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ありえない・・・

さるるん@ロシア

通訳・翻訳者リレーブログ

うちの隣に建設中の高級マンション。一年前に基礎工事が始まり、外装が終わって、今は内装作業中。

マンション前に「見学受付中」みたいな看板が出ていたので、昨日ダンナと見に行きました。モデルルームの公開かと思っていたら、通された部屋には模型とパンフレットがあるのみ。見たければ工事中の部屋を見てもいいと言われましたが、それは遠慮して、担当者の説明を聞いて帰ってきました。

実は、このマンション、一年前に建設反対の抗議集会があったのですが、その反対理由というのが・・・
 「建設予定地の地下に1950年代に核廃棄物が埋められた可能性があり、環境アセスメントを行うように要求しているのに、何もしないまま建設しようとしている」

それを聞いたときの私の反応は・・・
 「ありえな〜い!
ホントに核廃棄物が埋まっているのなら、
工事に関係なく、すでに放射能の影響が出ているのでは?
ここは住宅街(1950年代には「郊外」だったと思うけど)。
人がたくさん住んでいるのに大丈夫なの?

そっとしておけば大丈夫で、
掘削でコンクリートなり、ドラム缶なりにぶつかったら
放射能が漏れだすとでも?

これって建設反対のためのでっちあげだよね?
だけど、1950年代のソ連のことだから、ないとは言えない?」

昨日、担当者にこの話の真偽を質したところ・・・
 「政府機関から検査員が来て放射能レベルを測定したところ、基準以下だった。自分たちも、いろいろな場所で測定してみたが、基準以下だった。だから大丈夫。」

核廃棄物が埋まっているかどうかには、一切言及なし。
それって、やっぱり埋まっているってことですか???

ちなみに、マンションのお値段は、
3DK、96平米で約7,500万円だそうです。

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記事を書いた人

さるるん@ロシア

米系銀行勤務後、米国留学中にロシア人の夫と結婚。一児の母。我が子には日露バイリンガルになってほしいというのが夫婦の願い。そのために日本とロシアを数年おきに行き来することに。現在、ロシア在住、金融・ビジネス分野を中心としたフリーランス翻訳者(英語)。

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