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トラブル発生!

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 先週はメールに関連してトラブルが発生しました。メールを受信できないのです。しかも、まったく受信できないのではなく、受信できたり、できなかったり、という不安定な状態。メールの送信やウェブの閲覧には問題がなかったので、おそらくプロバイダー側の受信トラブルだろうと推測されました。
 使っているプロバイダーは、NZ最大手の電話会社、TelecomのXtraというサービスです。そういえば7月に、「メールが受信できないトラブルが発生したので、1日あたり数ドルを返金します」というメッセージが来ていたことが記憶によみがえりました(このときは私には影響がなかった)。そのトラブルが再発したのかも、と思い、Xtraに問い合わせてみました。
 すると、驚愕の事実! XtraがYahooと合併して新たに作ったプロバイダーサービスによって、受け取ったメールがSpamメールに勝手に分類されているので、Webからソフトをダウンロードして、その制御を解除せよ、というのです。
 そんなこと頼んでないって、余分なソフトを入れたくないって、と思ったのですが、背に腹は変えられません。ソフトをダウンロードして、ユーザー登録して、自分のアカウント管理画面にアクセスして、スパムの設定を解除して、ようやく何十通かのたまっていたメールを見ることができたのでした。
 これは私だけに起きたトラブルではなく、新聞記事にもなるほどの大規模な現象でした。この記事によると、Xtraのメールアカウントをビジネスとして使うことは、もはやマイナスのイメージでしかないのでやめた方がいい、とのことでした。
 いや、ほんとに、日本のNTTがこんな失敗をしでかしたら、どうなることなのでしょうか。NZの仕事の完成度って、ほんとに日本と次元が違うなあと思います。
 とりあえず、一難は去りましたが、今後も何が起きるか分からないのがNZのネット環境です。ほかのプロバイダーに切り替えるとしても、また別のトラブルが起きるかもしれないと、二の足を踏んでしまいます。そう思って、仕方なくTelecomを使っている人がNZには多いはず。
 PCを立ち上げるたびに、「無事につながりますように」と祈り、「つながってくれてありがとう」と感謝する日々を送っております。

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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