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一泊旅行でリフレッシュ

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 ニュージーランドの学校は、ただいま2週間の秋休み中。ということで、我が家も週末に、一泊旅行に出かけてきました。

 宿泊するのはRotorua。この街については以前のブログで書いたことがありますが、私が住むオークランドからは車で3時間ほどのニュージーランド随一の温泉地です。

 以前のブログの後にも、Rotoruaには何度か訪れていますが、今回は、その途中の街、MatamataにあるHOBBITONをご紹介します。ここは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」3部作と新作「ホビット」シリーズで使われたホビット村撮影地跡です(ニュージーランド観光局サイトはこちら)。

 大ヒットした「ロード・オブ・ザ・リング」が公開されてからもうだいぶたつので、さびれているのかも、と思っていたら、なんの、なんの、30分おきに出るツアーは、週末だったということもあるでしょうが、満席に近い大盛況ぶりでした。我が家は車で直接HOBBITONに向かいましたが、Matamataの街からツアーバスが出ています。

 まずは受付とカフェがある入り口からバスに5分ほど乗って、牧場地帯のど真ん中にあるロケ地に向かいます。周囲はファームが取り囲んでいるので、すぐ横では羊が草をはんでいます。バスから降りたら、ガイドさんの誘導に従ってぐるっとホビットたちの村を歩きます。私たちが訪れた時は快晴でしたが、それでも足場の悪いところがあったので、歩きやすい、汚れてもいい靴がお勧めです。

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ホビットたちのかわいらしい家が40軒ほど、並んでいます。

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洗濯物が干してあったりして、なんだか本当にホビットたちが住んでいるかのようです。

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広大なロケ地。電線が見当たらないのはCGではありません。
大掛かりな整地作業には、ニュージーランド陸軍が協力したとのこと。

 散策の後は、Green Dragonという居酒屋で、アップルサイダーかジンジャービアが振舞われました。名前が紛らわしいですが、アップルサイダーはアルコール入りで、ジンジャービアがノンアルコールなので、お気をつけください。

 帰りは再びバスに乗り込んで、出発地点へ。トータル2時間の魔法の国への旅でした(大人は一人75ドル)。細かいところまで(フェンスの汚れなど)作りこまれていて、何が本物で、何が作り物なのか、分からなくなってくるという、不思議な気持ちになりました。映画を見た人だったら、なかなか楽しめると思います。

 

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みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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