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ビジネス翻訳・通訳で役立つ表現を学ぼう!

ビジネス・経済・金融などの分野の翻訳や通訳でよく出てくる表現をイギリスのメディアから取り上げてお届けします。

第92回 選挙関連必須ボキャブラリー! 第2弾

皆さん、こんにちは。早くも5月、日本はゴールデンウイークですね。いかがお過ごしでしょうか?

今週のトピックですが、前回に引き続き「選挙関連必須ボキャブラリー」を取り上げます。

1.選挙の種類

議員を選ぶ選挙の種類として「総選挙」「解散総選挙」「補欠選挙」について考えてみましょう。英訳が思い浮かびますか?

まずは「総選挙」ですが、これは a general election ですね。
「総選挙で勝つ」だと win in the general election

議会というのはそれぞれ数年おきに選挙で議員の入れ替えがありますが、突然の議会解散によって行われる「解散総選挙」の場合は、a snap election と呼ばれます。その場合の動詞は call を使います。
→Theresa May call a snap election (メイ首相、解散総選挙を実施)

また議員の欠員を補充するために行われる「補欠選挙」ですが、こちらは by- election と言います。

2.どのように民意を反映するか? 

民意を反映するために行われる選挙ですが、「どのように当選するか」は国や地域によってそれぞれの決まりがあります。日本の衆議院議員選挙では「小選挙区制」と「比例代表制」が取られていますが、イギリスでは「小選挙区制」のみです。

小選挙区制:a single-seat constituency system, first-past-the-post system (英)
比例代表制:proportional representation system

一般に、小選挙区制では大政党による政治が行われ政局が安定すると言われますが、死票が多くなり民意の反映という意味では問題もあります。イギリスで2015年に行われた総選挙では投票数の12.7%を獲得した政党UKIP(UK Independence Partyイギリス独立党、「ユーキップ」と発音)は660議席中ほんの1席しか獲得できなかったため現選挙制度を疑問視する声も多く聞かれました。

3.立候補する

「(選挙に)立候補する」という英語表現は、become a candidate, stand in an election, run in an election, announce one's candidacy, run for -, stand for- など色々とあります。

これからしばらく世界各地で選挙が続くので、お役に立てば幸いです。


2017年5月2日



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プロフィール

グリーン裕美

グリーン裕美さん
結婚を機に1997年渡英して以来、フリーランス翻訳・通訳として活躍。ロンドン・メトロポリタン大学大学院通訳修士課程非常勤講師。元バース大学大学院翻訳通訳修士課程非常勤講師。二児の母。ビジネス会議、国際会議、法廷、放送通訳(BBC News Japanの動画ニュース)など様々な通 訳経験ある一方、翻訳では、実務翻訳以外に、ビジネスマネジメント論を説いた『ゴールは 偶然の産物ではない』を始め『GMの言い分』『市場原理主義の害毒』などの出版翻訳も手がけている。また『ロングマン英和辞典』『コウビルト英英和辞典』など数々の辞書編纂・翻訳、教材制作の経験もあり。 向上心の高い人々に出会い、共に学び、互いに刺激しあうことに喜びを感じる。 グローバル社会の発展に貢献するために自分ができることを日々僅かながらでも実行している(つもり)。
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