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頑張!アンディエル

工藤浩美

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愛犬アンディエルの首に小さなしこりを見つけ、動物病院で診断してもらいました。最初は「悪い病気ではなくて、多分虫歯で菌が入っただけでしょう」という診断でした。ただなかなか良くならないし、もう一度精密検査をしてもらった結果、悪性リンパ腫だと診断されました。

 フレンチブルドックは体が弱い子が多く、10歳を超えると「レジェンドブヒ」と呼ばれ、フレブルオーナーの目指すところです。アンディは現在11歳と5ケ月です。長生きしてくれていることに感謝する毎日でした。しかし悪性リンパ腫の治療法は抗がん剤しかなく、無治療だと余命2ケ月。こんなに元気なのに信じられなくて、最初聞かされた時は自分でも情けないぐらい涙が出て、泣き疲れてどうしていいかわかりませんでした。

 しっかり者の旦那さんと話し合って、抗がん剤治療を始めることにしました。初診の時無理にでも細胞診をお願いすれば良かったとか、ストレスが原因だったのではないかとか、抗がん剤治療は私のエゴで、アンディを苦しめる結果になるかも知れないと、何十回も考えました。ただ犬は人間ほど副作用が出ない方が多いそうです。結果治療が始まった今も食欲旺盛でお散歩も楽しんでいます。1日でも長く一緒にいたいという私のわがままに付き合ってくれているようです。

 アンディが我が家にやってきた時、周りの友人がびっくりする程私の生活は変わりました。それまで会社のこと、仕事のことしか頭になかったのに、一言でいうと自分の本来の生活を取り戻したような感覚でした。私のバランスが取れることで、会社も不思議と大きく、強くなりました。

 犬も人間も年を取ります。人生は長いようで一瞬です。だからこそ、一日、一日を大切に、目の前のことに一生懸命取り組んで行きたいと思っています。

 

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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