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リンダ!リンダ!リンダ!

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

リンダ!リンダ!リンダ!という映画を週末に見ました。お話当番で、渡辺が一押しだと言っていた映画です。

文化祭でブルーハーツのリンダリンダを演奏することになった女子高生4人のたった4日間のお話です。ひょんなことでソン(ペドゥナ)という韓国人の留学生がボーカルで歌うことになるところから始まります。

なんだろう。。。本当に懐かしい匂いがする映画です。高校生の時って、何かに仲間と夢中になったり、自分の気持ちを中々伝えられなかったり、純粋すぎで傷ついたり、傷つけたり、まっすぐすぎて器用に生きられなかったりそんなきっと誰にでもある青春時代を思い出させてくれます。

留学生のソンとバンド仲間の間は、徹夜で一緒にバンドの練習をする内に、言葉が分からなくても気持ちが少しずつ通じてきます。心が近づくと、言葉の壁を乗り越えられるのです。

脚本や演出が素晴らしく、何気ない、本当によくあるエピソードが、効果的に盛り込まれていて「ああ、あった、あった、こんなこと」と思わず頷いてしまいます。

早めに仕事が終わった日、よかったら観てください。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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