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NZの真夏の過ごし方のポイント

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

今年もあと数日となりました。オークランドは真夏。日中はまぶしい光にあふれ、さわやかな風が吹いています。

NZでは、11月の終わりごろから人々がそわそわし始め、12月になるとあちこちでパーティを開いたり、呼ばれたりして浮かれ調子となり、中旬を過ぎるとプレゼントを買う人々でショッピングセンターは殺気立ち、道路は尋常でなく渋滞。クリスマスにはぱったりと日常業務は停止し、お正月を過ぎるまではビジネスはほとんど機能しません。

NZの真夏に旅行される場合の注意点を思いつく範囲でまとめてみると、

1. 衣類は、夏物+フリース+ジャンパー
昼はぎらぎらと太陽の光が降り注いでも、日が沈むとぐんと冷え込みます。日本の夏とは概念がまったく違うので、上に羽織って温度を調節できるものを用意しましょう。昨年の1月にクイーンズタウンに旅行した時には、南極からの風が吹いている、とのことで、ロープウエーの終点の山頂で雪が降り、ものすごく寒かったです。

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この週末に、近所の海岸へ。穏やかそうに見えますが、桟橋はびゅんびゅんと風が吹きすさんでいて、身の危険を感じるほど。でも、周りの人は平気そうに桟橋からざぶんと飛び込んで、気持ちよさそうに泳いでいます。ちなみに、左の車は、ボートを積んでいるところ。NZでは、こうやって、気軽に自家用ボートで遊ぶことができます(普段は家のガレージに車と同じように保管)。

2. 日焼け止め+サングラス
とにかく日差しが強く、日中の強い光が肌に当たると、「痛い」と感じるほど。日焼け止めをまめに塗って、サングラスはおしゃれではなく、生活必需品として掛けましょう。

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青い空にポフツカワの赤い花が映えます。NZのクリスマスらしい風景。

3. マスクはできれば避ける
日本の冬には風物詩ともいえるマスクは、こちらではよほどの事情がない限り、気軽に使わない方が無難です。伝染病を

扱う医療現場の医療従事者でもないと、マスクを使う習慣がないので、日本の感覚で街頭でマスクをはめたりすると、あらゆる人の注目を集めることになります

(何事か、とぎょっとされる)。この時期は結構花粉が飛んでいますが、マスクで花粉を防ぐ、という発想はありません。

あと、花粉で鼻がぐずぐずになって、いつまでもずーずー鼻をすすっているのは、非常にいやがられます。思い切って、人前でも堂々とチーンとかんだ方がいいです。これも日本と違います。さらに、くしゃみも、白人文化では「はーくしょん」と思いっきりするのはご法度。飲み込むように「ぐしゅくしゅん」と極力抑えます。その後、本人は「Sorry」、周囲は「Bless you」と声を掛けるのがお約束。でも、インド人はそんなこと気にせずに、ひときわ大きな声で「はあああくしょーん」という人が女性にも多い、というのが私の観察結果です。

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我が家は、今年も年末はキャンプに出かけます。どうか皆様、良いお年をお迎えください。

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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