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世界衝撃TOEIC攻略法

第28回 丁寧な自己分析で挫折とはさようなら!

皆様、こんにちは。

前回は、挫折しない方法、すなわち、継続のコツは目標と行動と性格の合致、そして意識的なやる気の充電が大切だとお話しました。要は自分が駆り立てられるような目標を立て、そしてそれに直結する学習計画を組んでいくということですね。すぐに目に見える向上が感じられれば一番ですが、語学はそうでない時も少なくありませんから、そんな時には自分へのご褒美を計画しておくということです。

とは言っても自分にあった学習方法が良くわからないという方は是非、丁寧に自己分析をしてください。

ということで、今回は自己分析についてお話していきたいと思います。

自己分析についてはいくつかの方法があります。
一番基本的なやり方からお話しましょう。

これは転職や自分のキャリアプランが描けていない時に有効なやり方です。キャリアプランが描けていないという意味は、5年後や10年後の自分が見えない、想像できない、ということです。もし5年、10年後自分は「こういう市場でこんなポジションで仕事をしているだろうなぁ」と想像できるのであれば、キャリアプランを意識している状態にあると言えます。

さらに、そこまで行き着くためのやり方や段取りが見えていれば、完全にキャリアプランが描けているということになります。

もしそうでないのであれば、是非、これからお話しする自己分析をしてみましょう。


弱み Weakness 強み Strength
例、飽きっぽい Fickle 好奇心が強い Curious

と、自分の強みと弱みを対にして書いていくという作業です。英語を使った仕事をしたい場合は、ここで出てくる言葉が履歴書でも、面接でも頻出するということになりますから、英語でも同じように辞書を使って整理しておきましょう。

ここで対にするという意味は、強みと弱みは裏腹だということを自分に理解させるということです。

これができていると自分の弱みはなんですか?と面接で聞かれても、強みとして結論づけて自己PRすることもできます。

それからもう一つ私自身もそうですが、どちらかというと日本の義務教育を受けて育った方は、減点方式で採点されてきた経験があるせいか、自分の弱みの方が良く理解できていることが多いように感じます。

私の場合は、
「私なんて、飽きっぽいから駄目」
と考えてしまいがちとなります。

でも、飽きっぽい性質の裏側にあるのは、新しい事に興味がある、好奇心があるとも言えるのです。

それが自分の無意識の理解だけでなく、自分の意識にも顕在化できていれば、そういう自分にあった仕事を見つけることもでき、それができれば自分の人生に対する満足度も高まる、つまり、幸せになりやすいと言えると思います。

飽きっぽい=好奇心というのは私自身の性質でもあります。

以前、私は通訳という仕事が向いてないと思ってキャリアチェンジをした事があります。

この時、実はIT業界の通訳を専門としていたので、他の分野の通訳をほとんどしたことが無かったので、通訳という仕事に飽きてしまっていたのですが、そこで自己分析が完全に出来てなかった私は、IT業界の通訳だけに絞っていたから陥っていた伸び悩みの状態だったのに、通訳も向いていないと結論づけていてしまったのです。

今はようやくそこも理解でき、社内通訳と呼ばれる専属の通訳のお話が来ても、或は、一つの業界に絞る方が良いと先輩に言われても、自分のために必ず様々な分野の通訳をするということで、自分の性格に合ったキャリアを形成することができるようになりました。

ということで、実は弱点は強みにすることができると思うのです。

ですから、もし私と同じような傾向、すなわち、自分の弱点を先に考えがちであれば、どんどん私って○○だから駄目という、○○を表に書き込んでいってください。

そして今度はちょっと俯瞰して、他人にそういう欠点があると相談された時に、その人を励ますためには、どうしたら前向きに解釈できるかな?と自問自答する感じで、強みとしての解釈をどんどん書き込んでいきましょう。

キャリアプランだけでなくて、学習プランにもとっても役立ちます。

飽きっぽい人のプランとそうでない人のプランでは全く違ってしまうからです。

飽きっぽい人は同じことを繰り返すのが苦手な方とも言えますから、単語も同じ参考書で反復して覚えるというよりも、興味の湧いたらどんどん新しい本ややり方に手を出した方が良いわけです。

重要な単語であれば、また出会いますから、そこで反復すればいい訳ですね。もちろん教材を購入したりしますから、同じ参考書や教材を勉強する人よりは無駄が多いように見えるかもしれません。

が、それでも、英語に飽きたわけではないのに、教材に飽きただけで勉強が止まってしまう方がよっぽど無駄、損だと思うのです。

もちろん私と真逆の方は、ぜひ同じ教材を繰り返し、反復学習してください。その方が確実にお金の無駄は防げますし、同じ単語に会う機会も多くなり、記憶に残りやすくなります。

ということで、自己分析のやり方、そして、その分析を人生のキャリアプラン上でも、英語学習プラン上でも、使えるということをお話させていただきました。

これで自分にぴったり合ったキャリアプランが立てられ、ゆえに英語の目標が明確化できて、それを達成するための自分にあった学習プランが立てられるはずですね。

とここまで言っておいて、実は、私も自分にぴったり合ったフリーランスの通訳の仕事のスタイルにたどり着くまでには20年かかりましたから、この作業はあくまで常に継続していく作業なのだということも、是非、ご理解ください。

自分も常に変化していますから、それに合わせて、自分を見直していく。

PDCサイクルというのがありますが、それを同じように、常に見直して改善するということはより自分の幸せを高めていく上で必要な事なのだと私は考えています。

それではここまでで目標も立てられ、自分にあった学習プランがどういうものであればいいのかが分かったと思いますので、次回は隙間時間の見つけ方とその活用方法についてお話していきたいと思います。

どうぞお楽しみに。


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プロフィール

小熊弥生

小熊 弥生さん
同時通訳者。ビジネスシーンを中心に活躍し、数百億円規模の商談に多数関わってきた。アンソニー・ロビンズ(世界的ベストセラー作家)やノーベル物理学賞受賞者の来日講演、F1ドライバー(ヤルノ・トゥルーリー)の取材、アメリカ最大のプロレス団体WWEの来日記者会見など、数々のイベントでも通訳をつとめる。 短大入学時点では、英語力は平均以下だった(英検四級、TOEIC280点)。それが独自の勉強法を駆使した結果、3年後には通訳デビューを果たす。フジテレビ番組『世界衝撃映像社』に、「通訳」としてレギュラー出演。
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