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インベーダーゲーム

いぬ

通訳・翻訳者リレーブログ

……というゲームがワシの若い頃にあってのう。バカみたいに百円玉握り締めては、ゲームセンターに通ったもんじゃ。良く考えてみると、あれほど非生産的な行動もないがの。なに?「ゲームセンター」が分からんとな?

そう、その頃はゲームというものは、「ゲームセンター」という所で、お金を払ってやるもんじゃった。タバコの煙と鬱屈と刹那的な興奮がブレンドされて、独特の雰囲気をかもし出している場所でのう。「不良」という今は絶滅してしまった種族の溜まり場で、バイオレンスの香り漂う場所でもあったんじゃが……。

などと話がどこまでも脱線していきそうなのだが、ここしばらく、懐かしのインベーダーゲームのように、やってもやってもやってもやっても続々と仕事がわいてくる。

アルクの収録にNHKのシフトに共同執筆している論文の締め切りに、学生たちを引率しての「ハンナのかばん」観劇、さらに大学の公開授業3連発。

今日は高崎で公開授業。明日は成績の提出。明後日からはレシテーションコンテストに応募した学生を引率して、1泊2日の合宿が2回。その合間と終わったあとにNHKのシフト。

それが終わった翌週は、郡山で公開授業をやってさらに大宮でも公開授業と、何だかんだでお盆まで仕事一直線になりそうな感じ。

半分以上は自分がやりたくて志願した仕事なので、別に泣き言を言っているわけでもないのだが、その合間をぬって、突発的な仕事が飛び込んでくる。こちらの方はいまだに上手く対処できないままだ。

タイム・マネジメントが下手くそなので、そういった突発的案件に押されてしまい、先週は肝心の論文執筆で徹夜をする羽目になった。情けない。

昔はものを思わざりけり、というか何というか。去年の自分ののんびり具合を思い起こすと、タイムマシンで戻って後頭部に思い切りハリセンで一撃をかましたい気分だ。

お盆明けには学生が自主的に申し入れてきた通訳合宿。9月にはやはり学生が依頼してきた文法セミナー。それに加えて学会の発表。そうこうしているうちに新学期か。

ううっ。今回は脈も絡もない、単なる独り言になってしまった。申し訳ないです。

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いぬ

幼少期より日本で過ごす。大学留年、通訳学校進級失敗の後、イギリス逃亡。彼の地で仕事と伴侶を得て帰国。現在、放送通訳者兼映像翻訳者兼大学講師として稼動中。いろんな意味で規格外の2児の父。

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