2週間がかりで取り組んでいた翻訳案件を今晩中に納品しなければならず、ラストスパート中です。あと半日で何とかなりそうですが、本日は気持ちに余裕がなくて、まともにブログが書けそうにないので、新政権誕生を受けて、気になることを二つだけ書きます。

その１．新政権の支持率急上昇
前政権がめちゃくちゃだったから、民主党はマニフェストを作り直して出直さなければならないのでは・・・と思っていたら、支持率急上昇。なぜ？　政策は同じなのでは？　それこそ鳩山前首相辞任の原因のひとつである普天間問題を民主党はどうするつもりなのか？　何も見えないのに・・・。いわゆる「脱小沢」への期待？　

与党の一員である鈴木宗男議員もブログで「就任したばかりで、まだ何もしていないのに国民のこの反応は何なのだろうか」と驚きを表わしていたのに苦笑しましたが、ホントに不思議です。

その２．市民運動
菅直人氏個人についてここでどうこう言うつもりはないけれど、彼を批評する場合によく「市民運動」「市民活動」ということばがネガティブな意味で使われることにドキッとします。本来、ネガティブなものではないはずなのに。

同様に、「地球市民」ということばは、国際協力団体で働いていたこともある私にとって身近なものだったのですが、数年前からこのことばにも妙な色がつけられてきたように思います。たったひとつの地球を大切にし、分かち合おうという趣旨だったのに、いつのまにか、まるで国家の存在を認めない世界政府主義＝危険思想のシンボルのように捉える言論が増えていて驚きました。そんな解釈をする人たちがいることがこわいです・・・。