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タイトル ワルキューレ ヒトラー暗殺の二日間
著者 スティ・ダレヤー
訳者名 加藤節子、リセ・スコウ、中重桂子、澤田由希子
出版社 原書房
訳者より

本書は1944年7月20日のヒトラー暗殺未遂事件を扱ったデンマーク語のフィクションを訳したものです。ナチス政権下、ヒトラーのユダヤ人政策に対して腕をこまねいて傍観することに良心のとがめを覚えたシュタウフェンベルク大佐が同志を募り、みずから刺客となり、ヒトラー政権の転覆を図る「ワルキューレ」作戦を指揮します。回想に耽る事件前夜と一刻を争う状況でアクションが展開される決行当日が、大佐とヒトラーの視点から描かれています。「ヒトラーの狂気にとどめを刺そう」とした「若き伯爵の良心の蜂起」は世代を超えて読者の感動と共感を呼ぶこと請け合いです。

映画「ワルキューレ」では、トム・クルーズがシュタウフェンベルクを演じます。本書は映画の原作ではありませんが、映画と同じテーマなので訳してほしいと作者からお声がかかったのが、そもそもの発端でした。

ときには1ページの半分ほどもある長い文章や抽象的、暗示的表現などを、いかにこなれた読みやすい文章にするか、頭を抱えることも多々ありました。映画との兼ね合いで翻訳が間に合うかどうか心配でしたが、封切りが大幅に遅れたことが訳者にとっては幸いでした。

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