ENGLISH LEARNING

第38回 発音はものまねシャドーイング→間違え探し!

小熊弥生

世界衝撃TOEIC攻略法

皆様、こんにちは。

5月29日に開催されたTalent Searchの時の動画が公開中なのは第35回目で告知させていただきました。

1339名とたくさんの方に見ていただいて大変感謝しております。

登録するか、facebookにリンクさせないとrateもcommentもできないとちょっと手間ではありますが、是非、英語を勉強されている方は、英語でのcommentを残してみませんか?

いつもinputの勉強だけでoutputがなければ、受動語彙は能動語彙に変わらず、いつまでたってもスムーズに話したり、書いたりできないままになりがちです。

ですので、英語を使う良い機会ということで、自分が感じたことを英語にしてみてください。一言だけでも大歓迎です。

他の方のコメントを参考にして書いてみても良いですよ。

http://talentsearch.ted.com/video/Yayoi-Oguma-Behind-the-scenes-o;TEDTokyo

前回のブログでは、リスニングをどーんと強化するためにはメンタルも整える必要があり、さらに的確にリスニング力を分析すること、またそれぞれの対策についてもお話をしました。

今回は賢い発音の改善の仕方をお伝えいたします。

前回も、リスニングでテーマがシームに近い音だったので理解できなかったという話をしました。発音でも同じく自分がテーマと発音してしまったら、相手は理解してくれません。

もちろん日本人の発音に慣れている方や文脈から類推できる時には例外になりますが、それでも、誤解の原因にもなりえますから、少しでも努力する必要はあるでしょう。

上記で紹介したTED audition talkとTEDxTokyo talkでインド英語とイギリス英語に挑戦しました。

なかなか発音は良かったと好評だったので、どんな風に勉強したかを皆さんにお伝えしましょう。

まだどこでも書いてない情報です。

まずインド英語のアクセントをすることになって、真っ先にしたのが、YOU Tubeで”Indian English Accent”というキーワードで検索し、インド英語のYou Tubeを探して、シャドーイングをしました。

やっぱりシャドーイングが一番、間、発音、イントネーション、表現、単語を学ぶ上では効果的ですね。

何度か練習した後に、今度は自分でインド英語っぽい台詞を作りました。

Hello, my name is Nilesh Bagul. I am an engineer from India.

I am very honored to be here today to speak in front of the TED owner and organizers. I work as an engineer in a telecommunication industry. As I don’t speak Japanese, I often rely on interpreters in technical meetings. Yayoi, the little Japanese girl or I should say lady she does a good job of understanding technical jargons. It is her audition so I have to say good things about her, right? First time, I used her, I was so impressed with the level of her expertise that I almost asked her not to steal my job.

しかし、それが本当にインド人らしい英語か、また私の発音が合っているのかが確認できなかったので、インド英語を教えてくれる学校を探しました。

なかなかなかったのですが、MOAオンライン英会話で、インド人の先生がスカイプで英会話のクラスを提供してくれる学校を見つけました。

http://www.minatomo.co.jp/top.html

しかも料金もとてもリーズナブルだったので、早速体験レッスンを受講。

もちろんインドなまりが強い方を依頼。

そして私の作った段落をまずは黙読してもらい、インド英語らしい単語に入れ替えてもらいましました。

Hello, I am Nilesh Bagul from India. I am very honored to be here today to speak. I work as an engineer in a telecommunication industry. As I don’t speak Japanese, I often rely on interpreters in technical meetings. Yayoi, the little Japanese girl or I should say a lady, she does a good job of understanding technical jargons like in LTE, where PDCCH is utilized to tell the UE of shared channel scheduling allocations for both the uplink and downlink. It is her audition so I have to say good things about her, right? The first time I used her service, I was so impressed with the level of her expertise, that I was sure she would steal my job with time.

その後、今度は先生に全文を音読してもらい、それを録音。

次は一文ずつ、先生の後に続いて私も音読。

さらに今度は一単語ずつ、先生の後に続いて私も音読。

数回繰り返した後に、今度は自分一人で発音。

そして、アメリカ英語になりやすい単語だけを選んでもらい、今度はそれを集中的に先生に続いて発音。

Interpreters:

単語の一番後ろに来るRを舌を巻いてしまうと米語っぽく聞こえるので、もっと短く舌を巻かずに終わらせる。

Audition:

Auの音があーに近い音では米語っぽく聞こえるので、もっとおーに近いのどの奥から出す音にする。

Both:

thは舌を前歯で挟むよりももっとツに近く、ボウツに近い音にする。

Uplink/downlink:

kは米語よりももっと「くっ」と息をしっかりはいて破裂音にする。

という特徴を整理して、自分の発音も含めて録音した授業を繰り返し聞いて違いを理解し、何度も練習してオーディションに望みました。

発音を良くしたい方は、是非、このシャドーイング、分解、分析、録音、反復というやり方で矯正していくと良いですよ。

インド英語以外にもイギリス英語もこれとほぼ同じやり方でマスターしました。

いかがでしたか?

次回もお楽しみに。

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記事を書いた人

小熊弥生

同時通訳者。ビジネスシーンを中心に活躍し、数百億円規模の商談に多数関わってきた。アンソニー・ロビンズ(世界的ベストセラー作家)やノーベル物理学賞受賞者の来日講演、F1ドライバー(ヤルノ・トゥルーリー)の取材、アメリカ最大のプロレス団体WWEの来日記者会見など、数々のイベントでも通訳をつとめる。 短大入学時点では、英語力は平均以下だった(英検四級、TOEIC280点)。それが独自の勉強法を駆使した結果、3年後には通訳デビューを果たす。フジテレビ番組『世界衝撃映像社』に、「通訳」としてレギュラー出演。

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