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モロッコ

通訳・翻訳者リレーブログ

何年か前から姉と旅行をするようになりました。歳をとってからは行きたくない所は今のうちに行っておく、世界遺産を見たい、美味しいものが食べたい、ありきたりのところは後回しにする等、身勝手な条件を列挙し、毎年行き先を決めているのですが、今年はモロッコになりました。アメリカの高校にいた時、フランス人の親友から聞いていたモロッコやチュニジアの話が、突然頭に浮かんだ事も決め手になった理由のひとつ。タイに行けば象、エジプトに行けばらくだと必ず動物にのりたがる姉もサハラでらくだに乗れれば満足かなとも思いました。カサブランカで英語のできるドライバーさんに出迎えられ、マラケシュ、ワルザザード、エルフォード、フェズ、ラバトと全工程をミニバンで移動、9日間の旅でした。モロッコはカサブランカを始めアラビアのローレンス、グラディエーター、ハムナプトラ等、多くの映画が撮影されていますが、あまり日本では話題にはなっていない気がします。でも皆さん、モロッコは本当に本当に魅力的な国です。田園地帯の景色は勿論のこと、渓谷あり砂漠あり勿論海もあり非常に美しい国です。私が特に気に入ったのがメディナ(旧市街)にあるスーク。モロッコは国土は大変広大なのにもかかわらずなぜかスークの中に何千と迷路のようにめぐらされた路地は荷物を背負ったロバがやっと行き来できるくらいの狭さです。路地の両側には衣料品、香辛料、肉、バブーシュと呼ばれる革スリッパ、真鍮製品、銀製品など生活に必要なものは全部並んでいます。人が大勢集まった時に必要な巨大な鍋を貸し出す店、お嫁さんを運ぶ婚礼用の台、まるでアラビアンナイトの世界に引き込まれたようでした。極めつけはその狭い路地の角になぜか座っているジュラバ(フード付きの長い上衣)を着ているおじいさん。そのままの姿でハリウッド映画に出演できそうな人があっちにもこっちにも。もう本当にたまらないほど興奮します。(でもあの迷路は絶対自力では脱出できなと思いますが。)絶対お勧めです。

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記事を書いた人

大学在学中に通訳デビュー。外資系企業勤務を経て、フリーランス通訳者に。会議はもちろん、音楽、舞台、映画などの分野でもひっぱりだこ。クライアントからの指名率も高い。

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