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GO IRISH!

すーじー

通訳・翻訳者リレーブログ

317 () はセント・パトリックス・デー。アイルランドの守護聖人である聖パトリックを記念する祝日です。シカゴでは、ひと足早く312 () にシカゴ川を緑に染める「River Dyeing」とパレードがのダウンタウンで催され、すでに街全体にお祝い気分があふれている感じがします。

2016-03RiverDyeing.jpg

↑ River Dyeingの様子(残念ながら今年は見逃してしまったので、昨年の写真です)。

1962年から続いているRiver Dyeingは、シカゴのセント・パトリックス・デーと言えばこれ、というくらい有名な行事で、毎年40万人ほどの見物客がシカゴのダウンタウンのど真ん中を流れるシカゴ川両岸に集まります。

染色の手順をざくっと説明するとこんな感じ↓

①朝9時過ぎ、2台のモーターボートがどこからともなく現れる。

②ボートは所定の場所に差しかかったところで、積み込んだ染料を川にまき始める。

③そして緑色の軌跡を描きながら、川を何度か往復する。

④小1時間程度で、川全体が鮮やかなエメラルドグリーン色に。

現在使用されている染料はオレンジ色のパウダーで、川にまかれると緑色に変わります(オレンジと緑は、両方ともアイルランド国旗の色)。シカゴ市観光局のHPによれば、「一応」環境に優しいものだそうです。

ちなみに、川を緑色に染めることになったきっかけは、シカゴ川の水質汚染問題。どこが汚染物の排出先なのかを突き止めるため、当時、川の水を部分的に染めてチェックしていたそうなのですが、その染料の鮮やかな緑色が「セント・パトリックス・デーのお祝いにぴったりでは?」となったらしいです(こういう考え方、楽しくありません?)。

イベント当日は、朝一番のこのRiver Dyeingを皮切りに、お昼ごろからパレード、その後は各自思い思いに打ち上げ、二次会・三次会……という感じで朝から晩までかなり濃いスケジュールが(やる気があれば)可能。もっと早い時間からpub crawl(パブのはしご)を始めている「猛者」もわりといるようです。

2016-03StPatrickGoods.jpg

↑ 昨年のパレード前日、街中で配っていたお祝いグッズ(とある商品のPRの一環)

アイリッシュパブにとっては、まさに「書き入れ時」という感じ。営業時間を大幅に早めて朝8時~10時から開店しているところも多いです(それも、結構賑わってたりします)。

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個人的な今年の「記念企画」のヒットは、アイルランドの2大黒ビール「ギネス」と「マーフィーズ」の飲み比べ。

『ギネス世界記録』で有名な「ギネス」は、アイルランドの首都ダブリンを本拠地とし、世界中で飲まれているビール。一方、「マーフィーズ」は、世界各地で販売されてはいるものの、アイルランド第2の都市コーク(ダブリンとは東京VS大阪のような関係)で特に人気が高いビールのようです。

どちらもたま~に飲み、そのたびに「アイリッシュスタウトは、やっぱり美味しい♡」と思うのですが、「違いは?」と考え出すとあまり分かっていないことが判明。そこで今回、近所のスーパーで買ってきた「Guiness Draught」と「Murphy’s Irish Stout」の缶ビールを同じ形のグラスに同じように注ぎ、夫と2人で交互に飲み比べてみることに。

結果は、個人的には「ギネス」はすっきりビター、「マーフィーズ」はやや甘くてクリーミーだという感想。どちらかといえば、夫は「マーフィーズ」派、私は「ギネス」派のようです。なお、今回のおつまみはミルクチョコ・プレッツェル。甘塩っぽさがドンぴしゃりでした。

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皆さんも、今週はアイルランドっぽい要素を何か取り入れてみると、楽しいかもしれません。

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記事を書いた人

すーじー

1998年春、研究留学する夫に同行して渡米。大の苦手だった英語をイチから学びなおすことに。シカゴ在住のフリーランス英日翻訳者として、マーケティングから金融・経済まで幅広い分野のビジネス案件にたずさわる。最近、興味があるのは、DIYと健康になること。2017年より神奈川在住。

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