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いよいよ終盤

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 先週は体調が悪いうえに、試験やらPresentationやらでどうなることか、と危ぶまれましたが、なんとか無事に乗り越えることができました。土曜日には「あれ?」というぐらい肋骨部分の痛みもなくなって、すっかり元気に。どうやら痛みの原因はストレスだったようです。どうもプレッシャーに弱い私。
 あとはTranslation TheoriesのAssignmentだけになったので、昨日は気分転換に、ほったらかしだった庭の草抜きに2時間費やしました。そして今日(水曜日)は、School of Asian StudiesのGraduate Conferenceで学校に行ってきました。Graduate Conferenceというのは、学部、Master、PhDのそれぞれの学生が自分たちの成果を発表するもの。実際の発表のリハーサルになると同時に、来年以降の進路を考えている学生たちが自由に見て、「こんな勉強をしているのか」と理解するために出席するそうです。私はそんなことも知らずに、ただ、日本語専攻の2人のクラスメイトが「発表するから見に来てね」と誘ってくれたので、お気軽に行ったのでした。
 このConferenceでは、一人20分ほどの持ち時間でパワーポイントを使って、これまでの研究成果を発表していき、質疑応答になります。本人が答えられない質問には、その学生のSupervisorがフォローします。なんだかとってもAcademicな世界でした。クラスメイトの2人は、それぞれ翻訳理論を取り入れて、日本語の作品についてオリジナリティのある内容を発表していました。
 個人的には、中国人の学生による「Re/thinking Japanese adolescent literature」が「そうか、確かにこの分野は日本独特かも」と気づかせてくれておもしろかったです。
 そんなアカデミックな世界とも、もうすぐお別れ。なんだかもっと、すっきりと、「やったー、これで終わりダー」という気持ちになるのかと思っていたら、さにあらず。なんだか妙に寂しく思う自分にびっくり。
 でもとにかく、今は最後のAssignmentの仕上げに取りかからねば。と自分を励ましているところです。

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みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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