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Renovation

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

2019年もはや10日以上があっという間に過ぎました。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、我が家は昨年、家のリノベーションに取り組みました。我が家は1938年に建てられた、農場の小さな家でした。それが、農場の土地が切り売りされて住宅地となり、まさに、絵本の「ちいさいおうち」そのものの変遷となっています(何十年後かにはビルに囲まれちゃう?)。

ペンキは塗り替えられたりして、きれいに手入れはされているけれど、最後のリノベーションが1990年代なので(家の登記書類でいつ改築されたかなどの情報が分かる)、私たちが購入した2010年には、キッチンやバスルームが古臭くなっていました。

そこで、一昨年あたりからレイアウト変更を含めた全面リノベーションを本格的に考え始め、昨年1月のリノベーション会社との顔合わせのミーティングからプランニング、キッチンなどの取り壊し、工事、役所の何回かの検査、とほぼ一年かかる工程が終了しました。

そして年末に、ご近所さんや親しい人を招いて、披露パーティを開催することができました。パーティには、お世話になったリノベーション会社のプロジェクトマネージャーさん、そして大工さんチームにも来てもらいました。リーダーの大工さんに、「クライアントのパーティに招いてもらうなんて初めてだ」と、とても喜んでもらえてました(私と夫としては、来てもらって当然と思っていたのですが)。

このリノベーションを一言で言うと、いろいろとトラブルがありました(英語で言うと、「There were many dramas」)。そして、この1年を振り返って実感するのは、「家って、いろいろな人に支えてもらって完成するんだなー」ということ。工事中ずっと家に住んでいたので(費用節約の面に加えて、犬がいて工事中の別住居を見つけるのが難しかった)、大変であることは予想はしていたけれど、予想以上に大変な生活でした。でも、トラブルや変更の発生時点で、オーナーが決めなければならないことを話し合えたし、工程の一つひとつを目にして理解できたので、いい経験になりました。

そして、費用と時間の節約のために、自分たちでできる作業は、自分たちで取り組みました。そのうちの一つが、私の仕事部屋の壁紙張りです。

Feature wallとして、一面だけどーんと存在感のある壁紙を貼ることにしました。

作業は娘に手伝ってもらいました。壁に糊を塗って、壁紙を貼りつけていきます。桜の枝の模様が複雑で、柄合わせがなかなか難しかったです。イギリスの壁紙ですが、ちょっと和風な感じで、とても気に入っています。

なんとか完成! これは今日撮影した写真です。好きなものばっかりを集めた、私のお気に入りの仕事部屋となりました。

今年から、この部屋で仕事にいそしみます!

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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