INTERPRETATION

第8回 Geeking out

木内裕也

Bazinga!

 今週の表現はGeeking out。Geekというのはややマイナスのイメージがある単語です。日本でもアメリカでも、暗い部屋の中でメガネをかけてコンピュータに向かっている姿や、人と話すのは苦手ですが、何時間も難しい本を読んでばかりいる人々が、ちょっとした笑いの種になったりします。良く言えば、勤勉、勉強家。しかし真面目君であることは、必ずしもクラスの人気者とは言えません。しかし最近ではそんなGeekと呼ばれる人々がITの世界やSocial Mediaの世界で成功を収め、またGeekと呼ばれる理系の人々が文系の人々よりも就職が良いこともあって、プラスのイメージがGeekについてもいます。日本では一部での放送に限られているようですが、The Big Bang Theoryというコメディー番組ではGeekの4人組が主人公になっています。そんなGeekが熱心にPet subject(大好きな話題)について語っている時、He is geeking out!といいます。Geek outとは、つまり周りの雰囲気も気にせず(例え周囲の人が退屈していても)、難しい話題を熱心に語ること。私の研究者の友人などは、良くGeek outしています。先日も友人の結婚式に出席した際、友人が自らの研究内容を熱く語っていました。それを見た別に人が、Geek outという表現を使っていました。Geekに似た単語にNerdというものもあります。その複数形のNerdsは、アメリカで有名なお菓子の名前でもあります。

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木内裕也

フリーランス会議・放送通訳者。長野オリンピックでの語学ボランティア経験をきっかけに通訳者を目指す。大学2年次に同時通訳デビュー、卒業後はフリーランス会議・放送通訳者として活躍。上智大学にて通訳講座の教鞭を執った後、ミシガン州立大学(MSU)にて研究の傍らMSU学部レベルの授業を担当、2009年5月に博士号を取得。翻訳書籍に、「24時間全部幸福にしよう」、「今日を始める160の名言」、「組織を救うモティベイター・マネジメント」、「マイ・ドリーム- バラク・オバマ自伝」がある。アメリカサッカープロリーグ審判員、救急救命士資格保持。

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