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世界衝撃TOEIC攻略法

第39回 本当に英語が身に付くシャドーイングのやり方!

皆様、こんにちは。

5月29日に開催されたTalent Searchの時の動画が公開中と告知させていただきましたが、85名の方にコメントを頂き、合計3,716回見ていただくことができました。お会いした方からもとてもありがたい励ましの言葉を頂戴しました。もちろんTEDx東京の方がよかったという声も多かったですが...。いずれにしても、少しでも同時通訳の仕事について理解が深まれば本望です。
http://talentsearch.ted.com/video/Yayoi-Oguma-Behind-the-scenes-o;TEDTokyo

ご覧いただいた方、コメントくださった方、この場をお借りしてお礼申し上げます。

さて、今回も皆様にお知らせがあります。
半年でTOEICが500点アップした事がきっかけで英会話の主任講師になり、その後通訳としてデビューできた経緯からもTOEICは私にとって大切な人生の転換期であり、その後の自分の人生の成功へのGatewayでありました。

しかし、900点超えても、思ったように話せないなど実践的な英語と試験対策のための英語の間にある乖離にも悩まされました。

そこで、是非、その両方を得られる手段がないかと模索し、過去にはアプリなどを作ったりもしましたが、今回はセミナーとTOEIC講座の監修をさせていただくことになりました。

セミナーは題して
「TOEIC これならスコアも英語実践力もすぐ、ドーンとアップ、でも楽しい!」

現場では英語を使えるのに点数があがらない、点数はあがったけれど、思うように使えないという問題を目から鱗の勉強法/モチベーションアップ法で解決していきます。これからTOEICを受験する入門者からTOEICを教える立場の方にも目から鱗の有益な情報を提供しますので是非、いらしてください。

http://cul.7cn.co.jp/programs/program_616630.html

さて、前回のブログでは、発音を改善するために私が実際に使った方法で、シャドーイング、分解、分析、録音、反復というやり方がよいということをお伝えいたしました。

先週英語セッションをさせていただいた方のシャドーイングを聞いた時に、もしかしたら皆さん私のやっているシャドーイングと皆さんがやっているシャドーイングは全然違うのかもしれないと思うことがありました。

そこで今回は身に付くシャドーイングについて詳しく解説していきたいと思います。

最初にシャドーイングという言葉は影という意味ですから影武者のように原文について聞いたままを声に出す事です。

ところがこのシャドーイングを効果的に行えてないことが多々あるようなのです。
腹筋を鍛えるのに勢いを使ってしまって、筋肉を鍛えきれてないまま、ただ回数だけ重ねるのと同じような問題です。

失敗パターンからお伝えいたします。
・作業になってしまっている。
・難しい教材を使いすぎてついていけてない。
・簡単な教材すぎてトレーニングになっていない。
・声が小さすぎる。

自分がどのパターンに陥ってしまっているかは必ず録音して確認しましょう。

まず一つ目の作業になってしまっている問題から改善していきましょう。
作業になってしまっているというのはただ聞こえた音をそのまま言っているつもりになってしまっているという状態という意味です。

自分でできているかどうかわからない場合はこの問題に陥っている可能性が大です。

録音して、原文と比較してみましょう。
プレゼンテーションZENで有名なガーレイノルズさんも「録画するだけでテニスがうまくなった」とおっしゃっていました。
私も自分のダンスを録画してへこみましたが、でも、何ができてないのか?何が先生と違うのかがよくわかりました。
シャドーイングでも同じです。

録音で自分のパフォーマンスがどうなっているのかを客観的に分析せず、やりっぱなしにしても、ただただ時間だけがすぎていってしまい時間に見合った成果は得られません。

ではそれぞれの問題点に対する解決策にどんなものがあるかをお伝えしましょう。

・作業になってしまっている。
ただ聞いたものを繰り返すだけでは効果は薄いのです。
もっと短時間で効果をあげていくためにできることはまずは声を大きく、そしてできるだけものまねをするようにしましょう。声の調子、抑揚、間そのすべてを全くそっくりそのまま、まねてみましょう。
自分がまるでその人になったように、気持ちまで同調させ、感情も動かせれば尚一層の効果が高まります。

・難しい教材を使いすぎてついていけてない。
ついていけてなければ当然上記のようななりきりシャドーイングもできないでしょうから、難しすぎればその教材はちょっと先までとっておいて、もう少し楽な教材に切り替えましょう。あるいは、もしその教材を使いたい場合は、日本語訳がついていればそれを先に読んで内容を理解しましょう。その後に、トランスクリプションがあれば、それを音読し、キーワードを日英確認しましょう。その後に、シャドーイングしましょう。そうすれば、発音、抑揚、間などに集中してしっかりと身につけることができます。

・簡単な教材すぎてトレーニングになっていない。
もし最初からすべてを完璧にできてしまうというぐらいだとしたら、簡単すぎるでしょう。この場合、少し難易度をあげていく必要があります。二倍速にする、あるいは、暗唱できるようにするというように負荷を増やしていくこともできます。この場合は、リスニングを強化するというよりもスピーキングや発音をよくすることになります。できれば、簡単すぎる場合はもう一つ難しい教材に変えていきましょう。これまで英会話教材で練習していたのであれば、英語学習のために録音された教材ではなくて、VOAやTEDなど字幕付きの生教材を使いましょう。生の教材だからこそ聞ける冗談の部分がもごもご小声で早口になっていて、文法的にはあってないけれどでも、話し言葉としては使われる表現にも触れることができるので、より高度ですが、実際の場でも理解できる確率があがると言えます。

・自分の声が小さすぎる。
シャドーイングする自分の声が小さすぎると十分な練習になりません。もちろん電車の中、歩いている時などは大きい声では周りの迷惑になるかもしれませんから、小さい声でも仕方ありません。ですが、自宅や自習室で練習する時には是非、録音した後はっきり聞き取れるぐらい声を大きくしてください。そうすることで、より体で英語を習得することができるのです。歌を練習する時も小さい声で歌っているばかりでは本番ステージにたって歌うことはできないですよね。同じようなことです。小さい声ではどう間違えているのかも理解するのは難しいでしょう。

今回はシャドーイングの極意、効果的に行うための秘訣について話をしてきました。いかがでしたか?

次回もお楽しみに。


第38回 発音はものまねシャドーイング→間違え探し!

皆様、こんにちは。

5月29日に開催されたTalent Searchの時の動画が公開中なのは第35回目で告知させていただきました。
1339名とたくさんの方に見ていただいて大変感謝しております。
登録するか、facebookにリンクさせないとrateもcommentもできないとちょっと手間ではありますが、是非、英語を勉強されている方は、英語でのcommentを残してみませんか?
いつもinputの勉強だけでoutputがなければ、受動語彙は能動語彙に変わらず、いつまでたってもスムーズに話したり、書いたりできないままになりがちです。
ですので、英語を使う良い機会ということで、自分が感じたことを英語にしてみてください。一言だけでも大歓迎です。
他の方のコメントを参考にして書いてみても良いですよ。
http://talentsearch.ted.com/video/Yayoi-Oguma-Behind-the-scenes-o;TEDTokyo

前回のブログでは、リスニングをどーんと強化するためにはメンタルも整える必要があり、さらに的確にリスニング力を分析すること、またそれぞれの対策についてもお話をしました。

今回は賢い発音の改善の仕方をお伝えいたします。
前回も、リスニングでテーマがシームに近い音だったので理解できなかったという話をしました。発音でも同じく自分がテーマと発音してしまったら、相手は理解してくれません。

もちろん日本人の発音に慣れている方や文脈から類推できる時には例外になりますが、それでも、誤解の原因にもなりえますから、少しでも努力する必要はあるでしょう。

上記で紹介したTED audition talkとTEDxTokyo talkでインド英語とイギリス英語に挑戦しました。

なかなか発音は良かったと好評だったので、どんな風に勉強したかを皆さんにお伝えしましょう。

まだどこでも書いてない情報です。

まずインド英語のアクセントをすることになって、真っ先にしたのが、YOU Tubeで"Indian English Accent"というキーワードで検索し、インド英語のYou Tubeを探して、シャドーイングをしました。

やっぱりシャドーイングが一番、間、発音、イントネーション、表現、単語を学ぶ上では効果的ですね。

何度か練習した後に、今度は自分でインド英語っぽい台詞を作りました。

Hello, my name is Nilesh Bagul. I am an engineer from India.
I am very honored to be here today to speak in front of the TED owner and organizers. I work as an engineer in a telecommunication industry. As I don't speak Japanese, I often rely on interpreters in technical meetings. Yayoi, the little Japanese girl or I should say lady she does a good job of understanding technical jargons. It is her audition so I have to say good things about her, right? First time, I used her, I was so impressed with the level of her expertise that I almost asked her not to steal my job.

しかし、それが本当にインド人らしい英語か、また私の発音が合っているのかが確認できなかったので、インド英語を教えてくれる学校を探しました。

なかなかなかったのですが、MOAオンライン英会話で、インド人の先生がスカイプで英会話のクラスを提供してくれる学校を見つけました。
http://www.minatomo.co.jp/top.html

しかも料金もとてもリーズナブルだったので、早速体験レッスンを受講。
もちろんインドなまりが強い方を依頼。

そして私の作った段落をまずは黙読してもらい、インド英語らしい単語に入れ替えてもらいましました。

Hello, I am Nilesh Bagul from India. I am very honored to be here today to speak. I work as an engineer in a telecommunication industry. As I don't speak Japanese, I often rely on interpreters in technical meetings. Yayoi, the little Japanese girl or I should say a lady, she does a good job of understanding technical jargons like in LTE, where PDCCH is utilized to tell the UE of shared channel scheduling allocations for both the uplink and downlink. It is her audition so I have to say good things about her, right? The first time I used her service, I was so impressed with the level of her expertise, that I was sure she would steal my job with time.

その後、今度は先生に全文を音読してもらい、それを録音。
次は一文ずつ、先生の後に続いて私も音読。
さらに今度は一単語ずつ、先生の後に続いて私も音読。
数回繰り返した後に、今度は自分一人で発音。
そして、アメリカ英語になりやすい単語だけを選んでもらい、今度はそれを集中的に先生に続いて発音。

Interpreters:
単語の一番後ろに来るRを舌を巻いてしまうと米語っぽく聞こえるので、もっと短く舌を巻かずに終わらせる。
Audition:
Auの音があーに近い音では米語っぽく聞こえるので、もっとおーに近いのどの奥から出す音にする。
Both:
thは舌を前歯で挟むよりももっとツに近く、ボウツに近い音にする。
Uplink/downlink:
kは米語よりももっと「くっ」と息をしっかりはいて破裂音にする。

という特徴を整理して、自分の発音も含めて録音した授業を繰り返し聞いて違いを理解し、何度も練習してオーディションに望みました。

発音を良くしたい方は、是非、このシャドーイング、分解、分析、録音、反復というやり方で矯正していくと良いですよ。
インド英語以外にもイギリス英語もこれとほぼ同じやり方でマスターしました。

いかがでしたか?
次回もお楽しみに。


第37回 リスニング力をぐーんとアップさせる方法!

皆様、こんにちは。

今回もお知らせからです。

TOEICスコア、英語実践力もどーんとアップするセミナーを池袋カルチャーセンターで企画いただきました。今まで詳しく話してこなかったTOEIC攻略法&すぐスコアアップと実践に効く勉強法もお伝えします!9月30日(日)午後です。是非ご参加ください!
http://cul.7cn.co.jp/programs/program_616630.html

前回のブログでは、スピーキング力はシミュレーション力&実行力で決まるというお話をしました。

今回は、また目的別英語勉強法に戻って、リスニング力のお話をしていきたいと思うのですが、どんな勉強法も、メンタルが整わないとうまく行かないことに気づいたこともあって、まずどうしたら効果的に勉強できるメンタルに自分を整えられるかについてお話しし、その後にリスニングについてお話をしたいと思います。

よくこういう相談を受けます。
「単語が覚えられません。」
「言葉は聞き取れるのですが、意味が分かりません。」
「言葉が出てこず、しゃべれません。」

ここまでは事実を表現しているだけなので問題ないのですが、常にできないことにフォーカスをしてしまうような言葉づかいをしないようにしましょう。

例えば、
「単語を覚えるのが苦手」
「意味がさっぱりわからない」
「全然しゃべれない」

こんな風にいつも周りの人、相談相手、或いは心の中で言ってないですか?

そうしてしまったら、それが現実になってしまいます。

趣味でアドベンチャーレースに参加していた時のことです。
とても傾斜が激しく、マウンテンバイクではとても降りられないと思っていた山道で、仲間が「大丈夫、大丈夫、できるよ」と叫びながら先に降りてくれました。

私も無事ちゃんと降りられたのです。
なぜか?
「大丈夫」と言ってもらったおかげで、自分もできるイメージができた。
先に降りてくれたおかげで、どこを経路にして降りたらいいのかもわかったからです。

逆に、ロッククライミングに挑戦した時に、「絶対無理」と言われたことがありました。

その瞬間、全身から力が抜けて全く上れなかったこともあります。

この後者の状態が、皆さんが「できない」を連発してしまうことによって自分で引き起こしてしまう負の循環です。

できない事実を伝えるだけであればいいですが、その後の質問は、
「どうしたらもっとより良く単語が覚えられますか?」
「どうしたらもっとより意味がわかるようになりますか?」
「どうしたらすっと言葉が出てくるようになりますか?」
という質問に変えてみましょう。

「覚えられない」と10回言ってから、abreastの単語を覚えてみましょう。
「覚えられる」と10回言ってから、depriveの単語を覚えてみましょう。
どうですか?
差を感じることはできますか?

自己暗示はリスニングでも、とても重要なことです。
是非、「わかる」と10回言ってから聞いてみてください。
その差にきっと驚かれると思います。

さてリスニング力をあげるためには、まずリスニングに必要な要素を理解しましょう。
1. 内容がわかっている(背景知識)
2. 言葉がわかっている(語彙)
3. 音と意味がリンクできる(発音)
4. 早さに慣れている(音の省略)

次に自分のリスニング力の現状をしっかり分析しましょう。
分析するために、まず自分が聞き取れるようになりたい教材を用意しましょう。
そして1パラグラフで良いのでディクテーションをします。
3文程度でも傾向は把握できます。

そして聞き取れなかった部分を見ていきましょう。

内容を知らないから聞き取れませんでしたか?例えば、シリアの問題であれば、バシャール・アル・アサド大統領の名前など固有名詞や専門用語が聞き取れなければ背景知識の問題です。

知らない単語がごそっと聞こえないのは語彙不足。単語力をつけましょう。

テーマは英語でtheme、シームに近い音になりますね。といった英単語は知ってるけれど発音と意味がリンクできてないのは3が問題となります。

ofやisなど「f」「s」とわずかな子音になってしまうために聞き取れないのは3が原因です。パブリックスピーキングはゆっくり話しているのでそんなに問題にならないですが、映画やドラマをみたい人にとっては大きな課題ですね。

1は日本語で構いませんので、どんどん背景知識をつけていきましょう。本を読んだり、ネットで調べることで解消できます。

2は語彙を増やすことが重要ですから、多読して類義語辞典や英英辞典で調べるとぐーんと語彙を増やすことができます。

3.はTEDなどスクリプトのある教材を使って、文字を見ながら、シャドーイングしましょう。見ながら意味がすらすら入ってくるようになったら、最初は見ないでシャドーイングし、その後でよく意味がわからなかったところをスクリプトで確認しましょう。

4.上記のTEDの中でも早めの教材を同じようにシャドーイング、そしてすぐ改善したいという意欲の高い方は、早くて聞き取れなかったところだけディクテーションすることをお勧めいたします。

今回はできるようになるためのメンタルの整え方、自分のリスニング力を的確に分析し、改善する方法をお伝えしました。

いかがでしたか?

次回は賢い発音の改善の仕方をお伝えします。
お楽しみに。


第36回 話せるかはシミュレーション・すぐ実行力で決まる!


皆様、こんにちは。

今回はお知らせから始めさせて頂きます。

TEDx東京の動画はまだTED2013Global Talent Searchが終わるまで公開されないのですが、5月29日に開催されたTalent Searchの時の動画が公開されました。

http://talentsearch.ted.com/video/Yayoi-Oguma-Behind-the-scenes-o;TEDTokyo

8月31日までのRatingとcommentは選定に入るとのこと、是非、温かいご声援をお願いいたします。

前回のブログはJohn前田さんとの雑談から学んだ「人生の教訓と失敗と勇気は成功のもとである」ということについて、そのコツをお伝えしました。

今回は、また目的別英語勉強法に戻ってお話していきたいと思います。

せっかく勉強してるのに話せないという悩みを抱えている人が多いようですので、スピーキング上達のための勉強法をお話しましょう。

10回目でもスピーキングは短文をつなげて長文にしていくと良いという基本の勉強法をお伝えしました。

まだ読んでない人は是非、読んで活用してください。

http://www.hicareer.jp/english/sekai/post-18.html

さて、最近になってスピーキングがめきめき上達していく人とそうでない人の違いにはある行為をしているかどうかにかかっていることに気づきました。

その違いとはなんでしょう?

30回目の電話会議の際にもちょっと触れたことでもあります。

わかった方は素晴らしい!

違いはシミュレーション力&実行力です。

具体的には頭の中で一度、話す相手を想定して会話をし、すぐ実行するということです。

この場合の実行力、すぐ実行とはすぐ使うということです。
間違っていても、すぐ使った人は間違ったことも含めて学ぶことができますから、使った時点でpassive(受動)だった語彙をactive(能動)に変えられたことになります。

日本人は暗記文化のおかげでこのpassive vocabularyが多いけれど、 active vocabularyが少ないと言われています。

ですが、実行すぐ使う人はactive vocabularyとpassive vocabularyの差が少ないことになります。

さて、このシミュレーションしてしてからすぐ使うという方法は、ある大学で講演をさせていただいた時に「どうしたらスピーキング力をあげられますか?」と質問を受けた時に、答えた内容なんですが、その時に驚いたのは、ハーフの司会をしてくださったバイリンガルの学生さんも全く同じ事をしていたということです。

それから周りに聞いても飛躍的にのびている人は、自動的にシミュレーションをしていることがわかったのです。

単語を学べばすぐにその単語を使う相手を考え、今度会ったらこう言おうと考えておくのです。

例えば、一眼レフという単語を今日学んだとしましょう。
Single lens reflective, SLR
そうしたら、すぐに一眼レフをいつも片手にイベントで写真を撮ってくれているJasonを思い浮かべて、
"It seems that many use Japanese SLR. I wonder why?"
(日本製の一眼レフを持ってる人多いみたいだけど、なぜかしら?)

文法でも仮定法を学べば「なるほど、それならさりげなくアドバイスする時に使えるな」とすぐにどう使うかを考えて、実際に使ってみているのです。
例えば、
If I were you, I wouldn't keep blaming the external factors like that.
(私だったら、そんな風に自分以外のせいばかりにしないわ。)

次の場面でも同じです。

明日、同僚の外国人の方とランチに行く予定があるのであれば前もって一通りの会話を頭の中でしておくのです。

プレゼンや講演を日本語でする時でも、声に出して練習しないまでも頭の中でリハーサルしてますよね?

それと同じようにするということです。

自分:"Hi Susan, are you ready for lunch?"
スーザン:"No, not yet. Give me a minute to send out this email."
自分:"Ok, take your time. I will be waiting at the elevator hall."
スーザン:"Thanks."
自分:"Hey, so what do you wanna eat? Eat in the canteen or outside? We can buy a bento downstairs and eat it at the park nearby."
などなど

こんな感じで会話をどんどん自分の中で続けていくのです。
こうしていくと途中で「あれっ、これは英語でなんて言うのだろう?」というのが出てきます。

この瞬間が学習の好機になります。
なぜならば、脳は知りたいという学習飢餓状態になり、その時に知ると脳はスポンジのようにその答えを吸収してくれるからです。

ですから、すかさずそこで辞書で調べたり、グーグルで検索しましょう。
もちろんその瞬間に調べられない時もあるでしょうから、そういう時はメモ帳に書き込みましょう。

もちろん超初心者、入門者の人は頭の中のラリーはテニスの初心者と同じようになかなか続かないかもしれません。

その場合はまずはラリーをするというよりも自分の今の行動や考えを英語にしていきましょう。

その際に自分がすぐ使える表現がのっている参考書を片手にやってみてもいいでしょう。

補助輪をつけながら自転車に乗るのと同じような感じです。

例えば、「朝おきてから寝るまで英語表現700」のような参考書であれば、自分が日本語でよく使う表現がそのまま英語で書かれていますから、何度も音読することで、自分のものにすることができるでしょう。

ただし、これは暗記するというよりも、「へー、こうやって言うんだ。こういう風に使ってみよう」という気持ちで吸収いくと良いでしょう。

機械的な暗記は、場面の想像ができていないので、とっさに使えるようにはならないからです。

通訳を目指している方は、リセプションでの挨拶や会議の中でリハーサルすると良いですよ。

今日はスピーキング力が飛躍するシミュレーション力について説明 してきました。

お金も時間もほとんどかからないちょっとした差が大きな差を生みますから、どうぞ今日から通勤中、ちょっとした待ち時間などを活用して、賢くスピーキングを磨いていきましょう。

次回はリスニング力を磨く賢い勉強法をお伝えします。
お楽しみに。


第35回 勇気と失敗こそ成功のもと!

皆様、こんにちは。

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

前回はsmall talks bring big talksと題しまして雑談のコツについて詳しくお話しました。

さて後日談ですが、無事John前田さんの通訳を終えることができました!ツイートでも伝えましたが、目標達成のおかげで次の課題も沢山発見することができました。

実は、結局用意した質問はほとんど聞くことはできませんでしたが、どうして世界屈指の美大の学長になることができたのか?ということについてこんな答えをいただきました。

「Being at the right place at the right time.」
正しい時に正しい場所にいた、と。
要は「運が良かったんだよ」という謙虚な姿勢で言ってくれたんですね。

その後に、こんな話もしてくださいました。
「僕がまだ日本に住んでいた時に、カルフォルニアの芸術界では大変有名な先生がいたんだ。その頃、僕は日本に妻と住んでいて、アートを勉強してたんだけど、その先生が夜中の2時とかにしょっちゅう電話してくる。そして「きみ、中国のことはどう思う?」とか聞いてくる。「夜中だし、そんなことは僕にはわかりません」って思ったんだけど、先生がある日教えてくれたんだ。妻が5人目の子供を出産した後、癌にかかり亡くなったと。明日はどうなるかわからないんだよ、だから、今日が最後の一日だと思って生きるんだ」と。毎日そんな風には生きられないけれど、でも、時々でもできたらそれでも凄いよね」

「Live as if there is no tomorrow」
というメッセージをもらったのです。

結果、本当にこのsmall talkがbig talkに繋がったのです。
ジョン前田さんは、ツイッターでは298,812名のフォロワーがいらっしゃるのですが、なんと私のTEDオーディションの動画をツイートしてくださったんです。そして私のツイッターのフォローまでしてくださいました。

Viral videoという言葉は聞いたことがありますか?
これはウィルスの伝染のようにビデオがどんどん口コミで広がり閲覧されることを意味します。

もし私のオーディションの動画がViral videoになったら凄いですよね?
そして、このviralになる動画は必ずジョン前田さんのようなオピニオンリーダーのような沢山のフォロワーがいる方がその存在に気づき、勧めることで火が付き広がっていくことがほとんどなのです。

詳しくはYou tubeで動画を見る事を仕事としているKevin AlloccaさんのTED Talkを見てください。
http://www.ted.com/talks/lang/en/kevin_allocca_why_videos_go_viral.html

ということで、私にとってみれば、TEDオーディションに受かり、来年2月にロングビーチで話せることが最終目標(Ultimate Goal)ですから、素晴らしいBig talkの第一歩に繋がったのです。

ということで、是非、皆さんも雑談を軽視することなく、sum up the courage and initiate a conversation!勇気を出して話してみてくださいね。

と言っても、なかなか勇気もでないし、せっかく出しても失敗してしまいましたという方も少なくないと思います。

実際、私も未だに勇気が出し切れない時もありますから。

ということで、今回はこの勇気を出す方法と失敗についてお話していきましょう。

さて、勇気を出すということですが、勇気を出すぞと思うだけではなかなか一歩が踏み出せないことも多いですよね。
実は、私自身もそうです。

私の本やブログやツイートやフェースブックをみてくださっている方は、いつも積極的で前向きで失敗なんて「私とは違ってないんだろう」と思われているかもしれません。

最近、そういう風に見えるという声を数名の方からいただいた経緯もあるので、そう言ってるんですが...。

でも、全くそんなことはないのです。
実際、 TEDx東京のリセプションは素晴らしい方が沢山いることに圧倒され、緊張しすぎて30分で退席しました。
これも、自分の課題なので、また克服したら皆様にノウハウを共有しますね。(笑)

ジョン前田さんについてもアシスタントの方だけにお礼を言った後、通訳仲間がせっかくだから本人に挨拶しようと提案してくれたのです。

通訳仲間が背中を押してくれたわけです。
こういうのを「透明のチャンスの神様」と個人的に呼んでいます。
透明というのはその瞬間はどれぐらいチャンスが大きいのかわからないのからです。

この神様は前髪しかないですから、しっかり素早くつかみましょう。
通り過ぎた後では後ろに髪がないですから、つかめませんからね。

「ここに何しにきたのって思われても、挨拶しにいったら、自分にとっても良い記念だし、本にサインしてもらおう」って言い訳を作れたんです。

たぶんこの言い訳を作る、自分の行動を正当化することが勇気なんじゃないかなって思います。

後は、20秒の勇気で将来が開ける可能性があるなら、やってみようって思う事だと思います。

Give it a try!

この勇気を持つ気持ちはモチベーションに関係しています。
マスターマップでも話していますが、人間のモチベーションはdesperationとinspirationというたった二つの要素でスイッチが入ります。

ですから、20秒の勇気で何が得られるかを想像して、勇気を振り絞るというのも良い方法ですよ。

具体的には自分に対してWhat if I give it a try now, what would I get?(もしやってみたら、何が得られるのか?)と自問自答するということです。

もちろんその逆もそうですね。
もしそこで勇気を出さなかったから、一生どんなに頑張ってもジョン前田さんに会える可能性は低くなるんだと思えますからね。
日本からメールでお願いして会おうとしても、忙しい方で理由がないと会えないでしょうから。

では、失敗ということについて今度は考えていきましょう。

怖いですよね、失敗。
私も怖いです。
TEDのオーディション中にもし頭が真っ白になってしまったら?
発音を間違えてしまったら?
舞台の上でつまずいて転んでしまったら?

リスク回避型の人だったら、沢山想定できる最悪のケースがいっぱいあるでしょう。

で、もしこの失敗が怖いからということで、踏みとどまってしまったとしたら?
失敗をさけるだけの人生を生きたとしたらば?

JK Rowlingがハーバード大学の卒業式の講演で言っていたように、生きる価値もない人生になってしまうかもしれません。
詳しくはこちらを見てください。
Fringe benefits of failure
http://www.youtube.com/watch?v=2AXE3thoNj0

だからといって何も計算も、準備もなく、リスクを取れとはいいませんが、チャンスをつかんで、死ぬ気で準備して取り組んだからうまく行きそうな気がしませんか?

1回目は失敗かもしれません。
100回かもしれません。
でも、もし101回で成功できたら、どうでしょう?
感動しませんか?

運動会とか発表会とか受験とか恋愛とか部活とかプロジェクトで無我夢中で頑張った後って凄い感動でしたか?

それが失敗のメリットです。
失敗は古い格言の言う通り、成功のもとなのです。
Failure is a stepping stone to success.

感動の源でもあるのです。
是非、無我夢中に今の目標に取り組んで、Big talkをつかんでください。

次回もお楽しみに。



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プロフィール

小熊弥生

小熊 弥生さん
同時通訳者。ビジネスシーンを中心に活躍し、数百億円規模の商談に多数関わってきた。アンソニー・ロビンズ(世界的ベストセラー作家)やノーベル物理学賞受賞者の来日講演、F1ドライバー(ヤルノ・トゥルーリー)の取材、アメリカ最大のプロレス団体WWEの来日記者会見など、数々のイベントでも通訳をつとめる。 短大入学時点では、英語力は平均以下だった(英検四級、TOEIC280点)。それが独自の勉強法を駆使した結果、3年後には通訳デビューを果たす。フジテレビ番組『世界衝撃映像社』に、「通訳」としてレギュラー出演。
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