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枝廣淳子のNext Stage

同時通訳者、翻訳者、そして環境ジャーナリストとして、環境問題に関する講演、執筆、翻訳等マルチにご活躍の枝廣淳子さん。代表的な翻訳本として「不都合な真実」(アル・ゴア:著 枝廣 淳子:訳)、著書である大ヒットシリーズ、「朝2時起きで、なんでもできる!」などでも知られる枝廣さん代表の有限会社イーズでは、翻訳力アップのための自己トレーニングメール講座、「Next Stage」を開いています。 本コンテンツでは翻訳者を目指す方をNext Stageへと導く枝廣さんからの楽しくもためになるコラムを毎月第1水曜日にお届けします。乞うご期待下さい。

トレーニング方法も進化することが大切です

 春と夏の翻訳道場が終わりました。
私は自分でも翻訳をしていますが、世界にたくさんある、まだ日本に伝わっていない大事な情報や書籍を正確にわかりやすく翻訳できる人をもっともっと増やしたいと思って、翻訳者を育てる講座やトレーニングも行っています。

 通常は、メールで週に1回ずつ課題を受け取って、自分で勉強を進めていく翻訳メール講座「Next Stage」でトレーニングを積んでもらっていますが、自分の時間のとれるときに、直接指導ができる翻訳道場を開催しています。一緒に翻訳を進めることで、どこに気をつけて、何を見ながら、何を判断の基準として訳語を選択し、全体のトーンを整えていけばよいかを体感してもらい、トレーニングに活かすことで力をつけてもらうものです。
今回は、5月に1回、7月に2回、そしてより少人数での集中的な翻訳道場その2を8月に2回開催しました。

 道場をやってみて、気づいたことがあります。「翻訳の勉強方法やトレーニング方法は進化していくもの」ということに気づいていない人がいるということです。
もしかして、6カ月前と同じやり方でトレーニングをしていませんか? 勉強方法もトレーニング方法も、自分の力がついてくるに従い、新たな課題が明らかになるに従って、刻々と変わっていくものです。

「え、私、6カ月前や1年前と同じやり方で練習している......」と思ったとしたら、翻訳だけではなくて、翻訳のトレーニング方法も進化させることを考えることをお勧めします!

 自分はどういう翻訳ができるようになりたいのか? そして今、自分はどこまでできて、どこが足りないのか? 次の一歩として、自分はどのような力を身につけることが必要なのか?――翻訳に限りませんが、成長していくためには「課題設定力」がとても大切。自分の課題を自分で見いだし、設定し、集中的にその力を伸ばすようなトレーニングを繰り返すことで、正確で読みやすい翻訳ができる力を少しずつでもつけていけます。

 芸術の秋、食欲の秋、勉強の秋......ですね。自分の翻訳トレーニング方法をちょっと見直してみませんか?

翻訳力アップ自己トレ「メール講座Next Stage」では、「今の自分に必要なトレーニングは何か」について、自分で気づくためのヒントやアドバイスをいろいろ紹介しています。また、他の人や自分の訳文を「読者」の視点で読むトレーニングを重ねることで、自分の苦手なところだけでなく、得意なところに気づいて伸ばしていくお手伝いもしています。よろしければご一緒しませんか?

講座の詳細はこちらからご覧いただけます。
http://www.es-inc.jp/courses/course09.html



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プロフィール

枝廣淳子

枝廣淳子さん:Junko Edahiro
東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。2年間の米国生活をきっかけに29才から英語の勉強をはじめ、同時通訳者・翻訳者・環境ジャーナリストとなる。環境問題に関する講演、執筆、翻訳等の活動を通じて「伝えること、つなげること」でうねりを広げつつ、行動変容と広げるしくみづくりを研究。世界と日本をつなげる役割としての翻訳者を育て、活躍の場を提供する取り組みも行っている。

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