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夏休みの予定は・・・

さるるん@ロシア

通訳・翻訳者リレーブログ

今週から3週間ほど子どもがロシアのおばあちゃんの家に遊びに行くはずだったのですが、急におばあちゃんが入院することになってしまい(幸い大事ではないのですが)、夏休みの予定を立て直さなくてはならなくなりました。7月下旬から日本に一時帰国を予定しているのですが、まだ1ヶ月以上先の話。それまで、どう過ごすか・・・。子どもが一日中家にいると、私も仕事に集中できないし・・・。なんたってロシアの学校の夏休みは3ヶ月もあるので(長すぎ!)、いろいろ思案中です。

子どもが毎日三食、家で食事をとるというのも休暇ならでは。食事を作るのが面倒なときは、近所のショッピングセンターのフードコートで食事をすませてしまいます。モスクワでは、どこのフードコートでもマクドナルドやロスティクス(ロシア版KFC)はいつも混んでいます。ロスティクスはKFCと提携していて、3年前はKFCとは似ても似つかぬフライドチキンを出していましたが、今ではほぼKFCの味と品質です。

ロシアのファストフードの定番カルトーシカやブリヌィのお店も利用者が多いです。カルトーシカはロシア語で「じゃがいも」のことで、焼いたじゃがいもを半分に切ってバターとチーズを混ぜたものの上に、好みのトッピングを2、3種類選んでのせてもらいます。冷たいトッピングは、サーモン、ニシンのマリネ、細切りハム&チーズ、カニかまサラダ、きのこ等々、暖かいトッピングは、マッシュルームのクリーム煮、ベーコン等々。なかなか美味です。ブリヌィはロシア版クレープ。ジャムやはちみつを使ったデザート系もあるけれど、カッテージチーズ、ハム&チーズ、サーモン、イクラなどのお食事系が主流のようです。

私のお気に入りは、比較的すいているカフカス(コーカサス)・中央アジア料理のお店。

この写真はセットメニューで、ハルチョー(羊肉とお米の入ったトマトベースの辛いスープ)、プローフ(羊肉のピラフ)、好みのサラダ(今回はビーツのサラダをチョイス)、ピタ(パン)に飲み物が付いて600円弱。ハルチョー、大好きなんです。酸味のきいた辛いスープ。タイのトムヤムクンも好きですが、ハルチョーもそれに優るとも劣らぬおいしさだと思います。私は北海道出身のせいか、子どもの頃、牛肉よりも羊肉(ジンギスカン!)の方をよく食べていたので、羊肉というのもうれしいのです。でも、この写真、あまりおいしそうに見えませんね(汗)

食べ物の話ばかりになってしまいますが、先週、ビアード・パパに行ってきました。2月にオープンした日本のシュークリーム屋さんのモスクワ店です。

モスクワにもシュークリームらしきものはあるにはあるけれど、シュー皮はパサパサだし、中はカスタードクリームじゃないし・・・だったので、このお店の進出は嬉しいかぎりです。子どもも大喜びでした。ちなみに、店内に入ると、ロシア人の店員さんが、「いらっしゃいませ、こんにちは」と日本語で挨拶してくれます。

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記事を書いた人

さるるん@ロシア

米系銀行勤務後、米国留学中にロシア人の夫と結婚。一児の母。我が子には日露バイリンガルになってほしいというのが夫婦の願い。そのために日本とロシアを数年おきに行き来することに。現在、ロシア在住、金融・ビジネス分野を中心としたフリーランス翻訳者(英語)。

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