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大統領のように働き、王様のように遊ぶ

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

1980年代に「大統領のように働き、王様のように遊ぶ」というテレビコマーシャルが流行ったことがありますが、私はこの言葉が割と好きでした。しかし現実には大統領のように働けているかといえばそうではないし、王様のように遊んでいるかといえばそれも難しい。特に今の働き方改革の時代にはそぐわない気もします。ただ「やりたいことをやって、知らないことを体験して、思いっきり毎日を楽しむ。家族や友人、周りの人を大切にして、人と人の絆を感じる」のが生きているという醍醐味だと思っています。

元来小さいころから不器用な性格で、仕事も効率的に進められる方ではなく、周りのスタッフに支えられてここまで来ました。元々他の人が1倍の力でできることが、私は2倍、3倍の時間がかかりました。でも一つだけ毎日心がけていたことがあります。「仕事もプライベートも常に自分の持っている能力の120%の力を出そう」ということです。(これは時間の濃度の問題で、長時間という意味ではありません)

例えば仕事は毎日80%ぐらいの力を出してやり過ごすことはできます。120%の力で仕事いている人と、80パーセントで仕事している人で、1日1日のアウトプットはほとんど差は出ません。ただ80%で仕事をしている人は一年後それが100%の力になってしまい、毎日120%の力を出し切って仕事をしている人は、1年後それを100%の力でこなせるように成長します。たった1年の間で1年の間で2人の間には40%の差が出来てしまうのです。スタートラインが同じなのに、1年で大きな差になるのはこのためです。だから私は仕事も遊びも真剣勝負です。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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