ENGLISH LEARNING

”My job is…”はNG!

ハイキャリア編集部

通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語

○月○日、人事部の社員Aさんは新しく部署に加わった外国人スタッフに自分の担当業務について説明していました。
しかしその時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
My job is to recruit new graduates.
(私の仕事は新卒採用です。)
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自分の担当業務を説明する時、つい「私の仕事は〜/My job is~」と 言いたくなりますが、これはとても直訳調の英語で、あまりネイティブは言いません。「my job」は具体的な業務内容よりも、「任務」や「役目」を表す時に使われます。

例:It’s my job to support your communication.
(皆さんのコミュニケーションのお手伝いするのが私の役目です)

◆オススメ英語◆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
My tasks involve/include recruiting new graduates.
(私の担当業務は新卒採用などです。)
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≪ポイント解説≫
担当業務について話す場合は「My tasks involve/include」や「My responsibilities involve/include」という表現がネイティブもよく使うので、オススメです。また、一時的なタスクやプロジェクトに対しては「be working on」が使えます。

例:I’m working on the market research.
(私は今、市場調査を担当しています。)

「in charge of」や「be responsible for」という表現も使えますが、その業務に関する全ての権限を持っていというニュアンスですので、主語はOur team / Our department とする必要があります。

例:Our team is in charge of planning new sales promotion.
(私のチームは新しい販促活動の企画を担当しています。)

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ハイキャリア編集部

テンナイン・コミュニケーション編集部です。
通訳、翻訳、英語教育に関する記事を幅広く発信していきます。

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