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ホリデイ終了

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 日本からNZに戻ってきました。出発前より少し暖かくなって、春らしさが増していましたが、それでも出発前の日本よりは肌寒い感じです。
 日本では最後の日に、ようやく金木犀の香りをかぐことができました。「今年は暑かったから、無理なのかなあ」と残念に思っていたのですが、最終日の朝、窓を開けたとたん、ふわっと香ってきたのです。こちらでは、金木犀を見ることがないので、なんだか妙にうれしかったです。
 帰国当日は、出発ぎりぎりまで、持って帰りたい食料品や船便で送る本などの荷作りに追われ、ばたばたとしながら、名残惜しく実家の家族と別れ、無事に搭乗手続きを終えることができました。
 ところが手荷物検査の際に、なんと、機内持ち込みのカバンからごま油の瓶が出てきてしまったのです。なぜに!? 液体がだめなことはとっくに分かっていて、歯磨き粉やハンドクリームはちゃんと別の袋に入れたほどだったのに、なぜに、なぜに、私のカバンから、ごま油が出てくるのか!!!
 もちろん、有無をいわさず没収でした(係りの人は申し訳なさそうだったけれど)。こちらでも中国産のごま油は簡単に購入できるのですが、なるべく日本産を使いたいなあと思って、わざわざ買ったものでした。たぶん、荷作り開始直後に、できるだけ重いものを持ち込んで、トランクを軽くしようとして、麺つゆなんかを手荷物に入れようとして、「いやいや、こういうのは今年から、機内持ち込みできないんだった」と思い返して、詰め直した時に、残っていたものと思われます。
 やれやれ。なんだか情けなくて、悲しい気持ちをちょっと引きずってしまいました。まあ、たかが、ごま油なのですが、されど、わざわざ日本で購入したごま油なもので。
 そして、家に帰ってみると、ウサギのCandyがぐれていました。留守中は人に面倒を見てもらっていたのですが、やはりどうしても、いつものように遊んではもらえないので、かなりストレスがたまっていたようです。かじった跡があちこちにある、ソファが待ち構えていました。翌日、さっそく、別の生地を使って、繕いました。やれやれ。
 本当は草ぼうぼうの花壇の草抜きや無残に枯れてしまったレモンの鉢などを片付けたりもしないといけないのですが、そろそろ仕事に復帰です。お陰さまで、本当にリフレッシュできました。また気持ちも新たに、がんばろー。

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みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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