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航空券のお値段

フレッヒ

通訳・翻訳者リレーブログ

 このブログ記事を皆さんに読んで頂く頃には
私はロンドンのアンティークマーケットをウロウロ
徘徊していると思いますが、最近よくお客様から
航空券の手配をお願いされたり、航空券関係、航空会社関係に
ついてよく質問されます。

 お年の方にイマイチ複雑になっているのが
燃料特別料金。どこの旅行会社で手配しても別料金で
掛かるし、それが結構毎年値上がりしていてヨーロッパだと
航空会社に寄って若干の違いはあるものの、
往復35000円〜4万円になるものですから、それはビックリされます。

 今回のロンドンは、私はお客様より一足先に行かせて頂いて
自分のリサーチや語学研修も兼ねてしまうと言う我がままを
聞いて頂いたので、支払いはするけれども
自分で一番安いと思われるエコ格安を手配しろとの仰せ。

 見つけました!!ネットにて
東京=ロンドン 1ヶ月FIXのチケット、
スターアライアンス系指定で、39800円。結局諸費用込みで
80000円ちょっと出るくらいのお値段でしたが、これが本当に
底値でした。

 このお値段を言うと、ヨーロッパからの出張者に本当に
驚かれます。今、ユーロ高もあり、向こうでチケットを取った
方が格安航空券であっても日本より格段に高いのです。

 その昔は呼び寄せ便なんてのもあり、ヨーロッパで安く
取ってあげて、日本にチケットを送るなんてのもありましたが、
今はそんなの論外。

 7〜8年位前は、燃料費も無くて
空港使用料と税金のみの加算で、当時クアラルンプール経由
フランクフルト往復45000円で私は行きました。
待ち時間が辛かったけど、自費での渡欧だったし
安さには変えられない!
と選び、思ったより快適な旅で満足だったなあ。

 きっと私は今頃、ロンドンの物価高にヒ〜ヒ〜しながら
1杯約800円強するスタバのコーヒーもケチって節約生活
しているでしょう。ロンドンはアンティーク好きにとっては
たまらないけれど、あの異常な物価高には本当に参ります・・・。

 写真は、水晶に手彫りで裏彫りし(インタリオ)し、
その後、手で絵付けした彫刻アクセサリーです。
17〜18世紀頃、イギリスの貴族に好んでカフスとして
着けられていました。現在ではロンドンのアンティーク市で
見かける事が出来ますが、この技術を現在継承して彫って
絵付け出来る宝石彫刻家は世界でもドイツに5〜6名残っているだけと
言われています。(こちらはドイツ人女性宝石彫刻家の作品)
裏には絵柄が映えるように白蝶貝が付けられています。

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記事を書いた人

フレッヒ

高校時代をドイツで過ごし、日本の大学を卒業後、再び渡独。ドイツでの日本企業勤務を経て10年前よりフリーランスドイツ語通訳者として活躍。車関係全般・ジュエリー・スポーツ関係・整形外科分野を得意とする。普段はワイン・焼酎をこよなく愛し、庭で取れたハーブやジャガイモで主人や友人達とBBQしながら休日を過ごすのが大好き。そして大の八重山諸島フリーク。

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