ENGLISH LEARNING

「ヒアリング」に”hearing”はNG!

ハイキャリア編集部

通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語

○月○日、システム開発部門に勤めるSさんは、新規クライアント向けの開発プロジェクトについて部署内でミーティングを行っていました。プロジェクトの進め方について説明をしていたところ、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥+
We will do hearing of the client’s business and IT issues.
(まずは先方の経営上の課題やITの課題についてヒアリングを行います。)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

日本語では「相手の話を聞き、情報収集をする」という意味で「ヒアリングを行う」と使いますが、英語でhearingは「聴覚、聴力」の意味や、「起こした行動に対する理由、考え方などを説明する機会」、つまり「公聴会や公判」という意味になってしまいます。

◆オススメ英語◆‥‥‥‥‥+
We will ask the client about their business and IT issues.
(まずは先方の経営上の課題やITの課題についてヒアリングを行います。)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

≪ポイント解説≫
「情報収集をする」という意味で「聞く」と表すにはaskを使いましょう。
ask: (答えを求めて)聞く、尋ねる
例:
I want to ask my client about their opinions and their demands.
(ヒアリングをしてお客様の要望をうまく聞き出したいです。)

 

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ハイキャリア編集部

テンナイン・コミュニケーション編集部です。
通訳、翻訳、英語教育に関する記事を幅広く発信していきます。

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