HOME > LIFE > フリーランスのためのTAXHELP > 第5回 Expense①

フリーランスのためのTAXHELPへ

第5回 Expense①

 みなさま、こんにちは。 

 今年も10月に入りようやく日本の秋らしくなってきましたね。さんまがおいしい季節になりました。寒くなってくると面倒な確定申告を思い出す方もいるのではないのでしょうか。少しずつでも売上や経費や源泉所得税の集計作業を進めてくださいね。

 さて、税金は所得に対して税率を乗じて計算されます。その所得は収入金額から必要経費を控除して計算されるわけですから、フリーランスの方が節税をする場合には必要経費を漏れなく集計したり青色申告で通常経費にできないものを経費にしたりすることが大事になります。(このあたり、前回までで説明してきたところになります。)

 ここで、経費の取扱いですが、領収書をもらいわすれたとか、どこまで経費になるのかとかお悩みの方が多いように思います。
あるいは、とりあえずレシートがあれば何でも経費に算入して大丈夫とか、勘違いしてしまっている方もいるように思います。

 従いまして、今回より、必要経費にフォーカスしていきたいと思います。

 「必要経費」は実は、所得税法という法律で規定されております。法律を読むのは専門家の仕事ですが、経費とは何かという根本を理解しておくことは重要であると思いますので、かなりかみ砕いた文章で載せますので読んでみてください。

 所得税法37条 必要経費
 その年分の事業所得の金額の計算上、必要経費に算入すべき金額は、原則として、事業所得の総収入金額に係る売上原価その他その総収入金額を得るために直接に要した費用の額及びその年における販売費、一般管理費その他事業所得を生ずべき業務について生じた費用の額でその年において債務の確定しているものとする。

 難しいのでさらにかみ砕きます。

必要経費とは①売上原価と②業務に関する費用であります。

 ということになります。①の売上原価については商品販売業などを営んでいれば仕入金額などがあたりますね。通訳者や翻訳者の皆様にはあまり当てはまるものはないでしょうか。もし、受注した仕事を誰かに外注に出していたりするとその外注費は直接売上に対応するので①になりますね。
 
 みなさまが集計するのが大変なのが②の費用ですね。
 この②のポイントは「売り上げを得るためにかかった費用」や「その業務に関係してかかった費用」が必要経費に算入できるということです。このあたり次回以降掘り下げていきますが、本日はここまでとさせて頂きます。

 読んで頂きありがとうございました。

                   税理士法人青山アカウンティングファーム
                   関 友貴



フリーランスのためのTAXHELP


↑Page Top

プロフィール

税理士法人青山アカウンティングファーム
http://www.aoyama-af.or.jp/pc/
税理士 関 友貴さん

2005年 都内会計事務所にて法人税、所得税の一般税務会計業務に携わる。
2006年-2009年 4大会計事務所の一つであるKPMGにて上場企業、国内外資系企業、海外法人の税務に携わる。
2009年-現在 松本憲二税理士事務所(現税理士法人青山アカウンティングファーム)にて中小企業経営のトータルサポート・上場企業の税務のほか、弁護士・外国人・通訳者等の個人確定申告に携わる。
2010年より株式会社テンナイン・コミュニケーションを担当。