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映画スラムダンクの余波

ハイキャリア編集部

拝啓!通訳・翻訳者の皆様へ

本日は翻訳部・松本(38)よりお伝えします。

私はバスケが大好きで、月1で友人が主催しているバスケの集まりに参加しています。

この月1バスケには、現役大学生も参加していますが、体力的にもスキル的にもまだまだ若いメンバーにもついていけるな、と感じているので、今後も参加して、出来る限り長くバスケを続けていきたいです。そんな思いで、今月のバスケに参加してきました。

しかし、現在公開中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』の余波で困ったことが、起きています…。

それは、スラムダンクを観た人達のバスケ熱が5割増しになっていること。

この日、大学生たちは楽しそうに「いつ、もう一度見に行くか」「どのシーンが一番かっこいいか」を話していました。今の10代、20代にもスラムダンクは人気なんですね。さすが不朽の名作です。

そしてそのスラムダンクの影響か、彼らのプレーが先月とまるで違う…!!!!
先月はウォーミングアップでは、ダラダラとふざけ合っていましたが、今月は入念にシュート練習をしている!
プレー中の目力が違う!明らかに全集中している!
前はミスしたら、お互いをからかいあっていたのに、今はお互いの連携意識を確認して、反省して、次に活かそうとしている!

確実にギアが3段階ぐらい上がっている。全てのプレーの精度が高くなっている。もともとの実力をいかんなく発揮してきている。とにかくずっと走り回る体力。強いフィジカル。追いつけない、振り抜けない…。

そして、何より辛かったのが、この大学生メンバー達のエースとのマッチアップ。私はディフェンスには自信があって、前回は彼をそこそこ止めていたのですが、今回は全く歯が立たない。

スピードが別次元。宮城リョータが乗り移ったかのような一歩目の爆発力。二歩目で完全に置いていかれる。フェイクやタイミングの駆け引きが絶妙。動きの予測が立てられない。逆に自分のディフェンダーとしての癖や弱点を見抜かれている気がする…。点を取られる気しかしない…!

こういう時のディフェンダーとしての対処法は1つしかありません。相手がケガをしない程度に「強めにファウルすること」です。気持ちよくシュートを決めさせて、これ以上波に乗せないために、ファウルでいったん流れを切り、相手のリズムを崩します。バスケでは常套手段です。パワーのある相手を止めるには、こちらもそれなりのパワーを要し、体力を削られますが、背に腹は代えられない。

ズバッ!来た!は、速い!!ファウルしないと!その時、自分の脳裏で一つの考えが浮かんだのです…

 

 

 

「明日、ゴルフだから筋肉痛になるの嫌だなぁ」

 

 

 

相手は楽々シュートを決めました。

バスケする資格なしです。そろそろ引退かな…。

 

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ハイキャリア編集部

テンナイン・コミュニケーション編集部です。
通訳、翻訳、英語教育に関する記事を幅広く発信していきます。

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