというもの。サイコロは昔、骨から作られていました。ただ、実際のところ、ネイティブスピーカーもこの表現の成り立ちについてはあまり知らないとインターネットの各ページには出ています。

boneを辞書で引くと、こうした珍しいフレーズが結構ありました。たとえばa bone of contention(争いの種)、throw ... a bone(人に多少の援助をする)、to the bone (節約などがぎりぎりまで)などです。「からからに乾いた」はbone-dryと言います。形容詞です。

ところで私は昔から辞書引き遊びが好きで、今でも紙辞書を広げてはどんどん「脱線」しています。たとえば今回のboneの場合、最後のeを他の母音にしたらどのような単語があるか調べるのです。bonaから連想してbonafide(真実の)、boni→bonito(カツオ)、bono→U2のBonoという具合。uならbonusですよね。私にとって既知の単語をあらためて引き直すことそのものがbonusです。


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プロフィール

柴原早苗

柴原 早苗さん
放送通訳者、獨協大学非常勤講師。上智大学卒業、ロンドン大学LSEにて修士号取得。ロンドンのBBCワールド勤務を経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。 アルク「English Journal」でBBC Newsを監修した後、現在はNHK「ニュースで英会話」ウェブサイトの日本語訳・解説を担当中。 現在は通訳学校でも後進の指導にあたる。ESAC英語学習アドバイザー資格制度マスター・アドバイザー。 著書に「通訳の仕事 始め方・稼ぎ方」(イカロス出版、2010年:共著)。「放送通訳者・柴原早苗のブログ」を更新中。