INTERPRETATION

第356 「多種多様な」

柴原早苗

すぐ使える英語表現

31 flavors 多種多様な
The election will surely be a tight race.  There will be 31 flavors of candidates. (選挙は確実に大接戦になるでしょうね。多種多様な候補者が乱立するでしょう。)

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「多種多様な、色々な種類の」を英語の口語表現で31 flavorsと言います。9月のCNNニュースで、ジェイク・タッパー記者がアメリカ・カリフォルニア州のニューサム知事をインタビューした際、この表現を使っていました。内容は大統領選挙出馬について。民主党の候補者がたくさん出そうだというニュアンスで使われていたのです。ニューサム知事は今のところ出馬には慎重なようです。

さて、この31 flavorsというフレーズ。スイーツ大好きな方はすぐにお判りでしょう。そう、あのアイスクリーム・チェーン「サーティーワン」から来ています。日本では「サーティーワン」の方がなじみがありますが、海外ではBaskin-Robbinsと呼んでいます。英語表記にハイフンがあるのは、二人の創業者、バスキン氏とロビンス氏の名前から来ているためです。創業者2名を社名にしたものとしては、他にもHarley-DavidsonやRolls-Royceなどがあります。

ちなみにこうした商品名が日常会話に転用されるケースは日本語でもあります。たとえばあの梱包材に含まれる「プチプチシート」。この正式名は「気泡緩衝材」で、英語ではbubble wrapと言います。日本でのメーカーは川上産業株式会社なのですが、今年10月に社名を「プチプチ株式会社」へ変更。ニュースでも取り上げられていました!

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記事を書いた人

柴原早苗

放送通訳者、獨協大学および通訳スクール講師。上智大学卒業。ロンドン大学LSEにて修士号取得。英国BBCワールド勤務を経て現在は国際会議同時通訳およびCNNや民放各局で放送通訳業に従事。2024年米大統領選では大統領討論会、トランプ氏勝利宣言、ハリス氏敗北宣言、トランプ大統領就任式などの同時通訳を務めた。NHK「ニュースで英語術」ウェブサイトの日本語訳・解説担当を経て、現在は法人研修や各種コラム執筆にも従事。

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