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通訳・翻訳者リレーブログ

Hunt for the Wilderpeople

[2016.05.29]投稿者:みなみ
先月の話になりますが、久しぶりにおもしろい映画を見ました。

ニュージーランド映画で、タイトルは「Hunt for the Wilderpeple」。
トレーラーはこちら

お話は、ティーンエイジャーの母親(ニュージーランドの深刻な問題の一つ)から生まれた男の子(リッキー)が、人里離れた山奥に住む夫妻に引き取られるところから始まります。明るくほがらかなおばさんと、無口でがんこなおじさん。リッキーはだんだん心を開き始めるのですが、おばさんが急死。施設に行かなければならなくなったリッキーは、焼死と見せるために納屋に火をつけて家出をしますが、おじさんにあっさり見つかります。ところが、ひょんなことからおじさんがリッキーの誘拐犯と間違われてしまい、山中を何カ月も逃げ回ることになります。

ということで、あらすじだけでは、なんのことやら、と言う奇想天外なものですが、NZの現代版おとぎ話という感じ。ニュージーランドの冬は寒いので、狩りをしながら野宿で山の中で過ごすなんて、不可能でしょう。たぶん。

でも、心情の見せ方がうまくて、例えば、引き取られて初めての夜、リッキーはベッドに湯たんぽ(NZではHottieと言うことが多い)が入っているのに気づきます。そして、おばさんが急死してからベッドに目をやると、もちろん湯たんぽはなく、リッキーはさびしげな表情を見せます。

あと、登場する人たちが「どっかで見たことがある」というなじみの顔ばかり。テレビ中継をするキャスター役も、実際にテレビで活躍している人が出演していました。そのキャスターは、娘が去年卒業した高校にお嬢さんが通っていて、送迎などでよく見かけました。というぐらいに、ニュージーランドというのは狭い。なにしろ人口が450万人ほどですから。

そして、空、森、街並み、家具、服装、犬たち、人々の話し方、そういう一つひとつがとびっきりニュージーランドらしくて、リッキーとおじさんのやりとりが軽妙でおかしく、ところどころにしんみりと涙を誘う場面があり、最後もハッピーエンドで、見終わったあと、すっきり爽快な気分でした。

おそらく、日本では公開予定はないと思われますが、万が一、見る機会があれば、ぜひ。あ、でも、私は、ニュージーランドに住んでいなかったら、おもしろく感じなかったかもしれないです・・・。

ちなみにおじさん役は、ジュラシックパークのサム・ニールです。彼はニュージーランド出身で、お家はクイーンズタウンにあるそうです。



くらやみ祭り2016@府中大國魂神社

[2016.05.21]投稿者:ぺこたん

このコーナーでたびたび御紹介のとおり、仕事やらの合間に、いや、正確に言うと、仕事に支障が生じるギリギリのところで...カメラ首にぶら下げ、あちゃらこちゃら足を運んでは、ナニやらカニやら撮りながら、ニタニタほくそ笑んでおります。

そして、そんなナニやらカニやらの被写体として、最も興奮するさリスト上位に、常々輝いているのが......祭り...なのデス。
←←競馬場&競走馬は、しばらく前に見事殿堂入り。

と言うわけで、ちょっと前のことになっちゃいますが、今年のゴールデンウィーク中も行って参りました、恒例のくらやみ祭り@府中大國魂神社。幻想的で庶民的。わたしの大好きな祭りのひとつです。

"貴いものは、見ることを許されない"...との理由により、"くらやみ"で行われていたこの祭り。東京の"無形民俗文化財"に指定されています。
最寄り府中駅(京王線で新宿駅より約20分)から徒歩数分の地にある、大國魂神社&周辺で、毎年4月30日-5月6日に開催され、期間中は例年約70万人の人出で賑わいます。


まずは祭りの日程。
だいたい、こんな感じ。

↓↓ ここからしばし、大國魂神社HPほぼママ参照。


●4月30日
品川海上禊祓式「汐盛り」 ~午前9事半頃
→→神職御一行が、品川海上で身を清め、清めの汐水を大國魂神社に持ち帰る。大祭期間中の潔斎時には、この汐水を使用。
いよいよ、くらやみ祭りが始まります!

●5月1日
祈晴祭
→→大祭期間中の安全と好天を祈る祭典。

●5月2日
→→御鏡磨式
神輿につける鏡8枚を塩で磨き清め、本殿に納める儀式。
(=神輿奉持者の心も磨き清める意味合いあり)

●5月3日
山車の競演 ~午後6時-8時頃
→→山車が約8台、けやき並木に出て囃し立てる。
この"府中囃子"は、目黒流&船橋流とあり、同市の郷土芸能になっています。

競馬式(こまくらべ) ~午後8時
→→装具騎を乗せた一之駒から六之駒までの6頭が、旧甲州街道150mを3往復。
(=武蔵国府周辺に数多く存在した牧で生産されていた馬を、朝廷に献上するに当たり、府中の馬場で検閲の選定が行われていた。その行事が今のこの"こまくらべ"。1000以上年続いている古式)

●5月4日
御綱祭
→→神輿に綱を掛けお祓いし、御霊をお迎えする準備をする祭典。
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萬燈大会 ~午後12時半-2時
→→地元青年会が中心となり、万灯の出来栄え&それを繰る者の技
を競う。

子供神輿渡御
→→子供神輿約20基のお祓いの後、参道とけやき並木を通り、町を練り歩く。

太鼓の響宴 ~午後5時-6時
→→日本最大級の大太鼓が神社鳥居前に勢揃い。

山車の巡行 ~午後6時-9時
→→24台の山車が提灯の明かりの仲、囃子を演奏しながら、大鳥居前の甲州街道&けやき並木を中心に巡行する。
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●5月5日
例祭 ~午前10時
→→拝殿で執り行われる、最も重要な祭儀。
道清め
太鼓送り込み。
宮乃咩神社奉幣
御饌催促の儀
動座祭
威儀物授与
御霊遷の儀
→→御霊を本殿から各神輿に移す神事。
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●神輿渡御 ~午後6時
→→花火の合図と共に、6つの大太鼓が打ち鳴らされ、神輿が大太鼓に導かれ、御旅処まで渡御する。
坪宮奉幣
野口仮屋の儀
やぶさめの儀 ~午後11時
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●5月6日
神輿還御(おかえり) ~早朝4時-8時頃
→早朝4時、各神輿が御旅所を出発し、大太鼓に導かれながら町内を巡行した後、全8基が神社境内に還る。
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鎮座祭 ~午前9時頃
→神輿から御霊を本殿に納め、大祭の終了を報告する祭典。
(こちらは一般非公開)

***


◆六宮と御神輿◆
一之宮:小野神社(多摩市)
二之宮:二宮神社(あきる野市)
三之宮:氷川神社(大宮市)
四之宮:秩父神社(秩父市)
五之宮:金鑚神社(埼玉県児玉郡)
六之宮:杉山神社(横浜市)
御本社:大國魂神社(府中市)
御霊宮:大國魂神社(府中市)
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◆山車(府中囃子目黒流)◆
本町/番場/片町/本宿/欅若連/南町/矢崎/屋敷分/中川原/武蔵台/寿町
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◆山車(府中囃子船橋流)◆
新宿/八幡町/是政/新成区/押立/新宿山谷/東町/小柳/下染屋
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終了後しばらくの間は、山車の囃子が心地よく耳から離れず。
この1週間が終わると、"ああこれから夏が巡って来るんだなあ"...といつも思います。

いやあ~祭りって良いものですねえ!!(^-^)




「Indie Coffee Passport」は楽し♪

[2016.05.06]投稿者:すーじー

皆さん、カフェ巡りはお好きですか? 私はかなり好きです 平日に利用するときは、どうしても仕事ができる全国チェーン系やよく知った店を選ばざるをえないのですが、日曜など休日にはポタリング(自転車でのお散歩)を兼ね、いつもとは違う店や新しい店をのぞいてみます。今回は、最近大活用している「Indie Coffee Passport」をご紹介します。

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Indie Coffee Passport」は、北米数都市で開催されている都市ごとの独立系カフェ巡りプログラム。シカゴでは今年で2年目となり、ワシントンDCやカナダのトロント、モントリオールなどでも開催しているようです。

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パスポートを購入して参加カフェで提示すると、1カ所に1ドリンクずつ無料サービスしてもらえる仕組み。シカゴ版(今年度)の場合、パスポートは25ドルで22カ所のカフェが参加。有効期間は購入時から2016831日までとなっています。

ドリンクは各カフェで準備している専用リスト(ウェブサイトであらかじめチェックできます)から選ぶのですが、最低でも4~6種類の選択肢があり、ドリップコーヒーとラテ系ドリンク、お茶はだいたい含まれていますコーヒー以外の選択肢も必ず1つは入れる決まりらしいので、コーヒーが苦手な人でもOKかも

このあいだの日曜も、「日本ではGWがはじまったねえ」などと話しつつ、参加カフェを2カ所はしごしてきました。

Metropolis Coffee Company

Metropolis_Entrance.jpg

シカゴでは有名な老舗のMetropolis Coffee Company。近くを通りかかると時々立ち寄るのですが、今回はパスポートのおかげでちょっとラッキーな気分です。

ドリンクメニューから、私はDouble Cortado、夫は新メニューと思われるKyoto-Style Iced Coffeeにチャレンジ。

しかし、なんで「Kyoto-Style」? ドリンクリストの説明には「Single-origin coffee slowly brewed over approximately 14 hours and served over ice」とありますが......

学生時代を京都で過ごした夫によれば、「からふね屋スタイルの水出しコーヒーがヒントなのかも」。

ただ、「ふつう、水出しコーヒーは酸味をおさえた味だけど、これは酸味がすごく効いてる」そうで、「これはこれでおいしいけど......」と言いつつ、ミルクをたくさん入れてました(彼は、酸味のあるコーヒーが苦手です)。

Metropolis_Kyoto.jpg


←店の奥にKyoto-Style Iced Coffee専用コーナーが。力はいってますね~

久しぶりのMetropolis。コーヒーは相変わらずおいしかったけど、かなり混んでいたのが残念(そういや、大学の学期末試験シーズンでした)。あまり長居せず、同じ北部にある、もうひとつのパスポート参加店「Sol Café」もチェックしてみることに。

下の写真は、Sol Caféに入る前に、近所で食べたランチ(関係ないんですが......)。BBQ系も当然おいしかったけど、フィッシュフライがカリッ&サクッと揚がっていて最高!

Buffalo Joe's.jpg


手前はリブチップ+チキンウイング+ポテトフライ。奥はダブルフィッシュフライのサンドイッチ。

 

Sol Café

初めて訪れるSol Café。近辺はややラフっぽいエリアのようで、店の外観もちょっと冴えない感じ(すみません)。

......と思いきや、入り口の扉を開けると、意外なほど気持ちよさげな空間が(写真でお見せできなく残念)!

Sol Café1.jpg

今回は、夫はPour Over Coffee、私はこの店のスペシャルらしい「Q」なるドリンクを選択。

オーダーするとき、「Q」ってどんな味?とバリスタさんにたずねると......「朝、シリアルを食べた後、ボウルに牛乳がちょびっと残るよね? あれにエスプレッソを入れて、パプリカとうちの特製ソース(Jo Snow Q "Sauce")でスパイシーさとコクを出した感じ」とのお答え。

......??? 「まあ、気に入らなかったら、別のをタダで作ってあげるから(笑)」と言われ、そのまま頼むことに。

Sol Café_Q.jpg

飲んだ感想は......思ったより、大丈夫でした(笑) でも、確かにコクがあるので、起き抜けに朝食代わりに飲んだほうがいいかもという感じ。ちなみに、夫のPour Overを味見させてもらったら、とてもおいしかったです。

ていねいに淹れたコーヒー(価格も良心Sol Café2.jpg的!)、とても感じの良いバリスタさん、居心地のよい店内(老若男女が、思い思いにくつろいでいる模様)。うちからはちょっと遠いけど、また来たいなあ(今度は、ドーナツも食べよっと......)。

************************

Indie Coffee Passport」のサイト
http://www.indiecoffeepassport.com/

今回訪れたカフェ
Metropolis Coffee Company
1039 W Granville Avenue
773.764.0400
https://www.metropoliscoffee.com/

Sol Café
1615 W Howard Street
773.961.8289
http://www.solcafechi.com

(番外:ランチを食べた場所)
Buffalo Joe's
1841 W. Howard St.
773.764.7300
http://www.buffalojoesevanston.com/


YUKI

[2016.04.27]投稿者:みなみ
気が付けば、ニュージーランドの国旗は結局、現在のものが存続と決定されました。今、検索したら、Wikipediaに日本語でも詳しく解説されていました。興味のある方はそちらへ。国税の無駄遣いという批判もありましたが、歴史的な瞬間に立ち会えたことで、私としては意義はあったと思います。

さて、そんな国旗についてのトピックが我が家ではすっとんでしまう大ニュースがありました。我が家に犬がやってきたのです。鶏のキャンディーズの最後のスーちゃんにお別れを告げ、ウサギのキャンディがあっという間にこの世を去ってしまって1年あまり。満を持して、犬を飼うことになりました。

ジャーン。

201604-1.JPG

グレイハウンドのゆきちゃんです。元の名前はZoeでしたが、夫の名前の一部をとって、幸せになってほしい、という思いを込めて、そして我が家らしさを出したい、ということで名前を変更。

ニュージーランドではグレイハウンドによるレースが競馬と同じぐらいさかんで、そのために、引退したグレイハウンドに引き取り手を探すための組織があります。これは、レース用のグレイハウンドを育てる人からの費用と、私たちのように引き取る一般家庭からの寄付金で運営されている団体で、Greyhounds As Pet、略してGAPです。サイトはこちら

通常、レースを引退するのは4歳なのですが、ゆきちゃんは2歳で、レース経験はありません。おだやかすぎたりして適性がない場合、レースを経験しないで、GAPに引き取られます。

私は、人生で一度は犬を飼ってみたいと思っており、どうせ飼うなら、保護団体から引き取りたいと考えていました。ウサギのキャンディを引き取ったSPCAという団体でも犬はたくさんいるのですが、見に行くと、ピットブル系が非常に多いのです。忠誠心があって、番犬としてはうってつけ、この国では非常に人気がありますが、それだけに子供を噛む事故が多い犬であることも事実。犬初心者の私たちには手に余ります。

うーん、と思っている時にGAPの存在を知って、グレイハウンドについて知れば知るほど、これだ!と思えてきたのです。

グレイハウンドは毛が短く、犬特有のにおいが弱い、性格が非常に穏やかで、寝るのが大好き。そしてなにより、その美しさに引かれました。

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とにかく寝るのが好き。

しかし、当初の夫は非常に難色を示しました。そもそも夫は動物は「嫌い」ではなく、「怖い」タイプ。ウサギにしろ、ニワトリにしろ、最初はこわくてしようがないのに、妻に無理やり巻き込まれて面倒を見ているうちに仲良くなってくれました。

そんな夫には、大型犬のグレイハウンドはもちろん恐怖の対象。でも、あるとき、GAPのイベントに私に無理やり連れていかれて、そこで開眼したのです。グレイハウンドが何頭も集まっているのに、彼らはほえないので、静かでまったり。夫がおそるおそる触っても、クールなまま。ということで、その日のうちに、夫も、「グレイハウンドいいねー」と言い出すようになったのです。あまりの変化に私の方が驚くほどでした。

そして、昨年末、いよいよGAPにadpotionの申請をしました。すぐにボランティアの女性が家をチェックしに来てくれて、フェンスを高くしなければならないことを確認。この国では、犬をくさりでつなぐことは虐待とされており、敷地内を自由に動き回れるようにするために、フェンスで囲むことがGAPの引き取りの条件の一つなのです。

そこで、夫が2月の炎天下に週末をつぶして、フェンスの高さを延長して、3月に審査を受けて、晴れて合格!

4月に、「この子がいいね」というめどをつけて、引退したグレイハウンドたちがいる犬舎に夫と二人で見に行ってきました。事前に希望を連絡していたのは、雄で茶色。ところが実際に見てみると、大きい! 立ち上がると、私なんか押し倒されます。オーガナイザーの人によると、「この子は非常に活発なので、あなたたちのような都会に住んでいる家にはむかないと思う」とのこと。そして、何匹か紹介してくれた中で、一番おとなしくて、一番小さいZoeが我が家にやってくることになったのです。犬舎ではすごく小さく見えましたが、それでも24キロあるので、家に帰ってみたら、なんだか急に部屋が小さくなったような感じでした。

ゆきちゃんは、とにかく物静か。さびしくてきゅんきゅんすることはあっても、ほえる、ということはありません。だから番犬としてはまったく役に立ちません。ゆきちゃんが我が家にやってきてから、かれこれ2週間以上過ぎましたが、「ワン」という鳴き声を聞いたのは、つい数日前。それも1回きり。雨が降って、なかなかお散歩に行けなくて、ついにがまんができなくて、「さんぽ!」と発言したようです。

そして人間が大好き。膝枕が大好き。すきあらば、座っている人の横に来て、体をごろんと投げ出して、寝そべります。でも犬はこわくって、自分よりはるかに小さい犬でも苦手。これから友達を作っていかないとね。

犬初心者の私たちにとって、お風呂に入れるのも、えさをやるのも、散歩に行くのも、歯を磨いてやるのも、一つひとつが大騒動。でも、穏やかなゆきちゃんのお陰で、楽しい毎日を送っています。

ゆきちゃんと一緒に、いっぱい、いっぱい、楽しい思い出を作っていきたいと思っています。

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娘と歩くゆきちゃん。




仕事選び、それが問題だ。で、新宿御苑&昭和記念公園へダッシュなのだ!

[2016.04.22]投稿者:ぺこたん

仕事を受けるか否か、それが問題だ。

と、こんなこと、いきなり書いてしまうと、
"受ける側が選ぶとは生意気だ!"などと言う人もいる、かも知れません。いまどきの言い方だと、"上から目線だ!"...か。
しかしこれ、フリーランサーにとっては、切実な問題なのです。仕事を受けるか否か、その判断をするのが、仕事の第一歩なのですから。それすべてを速やかに、自分ひとりで判断し、スケジュールを上手く組まなければならないのです。

仕事の依頼を、ざっくり分別すると......

とても魅かれる内容・相手との関係は良好・条件は納得
とても魅かれる内容・相手との関係は良好・条件は不良
まあまあ魅かれる内容・相手との関係は良好・条件は不良
とても魅かれる内容・相手との関係は不良・条件は不良
まるで魅かれない内容・相手との関係は不良・条件は不良

...などあります。

ちなみに、
「相手との関係が良好」とは、長年お世話になっている、いつも気持ちよく仕事をさせて貰っている、仕事ぶりを尊敬している、その作品を愛してやまない相手。
「条件」とは、主に〆切&ギャランティーのこと。

①は言うまでもなく、迷わず喜んでお引き受けします。
②③も、よほどスケジュール的に無理な場合を除き、喜んでやらせて頂きます。
④⑤は言うまでもなく、迷わずお断りします。

それでなくても、色々な意味でスリリングな日々過ごしているフリーランサー。仕事環境を整えるのは、仕事の第一歩。基本中の基本。整っていないと、ストレスが溜まり、納得のいく仕事ができません。納得のいく仕事が出来ないと、次の仕事にも支障が来します。

相性の悪い相手と、酷い条件の中で、最高の成果を納めるのも、腕の見せどころ実力の内。頑張ってやり抜けば、トンネル潜った向こうに、素晴らしい世界が待っていそう...。まあ、若くキャリアが浅い内は、それもアリ...かも知れません。駆け出しの頃は、経験値を上げることも大事ですから。

しかしそれでも徐々に、仕事の環境を整えていくべきです。

しつこいようですが、それでなくてもスリリングなフリーランサー。こちらはベルトコンベアーや機械などではなく、生身の人間です。気持ち良く出来そうにない仕事は、たとえその内容や条件が良くても、お引き受けすべきではありません。

逆に...
ギャランティーや〆切などの条件が、バラ色ではなくても、長年お世話になっている方や、いつも気持ち良く仕事が出来る相手とでしたら、張り切ってやらせて頂きます。また先にも記した通り、その人の仕事の仕方を尊敬している、その作品を愛してやまない...などの場合も然り。こちらからお願いしたいくらい。

ただし、そのような相手(や作品)であっても、こちらのスケジュールが一杯で、時間をかけ最高の作業をやれそうにない場合は、涙ながらお断りすることもあります。納得のいかない仕事はしたくありませんので。でもその場合はお断りする前に、"〆切をあと数日延ばすことは可能か"などと、必ず相談します。やはり出来れば、お引き受けしたいので...。

仕事を発注する側もまた、その中身&拘束時間に見合った条件を、提示すべきだと思います。さもないと、仕事の完成度・受注側の質も、どんどん低下していきます。
100円玉投げつけ、"これで1万円のものを至急差し出せ!"だなんて、そりゃムシもビックリの話です。
まあ最近は、"下手でも良い、安く早ければ良い"という声も聞きますが。この御時世ですから。ああああ......グルグル・ずぶずぶ負のスパイラル。

相手との関係やギャランティーなどの条件が悪く、それでも無理に引き受け、苛々しながら仕事をしていると、ストレスが溜まります。精神的に参り体調を壊したり、プライベートがなくなり、苛々したり。結果、やる気や集中力がなくなり、仕事が雑になったりと。それではやっている意味もヘチマもありません。互いにとって、不幸です。

要するに......

仕事選びはすべて、相手次第なのです。
自分を守る為にも。こちらの勝手な判断。
って言ってること、別に矛盾していませんよね?


**************

まあだけど......
ここで悶々としていても、仕方がないので、
口直しにちょっくら、花見に行くことにします~。

......と言うわけで、大好きな新宿御苑です。


開園10AM(確か)。で、ただいま10:30AM。
ああああ、驚いたのナンのって!!
新宿門(新宿駅より徒歩約10分)、すでにこんな行列です。
翌日の予報が雨...で、今年最後の花見になりそう...だからか?
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それでも、10分ほどで無事入園。
そうして、中は、広いな大きいな~。
で、人とぶつかることもなく、意外と歩き易い。

さっそく、お出迎え...
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まずはまっすぐ、上の池の畔へ。
年に一度の、楽しみな再会。

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おおおお、
今年も来たよ!
お元気?


また来年!


千駄ヶ谷口沿いに、ぐるり。
旧御凉亭(歴史建造物)からの眺め。
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その向こう側の、中の池からの眺め。
う~~あまりの美しさに、言葉が見つかりません(^-^)
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出た! バオバオの木(笑)。
そして、何処からも見える某ビルも健在。
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カーカーカー! なぜ鳴くのぉっ?
アンタを笑わせるため~♪♪
あ...ありがとーー( ;∀;)
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しかし...
なんだろうかなあ、この想い。
毎年眺めるたび、じんわりきます...。
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そろそろー。
大木戸門から退場。
あっ、その前に、
大木戸休憩所で、
玉藻池を眺めながら、
いつものアイスクリーム。


*******


数日後――

今度は、立川の国営昭和記念公園です。

青梅線・西立川口から入園。
いつも何かしら咲いていますが、
現在はチューリップが見頃。
...というわけで、左手へ進みます。

いやあ~~~~
こころ洗われますねえ...
言葉はいりませぬ。

しばし、ご観賞ください。
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ボーッと眺めていると、
幸せな気分になりますね。

さてさて。

チューリップを堪能した後、
お隣の"みんなの原っぱ"で、
持参水筒&弁当ひろげます。

この木なんの木気になる気になる木~~♪♪
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昼食後。
玉川上水口へ向かって、
てくてく歩くと...日本庭園。
ここは、秋の紅葉が素晴らしい。
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いつものカメたちも居たけれど、
ちょっと暗くて写真はイマイチ。
よって省略。ご想像にお任せします('_')

さてさて。
日本庭園を出たら、左に曲がり、
ちょっと戻って、砂川口方面へ向かうと、
途中右手に広がるのが、"こもれびの里"。

麦畑の季節です。
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その隣にある、移築された民家の、
お蚕さま達を見学。
あっ、こいのぼりが空を泳いでいますね。
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余談ですが、
目の前の"花の丘"は、
秋頃、コスモスに彩られます。
(昨年のブログに特集記事あり)

あっ、わたしの大好きなベンチです。
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シメにもう一度、
チューリップ畑を...。

あああああ。満足極楽(^-^)
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********


帰宅後。
やっぱり...仕事は......

気持ち良く楽しくやれなきゃ、意味がない!
ですから、受ける時はみなさん慎重に。
ナニもカニモ抱え込むと、事故の元、痛い目に遭いますよ(←と自戒の念を込めて)。

いつも気持ちよく仕事させて貰っている皆さまには、こころから感謝いたします。

ありがとう、新宿御苑!
ありがとう、昭和記念!

すっかり、スッキリしました(*'▽')




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プロフィール

すーじー

すーじー
1998年春、研究留学する夫に同行して渡米。大の苦手だった英語をイチから学びなおすことに。現在はシカゴ在住のフリーランス英日翻訳者として、マーケティングから金融・経済まで幅広い分野のビジネス案件にたずさわる。最近、興味があるのは、DIYと健康になること。[2016年1月start!]

いぬ

いぬ
幼少期より日本で過ごす。大学留年、通訳学校進級失敗の後、イギリス逃亡。彼の地で仕事と伴侶を得て帰国。現在、放送通訳者兼映像翻訳者兼大学講師として稼動中。いろんな意味で規格外の2児の父。[2008.4.1 start!]

アース

アース
田舎の翻訳者。外国留学・在留経験ナシ。都会生まれの都会育ちだが、現在はド田舎暮らしで、ネットのありがたさにすがって生きる日々。何でも楽しめる性格で、特に生き物と地球と宇宙が大好き。でも翻訳分野はなぜか金融・ビジネス(英語・西語)。宇宙旅行の資金を貯めるため、仕事の効率化(と単価アップ?!)を模索中。[2015年12月終了]

ぺこたん

ぺこたん
高校までをカナダと南米で過ごす。現在は、言葉を使いながら音楽や芸術家の魅力を世に広める作業に従事。好物:旅、瞑想、東野圭吾、Jデップ、メインクーン、チェリー・パイ+バニラ・アイス。[2007.6.1 start!]

みなみ

みなみ
英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。[2007.5.1 start!!]

さるるん@ロシア

さるるん@ロシア
米系銀行勤務後、米国留学中にロシア人の夫と結婚。一児の母。我が子には日露バイリンガルになってほしいというのが夫婦の願い。そのために日本とロシアを数年おきに行き来することに。現在、ロシア在住、金融・ビジネス分野を中心としたフリーランス翻訳者(英語)。[2013年7月終了]

トナカイ

トナカイ
フィンランド・ヘルシンキ在住の多言語通訳・翻訳者。日本で金融機関に勤務の後、ヨーロッパへ。留学中に大学講師を務め、フィンランド移住後は芸術団体インターンなどを経て現在にいたる。2児の母。[2010年10月終了]

昼顔

昼顔
外資系金融、在ジュネーブ日本政府代表部での勤務を経て、外務省職員として採用。帰国後は民間企業にてインハウス通訳者としてキャリアを積み、現在は日英仏フリーランス通訳者として活躍中。昨年秋からはNYに拠点を移す。趣味は数年前から再び始めたバレエと映画鑑賞と美味しいモノの食べ歩き。[2010年3月終了]

フレッヒ

フレッヒ
高校時代をドイツで過ごし、日本の大学を卒業後、再び渡独。ドイツでの日本企業勤務を経て10年前よりフリーランスドイツ語通訳者として活躍。車関係全般・ジュエリー・スポーツ関係・整形外科分野を得意とする。普段はワイン・焼酎をこよなく愛し、庭で取れたハーブやジャガイモで主人や友人達とBBQしながら休日を過ごすのが大好き。そして大の八重山諸島フリーク。[2009年2月終了]

パンの笛

パンの笛
幼少時に英国に滞在。数年の会社勤めを経て、出産後の仕事復帰を機に翻訳を本格的に学習。現在はフリーランスの在宅翻訳者。お酒好きで人好き、おしゃべり好きの一児の母。[2008年4月終了]

かの

かの
幼少期を海外で過ごす。大学時代から通訳学校へ通い始め、海外留学を経て、フリーランス通訳デビュー。現在は放送通訳をメインに会議通訳・翻訳者として幅広い分野で活躍中。片付け大好きな2児の母。[2008年3月終了]

まめの木

まめの木
ドイツ留学後、紆余曲折を経て通翻訳者に。仕事はエンターテインメント・芸術分野から自動車・機械系までと幅広い。色々なものになりたかった、という幼少期の夢を通訳者という仕事を通じてひそかに果たしている。取柄は元気と笑顔。[2007年11月終了]

the apple of my eye

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日本・米国にて商社勤務後、英国滞在中に翻訳者としての活動を開始。現在は、在宅翻訳者として多忙な日々を送る傍ら、出版翻訳コンテスト選定業務も手がけている。子育てにも奮闘中![2007年5月終了]

仙人

仙人
大学在学中に通訳者としての活動を開始。卒業後は、外資系消費財メーカーのマーケティング分野でキャリアアップ。その後、外資系企業のトップまでキャリアを極めた後、現在は、フリーランス翻訳者として活躍中。趣味は、「筋肉を大きくすることと読書」[2007年4月終了]

ガットパルド(gattopardo)

ガットパルド(gattopardo)
伊・仏・英語通翻訳、ナレーション、講師など、幅広い分野において活動中のパワフルウーマン。著書も多数。毎年バカンスはヨーロッパで![2006年8月終了]

Hubbub from the Hub

Hubbub from the Hub
幼い頃から英語に触れ、大学在学中よりフリーランス会議通訳者として活躍、現在は米国大学院に籍を置き、研究生活と通訳の二束のわらじをはいている。[2006年8月終了]

雛


大学在学中に通訳デビュー。外資系企業勤務を経て、フリーランス通訳者に。会議はもちろん、音楽、舞台、映画などの分野でもひっぱりだこ。クライアントからの指名率も高い。[2005.11月末終了]

とと

とと
大学卒業後、数年のサラリーマン生活を経て、フリーランス翻訳者に。技術系から出版物と、幅広い分野で高い評価を得ている。趣味は音楽。ただいま子育て奮闘中。[2005.11月末終了]

背番号8

背番号8
イギリスに長期留学後、インハウス通訳者として数社に勤務。現在は、フリーランス通翻訳者として活躍中。若手通訳有望株の一人![2005.11月末終了]