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捨てるための知恵

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

先日新聞で「捨てるための知恵」というコラムを読みました。

私の家にも「捨てればいいのは分かっているけど、捨てられないもの」がたくさんあります。結構私は捨てられないタイプです。

年末の大掃除の前に頭が痛いです。

このコラムにはなぜものが捨てられないのか?という理由の一つに、「物には思い出が残っているからだ」と説明してありました。

確かに「○年間に行った海外で買ったキャンドルホルダー」とか、「友達にもらった○○」とか、一つ、一つ物には物語があります。

そういう場合は、写真を撮ってお別れの儀式をしてから捨てるといいとアドバイスが書いてありました。物は捨てても、思い出は写真と一緒に残るということですね。

でも今日も5年前のコートと3年前の冬に買った靴を履いています。「いつか使うから」とか「間違って大事なものまで捨ててしまったらどうしよう」と心配するあまりなかなか捨てられなくて、物が散乱してしまうんですね。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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