BLOG&NEWS

Farewell B767 & Thank You

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

私が娘と初めてニュージーランドの地を踏んだのは、2001年5月のこと。すでに先に渡って、仕事を始めていた夫に会いに行った時のことでした。その時に乗った飛行機がB767。あと少しでオークランド、というところで機体がかなり揺れて、娘は吐いてしまいました。あー、大変だった。

それから何回か、里帰りのたびにお世話になったB767の最後の2機がこのたび、ニュージーランド航空を引退しました。

4月1日にシドニーからの最後の飛行を終えて、4 月2日に、オークランド空港で、「Farewell B767 & Thank You」イベントが開催され、ニュージーランド航空に勤める友人に誘ってもらって、家族3人で参加してきました。

20170423-1.jpg
始めに機長さんから、B767の1985年からこれまでの33年間の活躍ぶりの説明があった後、バスに乗り込んで、普段は見れない整備場まで連れていってもらいました(乗車時間はほんの数分)。

20170423-2.jpg
なんだか一つひとつが目新しく、大人の社会見学という感じ。

20170423_3.jpg
これがB767。ロゴの色合いが懐かしいなー。

20170423-4.jpg
機内を思い思いに見学。この写真はたまたま人が少ないですが、実際はあちこちで、わいわいと写真を撮影していました。

20170423-7.jpg
これは機内食を準備するコーナー。ほかにも、クルーの仮眠室などを見ることができましたが、入れ替わり、立ち代わり人が出入りするので、写真を撮ることができませんでした。なにしろ狭いです。

20170423-5.jpg

コックピット。機械音痴の私には、なにがなんだか。

20170423-6.jpg

降りた後も、エンジンの中で記念撮影をしたり、普段は見ることがないアングルから撮影を楽しみました。

飛行機に詳しいわけではありませんが、2001年に移住してから、何度もお世話になった飛行機だったので、設備になつかしさを感じ、家族で楽しんだイベントでした。私たちを招いてくれた友人は、本当にこの飛行機を懐かしそうに、しみじみと、そして少し寂しそうに見ていて、そのまなざしが心に残りました。

この機体は、たしか東欧のどこかの国で、第二の人生を始めるそうです。さよなら、B767! ありがとう!

Written by

記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

END