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世界衝撃TOEIC攻略法

第24回 目標設定の秘訣は、憧れを拾うこと!

皆様、明けましておめでとうございます。

今年初めてのブログです。
昨年の最後に、目標の達成のコツは明確化することであるということをお話させていただきました。

一年の計は元旦にありといいますが、皆様も目標を立てることはできましたでしょうか?

私は目標設定でだけでなく、既に、一つ達成することもできました。
まずは自分の憧れだったJWAVEに初めて出演することができました。
一つ目の目標達成、とっても嬉しいです。

もし立てていらっしゃらない方は是非、前回のブログを見て目標を明確化してください。

と書いたのですが、実は、ラジオの放送中にも番組アシスタントのNICOさんから質問がありました。

「その目標が定まらないんです。」
とか
「目標が浮かんできません。」
「ぼやっとした感じだけでどうしたいかわかんないんです。」

という方もいらっしゃるかと思います。
そういう場合はどうするのですか?
という質問でした。

私自身も英語が話せるようになりたいと願ってから、「ネーティブになりたい」と漠然で、かつ無茶な目標しか思い浮かばなくて、明確な目標を立てるのに苦労した方ですから、前回のブログよりも目標設定の部分をもっと詳しくお話したいと思います。

ラジオでも少しお話しましたが、目標が何かを決める時に役立つのが自分の感情をナビゲートとすることです。

自分がふとした瞬間に感じる「あ、かっこいい」「すごい」「わおぉ」「すげー」「おぉー」など感動したり、憧れたり、羨ましいと思う事ってありますよね?

実は、これは目標を決める時のとっても良い情報源になります。

例えば、去年、記者会見で同時通訳する先輩のパフォーマンスをYOU TUBEで見て、「わー、すごい」と思いました。

これまで企業の記者会見の通訳はしたことはありますが、同時通訳はありませんでした。自分が挑戦したことのない同時通訳だったのと、ほとんど遅れることなく分かりやすく訳されているレベルにも感動しました。

これで、すぐに記者クラブの同時通訳を今年の目標にしたのです。

もう少し過去をさかのぼって考えていきましょう。

私が英語自体を勉強していたころのことです。

アメリカ人5人と共同生活をする前のことです。
その時は英語が日常にない生活でした。

その時に私の目標の情報源となってくれたことは、
・ 高校の時に通っていた時にいた上級クラスの人の堂々とした様子を見て、私もそうなりたいと思った。
・ 私を英会話に誘ってくれた友達が、自分より上のクラスにいったので、私も上のクラスに行きたいと思った。
・ 電車の中で英字新聞を読んでる人をみて、超かっこいいと思った。
・ 通りで外国人にぺらぺらと日本のことを説明してる人を羨望のまなざして見つめた。
・ 米国の大学を出た日本人でぺらぺら話す人を見て、すごいと尊敬した。

こういう気持ちを持ったことはありませんか?
もしあるとしたら、そこに自分の望む目標が潜んでいるのです。

例えば、上記の例から考えると目標はこうなります。
・ 2012年12月31日までに英会話学校で自信を持って上級クラスに通う。
・ 2012年4月30日までに友達のいる上のクラスに上がる。
・ 2012年2月4日までに英字新聞を電車の中で読む。
・ 2013年3月31日までに米国の大学出たのですか?と聞かれるぐらいぺらぺらになる。
日付はいつだったら現実感があるかなというのを自分に聞きながら決めていきます。

なんとなくコツは伝わりましたでしょうか?

ここ一ヶ月、或は一年の「あーすごい!」と思った憧れを思い出してノートの書き出してみましょう。

そして、自分にいつだったらリアルに感じるかなという質問を聞きながら、日付を入れて、目標にしていきましょう。

もし憧れが思い出せなければ、you tubeで日本の有名人で英語で記者会見している方を探してみても良い刺激になると思いますよ。

例えば、
安藤美姫さんのインタビュー。
http://www.youtube.com/watch?v=r5xfqzQlMGw
浜崎あゆみさんのインタビュー。
http://www.youtube.com/watch?v=vxSCAVFK4DY&NR=1&feature=endscreen
真田広之さんのインタビュー。
http://www.youtube.com/watch?v=8GM20N1fb9M&feature=endscreen&NR=1

この辺りから、自分の目標とするレベルを見つけても良いと思います。

私が英語セッションでお手伝いさせていただいた方などの目標も参考までに共有しましょう。

・ TOEIC990点、満点を目指す。
・ 国際的な事業に関わる。
・ 日本に拠点は構えながら海外出張のアテンドを会社からいつも任される。
・ 外資系企業に転職し、英語を使って人事の採用担当として活躍する。
・ 海外の面白い本を発掘し、翻訳本で大ヒットを生み出す。
・ 英検1級合格を目指す。
・ ニュースを一度で理解できるようにする。
・ 電話会議で人に頼らず、自分で発言できるようにする。
・ 通訳として世界中を飛び回る。
・ 自分が投資している株主総会にいって英語で質問する。
・ ジャネットジャクソンのバックダンサーになる。

いかがですか?
参考になりましたでしょうか?

次のブログまで二週間ありますので、是非、目標を今回と前回のブログを参考に書き出してみてください。

次回はこの目標を実現のコツについてお話していきたいと思います。

今回も最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
2012年も精一杯ブログを通して皆様の夢の実現を応援させていただきますので、どうぞよろしく御願いいたします。


第23回 目標達成の秘訣は、明瞭な具体化!

皆様、こんにちは!一日遅ればせながらメリークリスマス!
どんなメリークリスマスを過ごされましたか?

さて今年最後のブログです。
本当に一年間読んでくださってありがとうございました。

本年最後ということですので、特別なブログにしたいと思います。
今年私にとっては目標の全てを達成できる一年となりました。

国際会議同時通訳、医学会議の同時通訳、ベストセラーの出版、日経ウーマンでの取材など全て昨年の今頃に立てた目標を達成できました。

多くの方から祝辞をもらうと共に
「どうしてそんなにどんどん夢を叶えられるの?」
「次々目標を達成しているけれどいったいどうしているの?」
という質問も多く受けるようになりました。

その目標達成のコツを詳しく書くことは自分の種明かしをするような気がして、いいのかなとも思う反面、もし共有することで皆様も同じように目標を達成できることは良いことなのかと思って、思いきって書かせていただきます。

まず、明確な目標を立てます。

天国のレストランという話を聞いたことがありますか?

天国のレストランにある男性が入店してきました。
その男性は角の席に案内され、こうオーダーしました。
「天国のレストランで、一番美味しいものをお願いします。」
として待つ事20分。

後から他の席のお客様はどんどん美味しそうなエビチリや北京ダックなどが運ばれてくるのに、自分のところには何も出てこない。

しびれを切らしたその男性は店員にこういいます。
「もう20分も前に注文したのに、なぜ私の料理だけが運ばれてこないのですか?」

店員は「一番美味しいものをご注文されましたよね。実は、厨房でもめてしまっているのです。」と。

天国のレストランですから、和食、中華、タイ料理、インド料理、フランス料理、ドイツ料理、イタリア料理とありとあらゆる国の最高の料理長が控えていたのです。ですから、一番美味しいものという注文ということで各国のシェフが「俺のが一番だ!」ともめてしまっていたのだそうです。

私はこの物語から、明瞭さが夢を実現する可能性を上げることになるのだと痛感しました。

私の好きな「引き寄せの法則」という本でも、まるでそのものが手に入ったように想像することが引き寄せるコツだと言っていますし、通訳をさせていただいているアンソニー・ロビンズも「Clarity is the power」明瞭さが力だと言っています。

そこで、私は2011年を飛躍の年にしかったので、具体的にどうしたら飛躍と自分が思えるかを考えました。

2年半のブランクの後、フリーランスの通訳者として、企業間の会議だけでなく、国際会議という場で同時通訳をするということ。

通信業界で一番長く技術通訳をやってきましたが、もう一つ専門的な分野の通訳がしたいと思い医学を選び、さらに医学の同時通訳をこなせれば、自分としても飛躍と思えると思い、これをもう一つの目標としました。

さらに、本の出版をしたいとハイキャリアのインタビューでも名言しましたので、本の出版、さらにベストセラーにしたいという目標にしました。

このように飛躍の年を具現化することで、自分も具体的に、それぞれの行動計画を立てることができます。

国際会議では、環境という企業の枠を超えて話すような話題に力をいれて勉強しました。

医学はISSの医薬翻訳コースに半年間通うことで専門知識を入手しました。

ベストセラーはハイキャリアを運営しているテンナインの社長、工藤様の出版の話を聞き、出版コーディネーターを紹介していただきました。

引き寄せという言い方もできますが、別のいい方もすれば、明確な目標を立てることで、自分の意識がそこに行き、いつでもチャンスが来ても掴めるような状態をつくることができるのです。

そして、国際会議は企業の環境系の同通から始まり、NGOそして最終的には大学が主催する国際会議の同時通訳を引き受けることができました。

医学も、9月に通訳仲間から問い合わせがあり、医学コースに半年通ったことで医学知識がある程度あるということがエージェントの安心感につながり、無事受注できて目標を達成することができました。

ベストセラーも出版コーディネーターの方が何度も打ち合せを重ねてくださり、私のもっている話題の中で一番読者の方に喜んでもらえる内容をブレインストーミングした結果、「TOEICテスト280点から半として800点、3年で同時通訳者になった私の42のルール」の誕生となりました。

なんとなく具体的な目標の大切さが伝わりましたでしょうか?

そして具体化するプロセスの中で私が大切にしているのは書き出すということです。

日経ウーマンの9月号の記事でも書いていただいたとおりですが、書く事で心の中のぼやっとした思考を文字で刻銘にすることができるのです。

さらに、自分にとって現実味をますため、私は日付を入れるようにしています。

私の義理の妹にこの日付入れを薦めたときも、「現実感がすごい増すね」と言っていましたが、私も全くそうだと思います。

この時には明日とか来週とか曖昧な言葉は使わず、2011年12月31日などのように日付を入れています。

こうすることで、逆算して課題をいつまでにしなければならないかを明確化することができます。

ということは工程表、行動計画を立てることができるのです。

ここまでできれば、後は行動計画に従って実行するのみです。

さぁ、これで2012年の目標設定ができそうでしょうか?
私はもちろん既に2012年の目標を設定し、書き出していますよ。

どうしたら、適切な行動計画を立てられるか?
そこにも大切なコツがありますので、それはまた来年にお伝えしていきましょう。

どうぞそれまでに具体的な目標を日付入りで設定しましょう。

それでは今年も最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
2012年が読んでくださって皆様にとって最高の飛躍の年となりますよう、心からお祈りしております。


第22回 聞くコツは、聞き流し→発音→シャドーイング!

皆様、こんにちは。
第21回では、 モチベーションの上げ方のコツは想像力を活用すること、楽苦楽をサンドイッチにした勉強方法、勉強の成果を「見える化する」ことで継続しやすくなるということをお話いたしました。

今回も、同様に、別の質問で皆様の疑問を解消していきたいと思います。

その前に今回も皆様にご案内があります。

これまでの世界衝撃TOEIC攻略法でも触れさせていただきましたiPhone用のアプリをまずはiPad専用で先週やっと販売開始いたしました。

発売当初から有料アプリの学習系ではトップ10入りし、購入いただいた方からも「本でモチベーションがあがったけど、どこから始めたら良いか分からなかったので、とても気に入って勉強しています」との嬉しい声をいただいています。

早速、ダウンロードしてくださってご利用いただいている方、ありがとうございます。

どんなアプリなのかまずは気になると思いますので簡単に説明いたします。

このアプリはシャドウイングとサイトトランスレーションという通訳トレーニング法で、皆さんの英語学習力を劇的アップできる英語学習プログラムです。

開発には、私に加えて「英語が会社の公用語になる日」(中経出版)の著者工藤紘美さん(株式会社テンナイン・コミュニケーション社長)が企画・監修、さらにナレーションには(株)世界衝撃映像社(フジテレビ)社長カルロス・ゴードン-こと、ジョン・オーウェンズ氏が友情出演してくれ、手前味噌ですが、かなり本格的な英語学習のアプリケーションとなりました。

1週あたり5日分、4週間分のトレーニングが入っています。2日目から4日目は読み始めたら止まらないくらい面白い読み物を用意しました。最後、私は感動して泣いてしまうぐらいでした。

各週の1日目は本の中でご紹介したように単語力を語源・同義語と対義語によってグルーピングによって勉強できるようになっています。

単語を自分の単語帳に登録して、自分で意味を覚えられたかをチェックすることもできます。

出会った単語をただ暗記しただけでは受動語彙になってしまいます。

しっかり身につけ、自分でもすぐ使える能動語彙にできるように2日目から4日目の3日間でその単語が盛り込まれた物語をシャドーイングとサイトトランスレーションでトレーニングしていきます。

そして、5日目は本よりもこれまでのブログよりもさらに詳しいTOEIC攻略法を解説しています。

ですので、このアプリケーションで、すぐ伝える英語をしっかり身に付けつつ、TOEIC500点アップを目指していくことができます。

TOEICの点数は上がったけれど、英語運用能力は全く良くなった気がしないという問題を解消することができるのです。

逆も同様です。

英語での会話はできるし、仕事もなんとかなっているのにTOEICの点数が上がらなくて困っていますという人にも有効です。

iPadをお持ちの方は是非、ダウンロードしてみてください。

開発にかかった費用から考えても、参考書や教材の内容から考えても、350円は安すぎると自信を持って言える内容ですので、是非、ご活用ください!
http://itunes.apple.com/jp/app/id483120535?mt=8

さて今日の質問は、
「リスニングは本当に母国語のように聞こえるようになるのでしょうか?」
です。

答えは、もちろん聞こえるようになります!
ただし、そのためにはいくつか段階を追って耳を育てていく必要があります。

まずは知らない単語は聞き取れない。

知っている単語でも正しい発音を知らなければ聞き取れません。

さらにgoing toがgonna(ごな)となるように短縮系の音を知らなければ聞き取れません。

ですので、私がおすすめするやり方は、まずはナチュラルスピードの聞き流しで耳を英語の音にならすことです。

これは水泳を習う時にまず水に慣れますよね。それと同じ目的です。全部理解することは目的としていません。

自宅であれば米兵用に放送されているAFNでもいいですし、大好きな映画を再生し続けるのでも、iTunesUの大学講義を聞いてもいいですし、iPhoneのBBCのアプリでもいいです。それをずっと聞いていても嫌にならないないものであれば大丈夫です。

今はHuluと行ったiphoneのアプリで四六時中アメリカのドラマを見ることもできるので、英会話を中心に学びたい方にはこれもおすすめです。
私は逆にドラマにのめり込んでしまいBGM的な聞き流しはできず、仕事に支障を来してしまったので、大学講義が中心ですが...。

そして、さしすせその「さ」である単語を仕入れます。

この時には自分の目標に関連する単語の音と意味、或はイメージを覚えていきます。

通訳を目指さない限りは意味が言えるかどうかよりもイメージを掴んでくださいね。

ネガティブな意味なのかポジティブな意味なのか、それとも中立なのかそれぐらいでも十分です。

また、リスニングは、スペルは覚えなくても大丈夫です。

そして自分のレベルにあった音声を使って聞き込んでください。
加速的に上達したい場合はシャドーイングがおすすめです。

シャドーイングがなかなか理解しにくい方もいらっしゃるようなので、少し補足します。

シャドーはアイシャドーのシャドーです。
シャドーは影という意味です。シャドーイングするということは、影のようについていくということです。

ですから、耳から聞いた言葉をどんどん口から物まねをする。
リアルタイムの物まねをしようとする感覚です。

最初は耳からだけの情報では難しければ、スクリプトを見ながらで大丈夫です。

私のiPadアプリをお使いの方は、ゆっくり再生して、スクリプトを見ながら、まねするのが一番簡単な入り口になります。

そこで慣れてきたら、今度はスクリプトを見ながら、早い速度にしてみましょう。

早い速度でもできるようになったら、もう一度ゆっくりに戻して、スクリプトを見ないでやってみましょう。

そして、それでもできると思えるようになったら、早い速度でスクリプトを見ないでできるようになれば、完璧です!

シャドーイングをする時に自分が主人公になりきって、感情を込めて、まるで俳優になった気分できれば、単語、発音、イディオム全てを脳の奥の深いひだに刻むことができ、とっさの場合にすぐに出てきやすくなります。

受動的な語彙を能動的な語彙にしてくれるということです。

もちろんアプリでなくてもスクリプトを音声が一緒にある教材を使って同じように活用することができます。

その利用する教材を判断する際には、こんな風に考えてみてください。
聞いていてチンプンカンプンで疲れてしまうようであれば、それは難しすぎる。
簡単すぎて笑ってしまう、それは優しすぎる。

難しすぎる場合は、教材を変えて音がはっきり聞こえる、単語も知っている単語がほとんど分かる程度がちょうど良い負荷でしょう。
なので、まずはその辺りから始めましょう。

スクリプトを読んで、知っている単語がほとんどぐらいから初めても十分でしょう。

私自身もまさに難しすぎる教材を選びすぎる失敗をしたことがあります。
ハーバードの学生と交換学習の際に選んだのがウッディー・アレンの映画「ハンナとその姉妹」でした。

これは英検4級しか受かってなかった私には一ページに知らない単語、表現がほとんどで楽しいを超えて苦痛でしかありませんでした。

その後、自習用に選んだ「プリティー・ウーマン」は私でも理解できる単文が多く、楽しめました。みなさんも自分のレベルに合わせてやりやすい教材を選びましょう。

無料の英語教材の代名詞とも言えるNHKでもいくつか良い教材がありますので紹介いたします。

「攻略!英語リスニング」はリスニングに特化しており、ヴィジュアライズするという通訳の基本的な聞き方を使ってTOEIC等のテスト対策もできますし、おすすめです。

英会話のリスニングをあげたい人はラジオ英会話が良いかと思います。

教材選びが大変と思う方はNHKの一ヶ月分と同じ値段で単語の正しい発音も覚えられるiPad アプリを是非活用ください。

iPhone, iPod touchユーザーの方は来年までもう少しお待ちください。

いかがでしたでしょうか?

今日はリスニングが母国語のように聞けるようになるためには、ナチュラルスピードの聞き流し、正しい単語の発音を理解してから、シャドーイングを行うことをおすすめいたしました。まずは、比較的簡単な英語から母国語のように聞こえるようになりましょう。レベルは少しずつ上げていけばいいのです。

次回は今年最後のブログです。
是非、「私の質問を取り扱って欲しい」という方は、ツイッターはinterpreteryayo、フェースブック Yayoi Ogumaを検索して、リクエストをください。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございます。


第21回 想像力でやる気↑、楽苦楽と見える化が継続↑

皆様、こんにちは。第20回では、 ニュースを聞き取るコツは背景知識、単語を仕入れてから聞くことであるということをお話させていただきました。

今回も、同様に、別の質問で皆様の疑問を解消していきたいと思います。

いただいたご質問は、「英語を仕事で使えた方が良いと分かっているにも関わらず、忙しくて勉強ができず、つい周りにいる人に頼ってしまいます。どうしたら良いでしょう?」

この相談は複数の方からいただきました。

この相談をいただいた方は全員とても優秀な方々です。職場においてもリーダー的存在です。

そういった方々が優先順位をあげて勉強するのは難しくないのに、なぜ率先して英語を使う機会を生かさないのか疑問でした。

良くお話を伺ってみると、「英語ができたらいいなとは思うけれど、切羽詰まってないし、どこから始めたらいいかもわからないし、日々の仕事に謀殺されてしまうのです。」

といった内容が皆様の共通の意見でした。

これは最後まで、今の選択と行動から生まれる結果を考えきれていないから、モチベーションがしっかり上がりきっていないのだと分析しました。

そこで、英語ができたとしたら、どの程度のメリットがあるのか想像していただきました。

●取引先のリーダーと個人的に電話して、もっと深いコミュニケーションがとれる。

●密な意思疎通でreactive(事後対応)からproactive(事前対応)に変えられる。

●個人的にも海外のキーパーソンと家族も含めた交流もできるので、海外の情報が早く入るし、より充実した人生となりそう。

と、改めて考えることでやる気が出てきたのは見ていて良くわかりました。

デメリットも明らかにしてもらいました。

●問題が起きてから、自分の日本人の部下からの報告で対応するので、事後対応になってしまうと手間もコストもかかる。

●人づての情報で原因分析をするので分析の精度が低く、時間もかかる。

●もし既にできていたら、世界中に友達ができていてもっと広い人脈を楽しく構築できていただろう。

などを上げてもらいました。この時点でかなり「やっぱりやろう」という気持ちになってもらったようでした。

ここまでのプロセスでモチベーションの上げ方は少し伝わりますでしょうか?本でも書かせていただいていますが、メリットとデメリットをしっかりと想像して、明確に文章にすることで、やる気=モチベーションは自分で上げていくことができるのです。

後は、それぞれの個人にあった目標と予定に従って効果的な学習プランをたてて、実行するのみです。

もし皆様も英語の勉強へのやる気が起きない... 日々の仕事を優先します... 育児に追われてしまう... 他の好きな教科ばかり勉強してしまう... 友達の誘いに流されてしまう... など英語の優先順位が低くなってしまう時には、メリットとデメリットをリアルに想像して書き出してみてください。

私も通訳の準備の際に電話帳二冊分ほどの資料を目の前にやる気がでない時には、この手法を使っています。もし二冊分をしっかり読んだらお客様から「通訳をしていただいてありがとう。」と笑顔で感謝してもらえるというメリットが、そして、もししっかり頭に入らなければ、私の通訳キャリアが終わる!というデメリットを鮮明に想像して、自分にカツ入れています(笑)

そしてモチベーションが上がったら、すかさず予定表を取り出して具体的な行動計画を予定表に記入していきましょう。

感情は熱しやすく、冷めやすいものですから、隙間時間に無理せず楽しくできる勉強法を具体的に書き込んでいきます。

この時におすすめしたのは、議事録用に録音した外国取引先との電話会議を通勤中に聞き返し、頭の中でシャドーイングをするということ。疲れている時に聞き流すだけでも大丈夫です。

会議中に発言したい内容が事前に分かっている場合は、それをあらかじめ日本語でまとめ、できる人(この方の場合は翻訳者)に英語にしてもらい、それを自分が読んで伝えるということをご提案しました。

ちょうど実際そのように通訳者・翻訳者を使っているお客様がいらっしゃりその方を参考にこのようにアドバイスしました。

こうすれば時間を新たに捻出することなく、自分にすぐ必要な会議で頻出する表現を学ぶことができると考えたからです。

すぐ使える英語力が欲しい方にはおすすめの学習法です。応用してみてください!

さて、前回、前々回と出版した本について触れました。その本の中でおすすめした本を購入いただいて、ちょっと難しいとか本の厚さに圧倒されたという意見を頂戴しましたので、この場をお借りして補足させていただきたいと思います。

以下の考え方はどんな参考書・学習書・問題集で勉強する時にも使える考え方ですので、購入されてない方もお手持ちの使いきっていない本に応用してみてください。

まずTOEICの英文法書として、勧めさせていただいたTS出版の「TOEFL TEST対策完全英文法」阿部友直先生著。

こちらは、かなり厚く届いてびっくりした方も多かったのではないでしょうか?

もしこちらの本を購入いただいたのであれば、頭から全てやろうとするのでなくて、わかるところ、できるところからさらっとやってみましょう。

そして、解けたという実感を持てたら、それをエネルギーにちょっと難しめの問題にも挑戦してみてください。

楽と苦と楽と苦をサンドイッチするという考え方を応用していただきたいということです。

やったところに付箋紙をつけていき、それがどんどん増えることで達成感を増やすような進捗の「見える化」もおすすめです。

ちなみに私は重すぎたので、この本をカッターで分割して手軽に持ち歩けるようにして、移動中でも勉強し、ちょっとした隙間時間でも見直せるようにしていました。

もう少し英文法の説明書というのを求めていらっしゃる方は、先日見つけました中経出版「世界一わかりやすい 英文法の授業」関正夫さんの本をおすすめいたします。

こちらはどちらかというと入門から中級程度です。

特に動名詞とTo不定詞の違いや、will, be going toの違いなどを丁寧に説明しているので、英会話を上達したい人、英語をやり直したい、文法は苦手ですという方に、まずはだいたい網羅的に理解していくのに良いと思います。

この本はタイトルからわかるようにTOEICの問題はありませんので、TOEICの初心者、中級者の方は、本でもおすすめいたしましたあさ出版「TOEICテスト総合対策初めて→650点」 菊間ひろみさん著にも十分基本的な文法の説明もありますので、こちらでも良いと思います。

次の本がアスカ出版「語源とイラストで英単語」William Currier/中田達也さん、監修清水健司さん著の本です。

これを丸暗記しようとすると、既に通訳者を目指して通訳学校に通っているようなレベルの方でない限り、たぶんかなりハードルが高いと思います。

例えば、P69のhaughtyのaltが高いという語源から覚えようとするとちょっと無理もあるかもしれません。そういうのはそういうのもあるのだと思って、自分の知っている単語を先にチェックして、へー、こういう語源だったんだと納得する方を先にしてみてください。

私だったら、まずは語源の説明が点線の下に書かれているので、これだけを、ばーと見て、なるほどって思ったものだけ、付箋紙をつけて本の最後まで見ます。

その後に、付箋紙をつけたところだけ、下の派生語を見ていきます。その時、知らない単語だけハイライトしていきます。

そして48時間後ぐらいに再度、ハイライトしたところだけ音読します。

そうやって少しずつ本に慣れて、半分以上、この方法で単語と仲良くなると、今度は全部覚えたい欲求が出てきますので、その勢いを使って、最初は納得の行かなかったページも覚えていきます。

とこんなやり方をすると思います。

なんとなく伝わりますでしょうか?最初のページから一ページずつ全てというと、どうも苦痛だという私と同じようなタイプの方は、続けられるように自分の心理をうまく使って、楽しく勉強してみてください。

今日のブログはここまでです。

やる気のガス欠には結果を想像することで燃料補給。参考書の取り組み方は、楽・苦・楽・苦のサンドイッチと付箋紙やハイライトなど活用して進捗を「見える化」していくことで、長く楽しく勉強することができるようになります。

少しでも学習方法の改善に繋がれば幸いです!

それでは今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!また次回もお楽しみに♩


第20回 背景知識・単語を仕入れてから聞けば簡単!

皆様、こんにちは。
ハイキャリアの世界衝撃TOEIC勉強法も今回で20回目になりました。
これまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

前回はTOEICの点数が上がらない原因は分析不足であるということを、通訳現場のお客様よりいただいた英語学習についての質問に答える形で、お話させていただきました。

今回も、同様に、別の質問で皆様の疑問を解消していきたいと思います。

その前に、今回は皆様にお礼させて頂きたいと思います。

前回、告知させていただきましたように、10月26日に幻冬舎より「TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール」というタイトルで本が発売されました。

発売後、アマゾンの総合部門で最高6位、英語読み物部門、英語学習部門では1位を今でも達成し続けており、一週間で5万部という大変ありがたい状況となりました。

上記をインターネット上で確認した夜は思わず「夢が叶ったのだ。」涙が出てきました。

これも本当に多くの読者の方に購入していただいたおかげです。
本当にありがとうございます。

また本の販売に向けて、幻冬舎の編集者の方々、デザイナー、英語チェッカー、写真家の方など本当に多くの方に惜しみない援助、時には叱咤激励をいただいたからこその結果だと思っております。

この場をお借りして、ご協力くださった方皆様にも是非心よりお礼をお伝えするとともに、今後も是非、引き続きご指導ご鞭撻いただければ幸いです。

それでは、今回の本題に入りましょう。
前回は、私が通訳をさせていただいたアンソニー・ロビンスの「一流と二流の間は2ミリの差」という言葉を借りて、爆発的な結果を出すための微調整を、質疑応答の形で行いました。

今回も引き続き、欲しい結果をモノにする2ミリの調整を行いたいと思います。

今回は読者の方から寄せられた以下の質問を取り上げます。

Q:英語の目標は「英語ニュースを一回で聞き取れるようになること」。通訳育成学校にも入学できるし、英会話学校でも上級と診断されますが、自分では全く実感がありません。日常会話を身につけてからでないと、目標であるニュースを聞き取れるようにならないのでしょうか?

この方の本当の目標は英語ニュースを一度で聞きとれるようにすること。
ですから、上記の質問に対する答えはNO。

すなわち、日常英会話をわざわざ勉強する必要はないと思います。

それよりも、一度で聞き取れるようになるためにやるべきことは、まずニュースを理解するための十分な背景知識を持つことです。それにはNewsweekやTimeを読むことが有効です。

フリーランスの通訳者の場合、ほぼ必ず仕事の前に事前に資料を送っていただきます。

というのも、英語力が有ったとしても知らないことを聞いて、それを適切に訳すことは至難の業だからです。

逆に言えば、知っていることは、英語力がそこまで無くても相手の言いたいことは分かるのです。

ということはニュースを聞き取るという目的であれば、ニュースを理解するために、場所、人物、出来事についての知識があれば、より聞き取りやすくなります。最終的には背景知識なしでも、初めて聞いた時に聞き取れるレベルが理想かもしれませんが、1つずつ聞き取れるニュースを増やしていけば、目標には確実に近づくはずです。

ですから、日本語の新聞の国際面を読んでから、聞くということも有益でしょう。

或は、私が大好きで愛読している池上彰氏の「学べるニュース国際問題外交編」などニュースの背景を説明してくれる本を読んでみるもの入門者には良いでしょう。

その際に、チェックしたいのが「さしすえそ」の「さ」である単語です。
単語が分からないと、そこで引っかかってしまい話が見えなくなることは通訳をしている現場でも起こりうることです。より多くの時事英語で出てくる単語を覚えているほど、聞きこぼしが少なくなります。

そういう意味でおすすめしたいのが、NHKラジオの朝8時半から放送されている「ワンポイント:ニュースで英会話」
毎日5分間でその日のニュースのキーとなる用語と日英対訳を無料で参照できるので、とってもおすすめです。
http://cgi2.nhk.or.jp/e-news/index.cgi

中級者以上であれば読売新聞の社説を読み比べして単語を仕入れてもいいですね。こちらも無料で入手できます。
英語:http://www.yomiuri.co.jp/dy/editorial/
日本語:http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

通訳者を目指す人であれば、日本語の社説をまずはサイトラ(黙読しながら口頭で翻訳すること)をして、その後英語版を読んで訳語チェックが効果的でしょう。

この方の目的であれば、英語を読んで分からなかった部分を中心に、日本語版を見て確認するだけでも十分でしょう。

特に、海外のニュース番組は日本の話題よりも海外の話題が当然比率としては高くなりますから、国際関係の話題が社説になっている時だけを選ぶとより目標に合致した勉強法になりますね。

もっと上級の方はニューズウィークの英日併読です。

この背景知識と単語の仕入れが一度聞いて理解するまでの下準備と言っても良いでしょう。

その後にニュース番組の大量聞き流しやシャドーイングをしていく事で、慣れることができます。

これはプールで泳ぐのではなく、海で泳ぐ練習を海で水に入って慣れるという作業になります。

最後にもう一つ確実に聞けるにするためにできることがあります。
それはディクテーションです。

ご相談くださった方もディクテーションもされているということでした。

ディクテーションは時間がかかりすぎるという難点がありますので、使い方は少し気をつけしょう。

すなわち、聞き流して、どうしてもここが使えるなという時にのみ活用する方が時間効率はあがると思います。

ただ機械的にディクテーションするのではなく、よりディクテーションを効果的にするにはもう一つコツがあります。

何だと思いますか?

ヒントは前回のポイントです!

そう、分析をするということです。
aやtheと冠詞を聞き間違えることが多いとか複数形のsが抜けやすいとか、時制を間違えやすいなど自分の傾向を分析して、知るということです。

そして分かった弱点を文法書や参考書を使って補正すれば良いのです。

さて、今回の2ミリの調整はいかがでしたか?
なるほどと思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、そうでない方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方はいつでもツイッターからでも、フェースブックからでもご質問いただければ、このブログでさらに詳しくお話しさせていただきます。
ツイッターはInterpreteryayo、フェースブックはYayoi Ogumaで検索ください。

それでは次回のFAQによる2ミリの調節もお楽しみに。



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プロフィール

小熊弥生

小熊 弥生さん
同時通訳者。ビジネスシーンを中心に活躍し、数百億円規模の商談に多数関わってきた。アンソニー・ロビンズ(世界的ベストセラー作家)やノーベル物理学賞受賞者の来日講演、F1ドライバー(ヤルノ・トゥルーリー)の取材、アメリカ最大のプロレス団体WWEの来日記者会見など、数々のイベントでも通訳をつとめる。 短大入学時点では、英語力は平均以下だった(英検四級、TOEIC280点)。それが独自の勉強法を駆使した結果、3年後には通訳デビューを果たす。フジテレビ番組『世界衝撃映像社』に、「通訳」としてレギュラー出演。
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