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世界一美しいスタバで考えたこと

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

40代までは一度も考えた事がなかったこと。

50代になって、友達が重い病気を患ったり、同年代の仕事仲間が病気で亡くなって辛い別れを経験するようになると、つい考えてしまうことがあります。

それは「自分には後どれくらいの時間が残されているのだろうか?」ということ。

私たちの年代は休むのが苦手な人が多い。体調が少し悪くても、気分がすぐれなくても、なかなか言い出せないというか、気合いで頑張ってしまうところがあります。考えてみたら私たちの親世代はもっと苦手だったと思います。私は父親が有給休暇を使ったところを見たことがありません。

私が週末以外に休暇を取るようになったのは、はっきり覚えていませんが45歳を過ぎた頃からだと思います。会社員時代はほとんど有給を使わず、起業後も最初の数年はお休みどころか、土日もオフィスで過ごしていました。

ただ今は私の考え方も変わりました。猛烈に働いた時期を経験し、今は働くことと同じぐらい余暇を楽しむことは大事だと思っています。会社も自然とスタッフ同士が協力して有給を取得しやすい環境が整っています。

先日3連休に富山にキャンプに行き、世界一美しいと称されるスタバで考えたことでした。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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