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『英語が会社の公用語になる日』執筆秘話2

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

本を書くのはとても孤独な作業でした。
モティベーションをキープするのが一番大変でした。

「こんなの書いて、面白いのだろうか?誰が読んでくれるんだろ?もっといい文章がなぜ書けないんだろ?」こんな自問自答が頭の中をぐるぐる回ります。

私はモティベーションを高めるため、ホットヨガによく通いました。土日はまず朝ホットヨガに行って、それから近くの喫茶店で書いて、また疲れたらホットヨガに行くというサイクルです。

上手く気分転換をすることによって、いつも新しい気持ちでパソコンに向かいました。

もう一つは、ログを取りました。

1時間に何文字ぐらい書けるのか、1時間ごとに記録しました。調子のいい時は1時間に800文字、調子が悪い時は1時間に500文字ぐらいです。小説なので途中で話しが膨らんだり、話がそれたりするのですが、そうなるとまた前に戻って書きなおしをします。

書きなおしも入れるとトータル15万字以上書いたと思います。

また複線の貼り方とか、小道具の使い方なども、シナリオで勉強したことを思い出しながら書きました。

出版社の編集者の方もかなり励ましてくれました。

もうすぐ無事責了を迎えられそうです。執筆の途中、仕事の対応がどうしても遅くなってしまい、スタッフには本当にフォローしてもらいました。(ありがとう!)

大変でしたが、これからも機会があったらまた書きたいと思います。

Written by

記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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