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謹賀新年

パンの笛

通訳・翻訳者リレーブログ

 皆様、明けましておめでとうございます。今年は元旦のリレーブログを担当できるなんて、2008年も幸先のいいスタートを切れて嬉しい限りです。さて、私は今年の年末年始をタイのチェンマイで過ごしています。年末の目の回りそうな日々から一気に、リゾート満開の地へ行くのはなんとも不思議な感覚です。実は、年末の時点で仕事を完了した後にあまりにも気が緩みすぎて、最後の最後で風邪をひいてしまいました。普段は気合で風邪を跳ね除けていても、差し迫る仕事がなくなるとこうまでも簡単に風邪を引くものなのか、とちょっと自分でもビックリでした。
 さて、2007年は完全在宅翻訳者になってから二年目に当たる年でしたが、一年目に比べて格段に仕事も日々のペースも安定し、充実した日々を過ごすことのできた年でした。お仕事も工業系のハードなものから、ジュエリーのようなソフトなものまで、色々な種類のものを経験しました。そして、本を100冊読書の目標も! ついに年末最後の最後で100冊目を読破しました。最後の本に選んだのは、レイ・ブラッドベリの『たんぽぽのお酒』。大学時代の先生でこの本にとても入れ込んでいる先生がいて、その当時に一度読んでいるはずなのですが、それからかれこれウン年経ったら、意外にもあまり内容を覚えていなくて、新鮮な感動と共に読み直すことができました。2007年の100冊読書の目標は、私にとってちょうどいい強制力になりました。普段、つい仕事の本や息抜きの本ばかり読んでしまいがちでしたが、たくさん読まなくては!と思うことで、「本当に読みたい本」にも手を出すことができました。それでも、やはり読破した冊数を気にするあまり、以前から読みたかった小説を選ぶか、それとも息抜きにぴったりの軽めの本を選ぶか、という局面になると、つい息抜きの本を数多く読む方を選んでしまったり…。2008年はこの反省を生かして、100冊読書目標を続けながら読む本の「質」も心がけていきたいと考えています。
 さぁ、今年はどんな一年になるか、今からワクワクです。お仕事もこれまで以上にいろんな世界をのぞきたいと思っていますし、合間を縫って趣味の時間もますます充実させたいですし、何よりも家族全員健康で毎日笑って過ごしたい、と思っています(ちょっと欲張り?)。今年一年も張り切ってまいりましょう!

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記事を書いた人

パンの笛

幼少時に英国に滞在。数年の会社勤めを経て、出産後の仕事復帰を機に翻訳を本格的に学習。現在はフリーランスの在宅翻訳者。お酒好きで人好き、おしゃべり好きの一児の母。

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