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哲学について

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

高校の時に「哲学」の時間が大好きでした。
それは哲学が好きというより、その先生に憧れていたからです。色白で、いつも少し神経質そうな顔をした線の細い先生でした。その先生と話しをしたくて、今から思えば全く何を書いているかよく分からないような難しい本を読んでは色々先生に質問していました。

先日読んだ日経の記事で「中年からの哲学」池田明子さんに聞くというコラムを興味深く読みました。高校以来哲学には全く縁がなく生活してきたからです。

哲学というと難しいというイメージがどうしても先行してしまいますが、池田氏は「当たり前のことを不思議と思う。それが哲学」だと語っています。考えること=哲学だ認識したら、哲学って少し身近に感じますよね。

でもフッと立ち止まっていると、私達は忙しいとか、面倒くさい、何のためにはならないとなど、言い訳しながら、考えることをあまりしなくなっているのではないでしょうか?

年末年始のお休みの間、少し哲学してみようかなと思いました。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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