INTERPRETATION

第23話 同通機材マイスターの育成

吉岡余真人

通訳者のための現場で役立つ同時通訳機材講座

みなさん、こんにちは

テンナインでは夏季の閑散期の間

機材研修を行っています。

もちろん社長も参加です。

研修の様子です。

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テンナインでは

コーディネーターが通訳・機材を熟知し、

お客様のご要望にお応えするように日々

勉強しています。

部署の垣根を越え、翻訳部・英語教育事業部からもお客様の満足度を高めるため

参加しました。

8月は3回行いました。

今回の研修では

・ワイヤレスマイクのしくみやチャンネル設定

・電波が混信した場合の対策など

・同時通訳エンジニアが現場でなにをしているか

・またエンジニアと

通訳コーディネーターが現場でどのように連携することがいいかなど

さまざまな角度から研修をしています。

以前は北京事務所の社員も参加し、新型機材の性能を確認いたしました。

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この秋も

通訳のみなさんとともに

お客様の「ありがとう 会議がうまくいったよ!」のために

がんばります。

よろしくお願いいたします。

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記事を書いた人

吉岡余真人

東京オリンピック開催直前 1964年8月に東京葛飾金町にて産声を上げました。専門学校卒業後、稼業の理髪店を経営するが、オリンピックで開催される国際会議にあこがれ、1989年同時通訳機材会社に就職し、東京サミット、APEC大阪、ADB福岡会議の機材運営に携わる。長野オリンピックでは組織委員会にも在籍し、ローザンヌのIOC本部にも出張し、すべての会場の同時通訳機材運用を統括。第107回IOC総会、理事会、メインプレスセンター、選手村、IBC国際放送センタースポーツ調停裁判所、医事委員会などの同時通訳機材運用を統括する。
その後大手通訳会社にて通訳コーディネーターとして勤務し、社内ベンチャーで機材会社を設立。退職後2005年からは舞台を中国に移し、国際会議ディレクターにて活躍。2008年北京オリンピックでは東京五輪の招致記者会見の通訳・機材の運用に携わり中国および東南アジアでの国際会議を運営する。上海・バンコクの通訳会社にも所属し、東南アジアを駆け巡る日々を送る。
2013年から2017まで株式会社テンナイン・コミュニケーションに在籍し
2017年8月からバルビエコーポレーション株式会社を設立し現在に至る。

END