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家族忘年会

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 12月は、私の誕生日と娘の誕生日、さらに家族忘年会を兼ねて、毎年、ちょっとはりこんだレストランで食事ををすることにしています。今年は、Peter Gordon氏が新しく8月にオープンさせたThe Sugar Clubに行ってきました。Gordon氏はニュージーランド航空ビジネスクラスの食事の監修をしたりして、NZでとっても有名なやり手シェフの1人で、彼の料理の特徴は、一言で言うと、西洋と東洋の融合です。夫が先日、出張で乗った飛行機の食事が大変おいしかったそうで、期待も募ります。超人気店ということで週末のディナーの予約は取れず(4カ月先まで詰まっているとのこと)、ランチとなりました。
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スカイタワーの最上階なので、眺めがとってもいいです。

 The Sugar Clubのメニューの選び方はちょっと変わっていて、料理のサイズが小さくて、料金はお皿の数で決まること。1皿だったらいくら、2皿だったらいくら、3皿だったらいくら、というふうになっていて、自分で組み合わせを考えることができるのです。いつも、前菜とメインでおなかいっぱいになって、デザートに辿り着くことがほとんどなかったので、これはいいかも。

 お腹がぺこぺこだった私たちは、まずはそれぞれ、3皿を注文。デザートはその3皿が終わった時点で考えることに。ちなみに私はラクサ、タコ、鴨の3皿にしました。ラクサはうーん、これだったら近所のマレーシア料理のお店の方がおいしい、という感じ。タコは、ほのかに柚子の香りがして、和食の雰囲気ですが、これもおでんのタコの方がおいしい、という感じ。ただ、最後の鴨は、しっとりとして、肉の旨みが引き出されていて、満足でした。
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鴨は絶妙の味加減でした。

 続いて娘と私はデザートを注文(夫はコーヒーのみ)。チャレンジャーの私は、「チョコレートアイスとピーナッツクリーム エノキ添え」に挑戦。最初にメニューを見た時に、「Enoki」という文字に目を疑い、そして、いったいエノキがどうやってデザートとして出るのか興味しんしんとなってしまったのです。

 じゃーん。
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大失敗。エノキの存在意義は何なのでしょうか?
これだったら、素直にストロベリーチーズケーキにすれば良かった。しくしく。だいたい私は、そんなにピーナッツクリームが好きじゃないんだった。ということで、半分以上、残したのでした。ちなみに娘のアイスクリームはとってもおいしそうでした。

でも、まあ、結論としては、のんびりと風景を楽しみながら、あれこれとおしゃべりをしながら、優雅に時間を過ごせたので、良かったですよ。とってもフレンドリーで、カジュアルな雰囲気のお店なので、もしオークランドにご旅行の際は気が向いたらどうぞ。日本ではまず味わえない、アジアの雰囲気を取り入れた、ニュージーランドの素材を使った、個性的な西洋料理が味わえて、旅行気分も盛り上がること間違いなし(ほめているのだか、けなしているのだか、我ながらよく分からない)。

The Sugar Club

Level 53, Sky Tower

Cnr of Federal and Victoria Streets, Auckland

 

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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