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風を見た日

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

GW後半も日帰りでハイキングに行きました。箱根の芦ノ湖です。
早朝小田急線で箱根湯本まで行き、そこからバスで芦ノ湖まで、ロープウェイで駒ケ岳まで登りました。

駒ケ岳から芦ノ湖を見下ろした写真です。

お弁当はぐちゃぐちゃになってしまいましたが、山の上で食べるのは格別美味しいです。

GWは道が混んでいて、山頂に着いたのが14時過ぎ、それに立っているのがやっとというぐらい強い風です。
ここから早雲山まで歩こうと思っていましたが、風が強すぎてロープウェイもいつ止まるかわからない状態だったので断念しました。無理をして怪我でもしたら、本当にみんなに迷惑をかけてしまいます。

30分ぐらい歩いて、すぐに山を降りて芦ノ湖の周りを散歩しました。

芦ノ湖の近くに箱根プリンスホテルがあります。
そこの中庭の芝に寝転がって、空を仰ぎました。

あれはまだ小学生だった頃、
初めて両親に田舎のゴルフ場に連れて行ってもらったときのことです。
鮮やかなグリーンの芝の上を、いくつもの影が走っていました。最初は何の影なのかわからなかったのですが、空を見上げると雲が風に流されていて、その時はじめて雲が風に流されるんだと知りました。

そんなことを思い出していました。
つかの間の小旅行でしたが、本当にリラックスできました。
充電は十分しましたので、また今日からがんばりたいと思います。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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