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長旅は夏までお預け

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

キャンプ旅の最終レポートです。

1日のスケジュールは、大体朝5時過ぎに起きるところから始まります。2時間ぐらいかけてゆっくり朝食を食べ、1時間で撤収します。テントは設営より撤収の方が時間かかります。大体キャンプ場を9時前に出発して、次のキャンプ場まで400キロから日によっては500キロぐらい高速を走ります。一番移動した日は岡山→広島→兵庫→京都→滋賀→岐阜と全部の県を通って走りました。連休中にも関わらず渋滞にはまることもありませんでした。

安全のため150キロから200キロに1回の目安で休憩を入れました。ランチはSAで適当にお腹にたまるものを買って、車の中で移動しながら食べました。普段糖質は極力取らないようにしていますが、旅は例外です。押寿司がとても美味しかったです。大体次のキャンプ地近くのインターを降りると、最初にスーパーを探してその日の夜と翌朝の食材を調達します。先に買っておかないと、キャンプ場から一番近くのスーパーまで20キロ以上離れているなんてこともあります。普段どこにいってもコンビニがある便利な東京とは大違いです。

キャンプ場につくと、テントを設営して、近くの温泉に行きます。暗くなる前に夕飯作りです。夕飯は簡単に豚キムチとか、お鍋とか、マーボ豆腐にしました。外で食べると何でも美味しいので不思議です。夕食が終わると焚火を囲んでコーヒーを飲んで20時ぐらいに就寝。つまり今回の旅では移動とキャンプのみで観光はしませんでした。ただ最後のキャンプ地、飛騨高山から30分のところに白川郷があったので、そこだけぐるりと観光しました。長閑な風景の中に藁ぶき屋根の家が溶け込んでいて、情緒たっぷりの風景でした。このあたりは豪雪地帯だというこことで、次は冬に訪れたいと思います。

最終日は軽井沢の保養所に立ち寄って、体制を整えて東京に戻りました。テントを乾かして、寝袋はダウン専用の洗剤で洗いました。そして今日本で一番好きな書店、軽井沢書店でゆっくりコーヒーを飲みながら読書。旅行中の唯一のトラブルは、夜テントで寝ている時に左瞼の上を虫に刺されてしまい、どんどん目が腫れてしまったことぐらいです。

5月はテンナインの決算月。また仕事に励もうと思います。長旅は夏までお預け。今回の旅で少し体力に自信がついたので、今からとても楽しみです。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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